拓郎さんのラストアルバムにcontrastっていう曲がありまして、拓郎さんってどっかで仏門に入ったのかと思えるような悟りの曲。
人生を語らずと言いながら、ひたすら人生について歌った拓郎さんの最後の人生とは何かの曲、contrast。最近、本で読んだ「反応しない練習」を作者である草薙龍瞬さん本人の朗読版のaudibleを車のBGMで聴いていました。奥付きで草薙さんが言っていたことがそのまま曲になっているというか。
私はもうほとんど怒りもしないのですが、それでも人間ていうのは「怒り」が最後まで消せない反応なんだろうなあとしばらく思っていたのですが、私の場合は「諦め」という反応が手強くのこっている気がしました。
諦め、そう、認められたい、やり直したい、後悔しているという反応の裏返し。だからいっそのこと諦めてしまいたいって反応してしまうんですよね。
慈悲喜捨、やっぱり捨っていうのは難しいね。