49 & 0/3

バースディメッセージありがとうございました。いくつになっても
嬉しいです！


★33 & 1/3 UK盤

とても綺麗でいい音で鳴っていて、This SongとかBeautiful Girl
とか寒い夜に心が暖まる。ジョージワーナーUK盤はマトで音が違う
ことはないと言われており、多分初回マトではないけど安心。
あと、ワーナーUK盤はトロッポだけ持ってないけど、クラウドナインの
UKと西ドイツがそんなに差を感じなかったので探し出しても買うのを
控えている。


★ダークホースレーベルは本当にカッコイイ

ジョージに1991年会った時、もう彼自身完全に自分というものを客観的に
理解していたと思う。一般用語では悟っていたとも言える。
でも、このアルバムを聴くと、既にジョージは33歳でイロイロ吹っ切れてる
気がする。

上手く言えないけど吹っ切れることは、それは諦めることではなく、
人生を明るくできるチャンスだと思う。しかし、吹っ切るには自身を
客観視しないとなかなかできない。その時、ジョージは自分と
My Sweet Lordとの関係をよくよく掴んだのかもしれない。

私は、まだ悟ってまではいないが、なんとかぴったりで生活が回れば
いいと思っている。ちょうど良い、バランス加減が絶妙、リミッターが
効いたという生活ができるようになりたい。

そんな49歳の目標は、１日７時間寝ることかな。普通の人より余計に
寝る分だけ長生きしよう。

一応言っておくと、酒やめたよ。もう五ヶ月。骨折はゴリゴリ。

Happy Birthday to 私

49歳。こんな生活をあと10年ちょっとすれば次男も大学卒業し、
もっとゆっくりと生きれる気がする。

前にも書いたけど、コレクターとしてはもう自分なりの立ち位置で
いい。

そしてちょっと不便な生活がいい。

技術革新の経済の中で生きていると、確かにいろいろなものが便利に
なり、ものも安くなるのでいい気もするが、さらに頭を使いスピードも
要求される。

このスピードと効率化に私は少しついていけなくなった。

なので、今、どんどん便利なものをやめている。不便なものほど面白い、
不便益というやつ。面倒くさい方がかえってゆっくり取り組める。
自分なりの工夫も可能だし、健康にも良かったりする。そして自分なりの
ペースで身の回りのこと一つ一つに取り組む事は真剣であるがゆえに
他人が何を考えているか、何をしているかに寛容になれる。
寛容、言い換えれば無関心。例えば、今は雪が降るかどうかしか興味が
ない。長男の受験があるからね。

今の収入でいいし、老後なんて心配してない。レコ売るからいいよ、
生活に困ったら。そんな年頃。

ツナ両面6U、特に針飛びのクレーム回避から、A面の6Uは
ほとんど市場に出なかった。すごいバースデープレゼント。
こころの盤。とんでもないドミント盤。

他にも調べてみたけど、A面の6Uは、B面が6U、9U、10Uとの組合せ
があり、そもそもB面の6Uもあまりないないので両面6Uが少ないようだ。

それとテストプレスに3Uがある、多分B面7Uはない。両面9U、
両面11Uも多分存在しない。

こんな風にもう集めることから整理することに。整理の過程でかけている
ものが出てきてももう要らない。

かつてこういう整理に意味がないと私を批判する奴もいた。そういう人が
いてもいい。そんな人たちは酒とスマホとSNSの中に居るから
もう接点がない。

いくつになってもハピバス To Me。人生の主役は自分。

ポールのサイン色紙に書いてあった。人生は舞台、主役はあなたと。
（ポール牧）

この男、傷モノにつき

1983年１月製造のLet It Be。逆かな、1981年３月製造。

昨日、ひたすらレコード並べ。そんな中、二度と見たくないと思い
続けたレコードを発見した。

中２か中３、お年玉で新品のLet It Beを買った。はじめて聴いている
時、A面とB面をひっくり返すのに失敗し落とした。ちょうど今くらい
の寒い時期だった。傷がすごくついてしまい、本当に泣いた。

