今はまだまだ人生を語らず

温故知古、古きを訪ねて古きを知る

コーヒー

2022-11-12 11:02:19 | 私は今日まで生きてみました
パリの中古レコード屋さんに行った時のこと。案の定、開店時刻には現れないので、駅まで戻り駅前カフェでワインとピザを食べた。1時間くらいして戻ったがまだ閉まっている。でも少し待っていたら小さい車が路地に止まり、店主らしき人が出てきて、平謝り。海外の中古レコ屋は時間通りには開かないのだ。

その日は、シャルル・ド・ゴールからデュッセルに夕方向かうことになっていて、早朝すでにチェックインだけ済ませていた。あと1時間で空港に向かわないといけないという感じ。

でも、レコを観ていたら店主がコーヒーを淹れてくれ、ポールを観にフランスとドイツを旅行しに来たことを伝えると奥から沢山のビートルズのレコードを出して来てくれた。カタコトの英語で会話する、BGMはビートルズ。とてもすばらしい時間だった。ワインで少し酔っていたのもあったかもしれない。で、ジョンの魂のUK盤を1枚買って店を出た。

いまだにあの時間、空間、コーヒーの香りはなかなか再現できないでいる。



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