Shaved Fish

Shaved Fishの海外初回CDはマスターに不備があり、回収になったと聞きつけ、その時に池袋オンステージ山野にあった盤を即刻ゲット。多分、1987年盤で、東芝工場製の逆輸入盤。

その後、出る日本盤出る日本盤と聴き比べてきましたが、2010年の紙ジャケ再発まで私的にはどこが不備なのかわからずにいました。

で、ユニオンで350円でゲットしたUKプレス。多分UKで沢山プレスができるようになった1989年以降の盤だと思いますが、収録時間が30秒も長い。そう、インスタントカーマとパワートゥザピープルがかなり長いことが判明。

多分、日本でプレスされたものはLP当時のマスターを使用し、UKでプレスされたものはJohn Lennonコレクションなどで使用したニューマスターを一部の曲で使ったのではないかと推測。

これはUS盤をゲットして調べてみないといけないのと、UK盤のLPも暇があれば時間計測してみようっと。

マインドゲームス

２枚あったUS盤のマインドゲームス、そのうちの１枚のマトがZ2/Z1で、貴重なマト１だった。確かにZ6/Z6に比べてジョンのボーカルが艶やかです。

A面Z1、探すかあ。

偽モノをぶっとばせ

やっと本物を入手。結局６万円使ってしまいました。数年前、慎重派の
私も偽モノ掴みました。泣くに泣けない３万円失いました。

偽モノの王様が結構まかり通っていますので、簡単な見分け方を。

まず、ジョンの肩が写ってないのは偽モノね。


で、肩が写っていても、右端のNの右側が短いのは偽モノ。


あと裏ジャケ、貼り合わせが結構ずれているののは偽モノ。


あと、B B Kingって読めるのは本モノ。偽モノは
全く見えません。写真は本モノね。


そしてレーベル。本モノはレーベル上に手書きでレコード番号が
あるんですが、これがネットではあまり良く見えないので、ここがポイント
ですよ。写真は本モノ。


小文字の「s」を良く見てね。ちょっとでも潰れていたら偽モノ。



で、こいつらが本モノ。


小文字のsがちがうでしょ？

これで9割がた偽モノ分かるはず。
新種の偽モノでてきたら教えてくだされ。

音は、偽モノの王様はこれまた結構本モノに肉薄するんですが、
Stand By Meあたりでは差を感じます。

ハイレゾ

やっとSACDを聴ける環境を構築しました。すでに絶滅しそうなSACDですが。

で、ずっと楽しみにしていた壁橋のSACDを。
実は1999年にリリースされ、密かに一番音が良いと言われていた
UK盤リシューがビニ焼けとなってしまっていたのと、UK盤もUKカットの
4/4、USカットのZ5/Z6もどうも音がなんか糞ずまり系で納得できずにいたの
です。



あのー、SACD、良いですよ。

サムタイムとR&Rはすでにプレミア価格、このタイトルもそろそろ見なくなって
います。ハイレゾにはまってしまっているなあ。

今週はついにハイレゾ未配信のリンゴのタイトルが出ます。年末年始の休みは
ハイレゾで癒されよう。レコ磨きは少し休みかも。

How?

How can I go forward when I don't know which way I'm facing.

どっちに向いているかわからないのに、どうやったら前進できるのか。

29歳から20年間、この曲のこのフレーズを頭の片隅に置いてきました。
進歩ないけど、そう考えれば何が成長なのかもわからないので、それも
それでいいのかと最近は思っています。

Happy Christmasのアウトテイク、しびれるほどいいですね。
Lost Lennonとかでは出ていたのかどうか知りませんので前からあった
かもしれませんが。

中学生の頃は粋がっていて、イマジンよりジョン魂だとか言っていたん
ですが、今ではずっとイマジンです。



久々でした、この時期にジョンを聴くなんて。
今年はいろいろあったし、いろいろ決断した年だからね。そんな時は
ジョンなんだよね。

とりかえし

とりかえしのつくこととつかないこと。

反省しても、もしくは反省させても意味のあることとないこと。
許せるか、許せないか。

この線引きは人によってそれぞれすぎる気がします。
なので感情に身を任せないことです。

感情ね。



ジョンは感情で生きちゃいけないって、そうどこかで気がついて
訓練したんだって思います。なかなかできなかったけども。

イマジンのデモ集。初めて出たブートをそういえばかなり愛聴し
ました。

youtubeもやめよっと。

手抜き作

昨日もサイクリング。セレブな気持ちで埼玉県健康福祉村。今ぐらいが一番
気持ちいい季節。その後、洗車、洗レコ。

ものの本には1981年９月発売と書いてあるジョンレノンコレクション。
８タイトル９枚組。


正直、今まで手に取ったことがなかったのですが、９枚で2800円。ボックスに
ついている帯はないが盤は良好のようで、付録の本も付いているということで、
駐車場対策もあり購入。