もう二度と見たくないと思い、レコードをジャケットにしまい、
そのまま放置。日の目をみることもなく、引越しのたびにダンボールに
そのまま入れられ、一度も再生されることなく35年か36年。

でも、昨日は発見した時にちょっと盤を見てみるかと思いたち、盤を
取り出した。

あれ、これなら聴けるんじゃないかな、そう思いターンテーブルに。

ちょっとスクラッチノイズが入るけど全然大丈夫。その後、レコクリンで
磨くも全く汚れなし。しかもA面は全くの新品状態。

このレコはずっと大切にしよう。傷モノでもいい。本当に自分の分身の
ように感じる。

このレコは売っても100円がせいぜいだろうけど、ずっと私心に残るレコ。

私が死ぬ時、大切な人に引き取ってもらおう。

Made in キニー

昨日はジュリアンを整理。そんな中、初めて高卒物語のサントラを
聴いた。




1985年の初のツアーの音源をフィルラモーンがプロデュースしている
ことも同時に昨日知る。これを聴いたら、キニー製のブートが聴きた
くなり、高校生以来針落とし。




裏ジャケは間違いなくFocusからの転載で、音源はニューヨークでは
なくておそらくLA公演。でもそんなことは関係なく、むちゃくちゃ
いい音だ。

しかし、ディープな西新宿のキニーで売れるはずもなく、そのおかげで
直後の日本公演のブートLPは出ることはなかった。


権利の問題なのかヴァロッテはなかなかリマスター再発されず、
2009年、ついにライノから出たものはなんと当時のCDの余剰在庫
だった。そして、つい最近、ヴァロッテの東芝CDを持っていない
ことにも気がついた。上の２枚はビクターからの再発CDだ。

今度、ジュリアン会しますかね、でも何人来るんだ？

（いちおうMade in キニーっていう言葉は間違っていることを断って
おきます。私らが中高生の時は、海賊盤のキニー製のものをMade in
キニーと呼び、ディスカウントスーパーの◎ヂャースで売っていた
偽物系をMade in ◎ヂャーと読んでいたことを記しておきます）

今日は肩こり対策でプールに行く予定。

廉価盤で聴くジョンの魂の塊

最近、会社の事業計画と組織運営を考える際、昭和62年くらい
からの営業組織の体制、価値観、歴史などをよくよくバラしてから
あれこれパワポに資料化する。


ジョンがこのアルバムを作る際、自分の人生をよくよく棚卸ししたの
を参考にしている。これは本当。やっぱり100人組織の運営は、共通に
あるサラリーマン人生のDNAの塊をよくよく棚卸しするとやりやすい。

で、ジョンタマ、やっとマト3Uの廉価盤を入手。


評判通り、素晴らしい音だ。一昨年、パリの中古屋さんで拾った
UKマト1Uより高音の伸びがあり、目鼻立ちがはっきりしている。


ポールのライブの前にパリで拾ったUKマト1U

マト1Uはむちゃくちゃ力強いしラウド。廉価盤の3Uは、ちょっとだけ
小粒になったがそのぶんステレオ感抜群に。

その後、再発盤を。


音はすごく綺麗でラウド。でもやっぱりラウド過ぎるのかUK盤と
比べてステレオ感がなく、これがキレがないという印象になってし
まった。再発盤アナログとの付き合いは今月から来月に出るリンゴと
悪指で判断する。

Driving Rainな時代

大好きな駄盤。なんてイイ駄盤なんだろう。
私的には名盤だ。ポールのベースが唸り、何よりもポールが他人任せに
せず、何かにこだわった感がある。

でも、私的名盤と思うようになるまでには色々あった。

このアルバムを買ったのは親友のお父様の葬儀の後だ。車での帰り道、
川口のダイヤモンドシティのHMVで。2011年11月、寒い雨の夕暮れ。

もうビートルズをほとんど聴いていなかった。でも発売日から数日しか
たっていないポールのアルバムを買った。
買うときに嫌な予感がした。暗いジャケ。全く売れてなさそうな雰囲気。

