今日からパソコンでブログを書いている。こりゃあ大変だ。とにかく面倒臭い。
でも、安易に投稿できる今の世の中だ、よく考えない乱暴な意見が次から
次へと飛び交い、炎上、口論。そんな世界から一人抜けてみた。
で、ジョージの誕生日が近いので、ジョージ・ハリスン帝国三昧。本題の
EXTRA TEXTUREは多分だけど「号外」という意味だと思う。
さて、2014年に出たダニーリマスターのCDのこもった音には落胆した。
明らかに失敗作だ。しかし、そのことが全く話題にならなかったのは
売れていない、聴かれていないからだろう。さらにがっかりしたのを
覚えている。1年前に出たリマスターLPとCD、CDの方は
2014年盤と同じ音だった(ボーナストラックはカットされていた)。
しかし、LPの方はこもった音から脱却し、ナチュラルな音だ。
VinylとCDでこんなにも印象が変わるのか。そもそもダニーはVinylで
のリリースを前提にリマスターしたのか?
どちらかというと、リマスターLPは、ジョージが来日中に東芝が
出した初盤CDに近い音だ。
☆右下が東芝1991年CD
私はこの1991年CDも今ひとつだと感じている。それは、中学生の
時に300円で買った日本盤のLPが、エコーが程よくかかり心地よく
聴こえていたからだ。
☆300円で御茶ノ水のユニオンで買ったもの、すでに100回以上聴いておりコスパ抜群
☆日本盤サンプル(PMなし)はレギュラーよりもラウド
で、ずっとUK盤オリジナルもこの日本盤の系統だと思っていたのだが
実際聴いてみたところ、東芝1991年CDに近しいナチュラルな音だった。
そうか、ダニーはこのUK盤を前提にリマスターしたのか。
少し手持ちの帝国を聴いてみたが、
・US、ドイツはエコー系(今まで結構好きだったのだが、ドイツ盤は
ジョージのボーカルや演奏の繊細なところがすべてエコーの裏側に
消えてしまっていて残念な感じ)
・ニュージーランドはUKと同じようなナチュラル系
だった。なるほど、日本盤のRUN-OFFはSW(US盤準拠)、
ニュージー盤はYEX(UK盤準拠)だったし。
昨日のRed RoseはあんなにUKとUSの音が近いのに、
その2年後に出たこのアルバムがこれだけ差が出るのが不思議。
でも、やっぱりエコー系の日本盤LPが一番好ましい音だ。
暇をみつけて日本盤サンプルを使って自作リマスター盤CDを作ってみたい。