自宅に帰り、箱をあけてレコードを取り出して作りの粗末さにびっくり！
12インチシングルの薄紙スリーブにレコードがビニール内袋に入っているだけ。
ほとんどのタイトルに背表紙すらなく、歌詞が書いてある紙製内袋やポスター、
ポストカードなどそんなもんあるわけなく。

そして、内袋の中でレコードはカビていました。

東芝のジョンの便乗追悼商法。東芝はジョンの死後、本当にジョンに対しては
まともな仕事をしていないがここまで酷いとは。


あまりにもジョンとレコがかわいそうなので、すべてレコを綺麗に洗浄し
（最初に買われた方もほとんど聴いていない）、新品同様に。さらにビニールの
内袋を替え、LPサイズのダンボールを背に、１枚１枚保存袋に。もうボックス
に戻さないよ、かわいそうすぎる。


ということでポールがたくさん入ってるエサ箱へ。

毎週日曜日は、次男とサイクリング、のち洗車、洗レコ。
こんなのんびりした生活を送っております。元気です。

Menlove Ave.

ジョンのMenlove Ave.を聴きました。多分、アナログで聴くのは30年ぶり。
1986年にこれがリリースされた時は、アメリカだけでCDで出て、私はそれを
先に買って、日本盤のアナログは中古で後々買った記憶があります。

そして以外と弾が出ないUK盤アナログは、近年格安で購入。


A面のRock'n'Rollのアウトテイクが、やっぱりちょっとフィルのやりすぎ感が
強く、それだけで疲れてしまい、B面のWalls And Bridgesのアウトテイクは
気を抜き過ぎていてそのアンバランス感が駄作感を醸し出しています。

アンディウォーホルのジャケもミスマッチで、しかもこのアルバムが出た直後、
アンディは亡くなってしまった記憶があります。そんな寂しげなアルバムで
あるのと同時に、このあたりから死後のジョンが一人歩きというか別の何かに
コントロールされ始めてしまいました。


このアルバムが出る少し前、Something Precious And Rareというブートが
リリースされびっくりしたのもよく覚えています。

ブートだと名盤、オフィシャルだと駄盤。

そう思って32年ぶりにSomething Precious And Rareに針を落としましたが
オフィシャルの後に聴くと、笑っちゃう音質でした。

ジョン・レノン入門

ジョン・レノンを聴いてみたい、ポールは好きだけどジョンはよくわからない、
そういう貴方（そんな貴方がいるかどうかはわかりませんが）におすすめなのがコレ！

とにかくソロ活動期のジョンをほぼ網羅し、しかも色眼鏡なく収録しています。
そして、とにかく安い（多分300円もしないはず）。

ロックンローラーなジョン、妙に倫理的なジョン、攻撃的なジョン、クリスマスなジョン、
メンヘルなジョン、旦那なジョン、お父さんのジョン、コレ１枚で全部聴くことが
できます。このCDに入っていない曲で、あと聴かなければならないのは
Woman Is The Nigger Of The Worldと、大名盤ジョンの魂だけだと言い切れます。

すごいスピードで変わっていく社会の中で、
胡散臭いものにNOを突きつけよう、
当たり前だけど平和がいいぜ、
ロックンローラーであり続けよう、
メンタルになったら酒飲もう、
本当に疲れたらのんびりしよう

ロックンローラーとして、とは言ってもストイックではなくテキトーにという
感じかな、そう生きようとしたジョンを10回くらい聴いたらわかると思います。
10回聴いたら、歌詞読まなくても本当に曲が良くわかります。すごい普遍性、
浸透力。

ジョンは本当にかっこいい。
ジョンが30代で歌った曲。中学生の時からずっと聴いてきて、まだ聴いてます。

あ、このCDに入っているMove Over Mrs.L。Move Overは「ようこそ」じゃない
です。反対の言葉ですね。この時期まではこういう洒落もOKだったのか、
ヨーコの検閲がなかったのかな。

想像してごらん、ハイレゾなイマジンを

って、もう人生いやになっちゃた。




こういうハイレゾな物質を聴いたらレコード×ローエンド装置じゃ
全く歯が立たない。



UK盤の初盤、レイト共、全く勝負にならず。ハイレゾが主流になったら
自分の37年間を否定されるような気がする。



日本盤も勝負にならなず。ただし、意外だったがUK盤よりもいい。

MFSL、US初盤なども引っ張り出したが素直にハイレゾに負けを
認めよう。

1980年にジョンが倒れ、37年。1982年くらいまではソロビートルズ
はジョンばかり聴いていた。確かにTug Of Warも聴いたが、圧倒的に
ジョンに魅かれた。ビートルズを聴いていた同級生もそんな感じ
だった。

今ではすっかりジョン、ジョンっていう人は少なくなった。ポール、
ポールは沢山いるけど。でも、これくらいがいい。だって、口から
唾飛ばしてジョンを語り合う会なんて行きたくないからね。

しかし、このハイレゾの音、なんとかしてください。商売上がったり
です。