案の定、カーステレオからかかる曲は、辛うじてLonley Roadはかっこ
よかったけど、その後はズッコケだ。あの娘におせっかい、Jetみたい
なキラキラ曲なんかなかった。

もう２度と聴かないだろうってそのまま棚に。

ジョージが死にそうだって聞いたのはその翌週末。でも分かっていた。
その年の夏に、名古屋に出張に行っていた時にジョージの具合が相当
悪いって聞いてたから。

静かに私のビートルズが終わろうとしていたのに、

それなのに、Driving USAツアーが発表に。

その後のポールの快進撃はやっぱりかっこいいしスゴイと思う。

この頃、二度目の転職活動。迷った挙句に結局残留し子会社から本体会社
に復帰した。復帰先はプライドも過去の経験も一切無視された職場。
必死に働きながら、またビートルズを聴き直し始め、またポールの
ライブに通い出すうちにDriving Rainが無性にカッコよくなった次第。

Driving Rainはポールが下手に周囲や流行りに振り回されずに、作った
駄盤。この開き直り感と、その後の外に出て行くパワーがシビれる。

デアゴ盤の限界

何かと話題になっていたデアゴ盤もHelpあたりからぱたっと騒がれ
なくなった。そんな中、アンソロが楽しみなちょっと変な私は
購読継続。

最新盤のFor Saleの品質チェック。これも問題なし。音もいいと思う。
が、UK初盤と聴き比べたらやっぱり限界を感じた。




デジタル時代のエンジニアは、コンプをかける力量が昔のエンジニア
と違うのかな。オリジナル盤は決してラウドだけでない音の良さ。

デアゴ盤の限界は、マスターテープの劣化うんぬんもあるんだろうけど、
カッティングエンジニアのコンプのかけ方の違いに起因しているのでは。

コンプは、やはりいまいまの人にとってその理屈が理解しづらい。
この辺りは別途。

厭世にならない

雪で大変な２日間。受験生が駅にいて可哀想だったけど。

転ばないように、骨折からやっと立ち直ったばかりなので、
ひたすらそれだけ。


ベネズエラからパイプスのカスタムレーベル盤が届く。
送料込み1500円という捨値だったが、住所の番地記載が
なくひと月以上かかり今頃の着となった。コイコイさんには
もちろん報告済み！

厭世にならない。思い切って今の世情を無視してみる。雪に怒っても、
雪で振り回されている人に苛ついてもなにもならん。

ましてやツイッターで毒吐きしてもね。のんびり行こうよ。

これから暖かくなっていく。花粉症もなんとかなりそうだし、
嬉しいな。

Chaos And Creation....

Chaosが出てから13年。久々に聴いてみた。
アナログで聴くのは初めて。


この心のヒリヒリ感は、きっとポールもヒリヒリしてたんだろうし、
私もヒリヒリしてた時代だからなんだと思う。

2005年、趣味の世界での人との付き合い方を変えた。それは今でも
変わっていない。

このアルバムは、やっぱり聴くのが辛い。もしかしたら死ぬまで
好きになれない。名曲揃いなのに、名盤なのに。でも、40年近くずっと
聴いているアーティスト、1枚くらいそんな相性が悪いアルバムが
あってもいいだろう。

それにしても、アナログで１枚組だったことを今更知り、さらに半分を
聴いたところで気持ちの切り替えができるってなんだかホッとする。
一方通行で一気に聴くCDと違い、否が応でもインターバルが必要な
アナログ盤のいいところだね。

Take the A Train

しばらく上半身をいたわってなかったので鉄板のような背中に。
肩もコリコリ。

そんな昨日はプールとストーンズ。

プールは夏以来。ストーンズも久々。私にとってのストーンズは
Still Life。このアルバムが一番好きだ。
もうA列車で行こうからいつもテンション上がりっぱなし。




UK盤で聴く幸せ。
やっぱりこの時に日本に来ていたら、多分私はストーンズ派になって
身を滅ぼしていただろう。よかった、本当に良かった。とはいえ
ビートルズ派になった私も勉強はしなかったけど。