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就活生は面接で発揮できるかな?◆韜晦術◆控えめに自己主張。

2011-05-20 12:42:03 | 日記
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タイトルの言葉を説明しよう。

『韜晦(とうかい)』
自分の本当の姿・能力などを包み隠すこと
(さりげなく、したたかに主張する知恵)

就活生には難しいかも?
高度な大人の技術だよ。


昨日のブログで紹介した白洲次郎が
「終戦連絡事務局」参与としてGHQとの交渉に当たったのは
彼が43歳の時です。


★★★

GHQ民生局長のホイットニーから
「あなたの英語は、大変立派な英語ですね」

と言われて白洲が答えた。

「あなたも〝もうすこし勉強すれば〟立派な英語をしゃべれますよ」

(おまえの英語と一緒にするな!)

★★★

ケンブリッジ出身の白洲が身につけた英語力もさることながら
こういう大人の切り返しから、ちょっと学んでみよう。

~~
普通のレベルの受け答えならばストレートに

〝私はケンブリッジで英語を学びましたので〟

また文句をいうならば感情的に

〝そんなことを言って人をおだてるな!〟
~~

こういう言い方と、何が違うのか考えてみよう。



◆私には予定があります。


以前読んだ、アメリカ人が解説したマナー本で
『相手から〝よい一日をお過ごしください!〟と挨拶されたときの返事』
というのがあります。


そこには〝イギリス流の返事〟というのが紹介されていました。


★★★

イギリス人を気取るならこういう返事をしてみよう。


〝あなたも良い一日を!でも私には別の予定がありますので〟


解説:さりげなく、したたかなイギリス式の自己主張

(あなたが考えている良い一日の過ごし方と、私の過ごし方は違うのだ)
(だから私には今日、あなたと別の予定で過ごすのだよ)
(つまり、あなたと私は生活レベルの〝階級〟が違うんですということ)

★★★


アメリカ人にとってイギリス流の返事の技術は
〝勉強しないと身につかない〟ものらしい。





〝イギリス独自の階級社会の差別〟という微妙な問題は置いて


ここでは

『自分は自分であり、他人とは違うものなのだ』

という自分の個性や自己主張の表現技術として


アメリカ式のストレートな自己主張よりも高度な
イギリス式『控えめで婉曲な自己主張』を学んでみるのも
いいかもしれない。


こういう表現は学ばないと難しい。
だから少し高度な大人の韜晦術です。


◆面接の自己PR


面接の自己PRというと


・何か変わった特技・特徴で注目されるもの
・うまくしゃべれること

という認識の人も多いと思います。


ここはもう少し大人の見方を学ぼう。



会社の仕事は組織で動くもの。
そして会社における個人の個性は
職場や顧客との関係性で推し量られるものだから



組織の中で控えめに自己主張できることが
実は一番大切な自己PRのポイントなのだと理解しよう。



★★白洲次郎〝イギリス流・大人の韜晦術〟★★


彼が43歳の時

ただの反骨精神だけではなく
イギリス流のさりげない自己主張で
自分の誇りを見せつけたように



私も
さりげなく自己主張してみせよう。




よい週末を。
ただし私には別の予定があります。
(就活生とは、確かに違う社会人の忙しさ!)
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