こんにちは。
中国には【有条有理(ああいえばこういう)】という言葉があるようです。
就活で学生が出会う企業の中には現実的にブラック企業も存在します。
彼らはある意味【有条有理】で学生を言いくるめてくるかもしれません。
外交でも仕事でもデイベート能力があるほうが自分を防衛できます。
ということで書いてみますね。
◆有条有理とは
※※※※※※※※※
交渉に臨むにあたっては、どんな反論に対しても説得力のある答えができるだけの準備をしておけ、ということである。
有条有理(ああいえばこういう)。
少なくとも中国人との交渉では、相手の裏をかくぐらいの覚悟でしっかりとデータをそろえ、交渉の展開も何パターンか用意して、ことに臨んだほうがよい。
(中略)
日本人の交渉は一本槍。ワンパターンしか用意されていないケースがほとんどだ。
だから、「ああいえばこういう」という具合にならず、「ああいえば・・・」で詰まってしまうのだ。
※※※※※※※※※
孔健 著「中国流 不敗の交渉術」成美文庫2004年より
準備は用意周到にしておくことが望ましいということですね。
そして、ワンポイントレッスンで押えておきたいことです。
相手から反撃をうけて、黙り込んでしまったら絶対に負ける。
有条有理。
どんなに不利でも黙らずに、何かをしゃべり続けていたら
少なくとも「負け」にはならず互角に戦えるものだ。
※
道徳的な対人関係ではあまりオススメしません。
ただし就活学生さんにはこの考え方を
テクニックとして知っているだけでも緊急時に役に立つと思います。
※
社会人が仕事で交渉相手に臨む時には毎度のことですよ。
◆会社は自己都合退職のほうが、ありがたい理由
※※※※※※※※※
企業が自己都合退職を迫る理由のひとつに助成金の問題がある。
就職困難な人を採用したり、この不況で事業活動を縮小した会社が、労働者を一時休業や教育訓練させると助成金が出る。
ところが、会社都合退職を出せば、しばらくはこれらの助成金の受給が停止してしまうのだ。
※※※※※※※※※
週刊プレイボーイ2010 11/15号
「3年使い切り型」ブラック企業が勝ち組新卒社員を襲う!!より
私は、経営者向けに公的な助成金をアドバイスする会社数社からメルマガを頂いているのですが、それを整理してみますよ。
・公的な助成金を申請して受理されると、その企業情報は金融機関に流される。
↓
・金融機関はいっせいにその企業に低利融資を勧めてくる。
↓
なぜかといえば
・自分たちで与信調査をしなくても助成金受理企業なら安全確実な営業先となる。
企業は資金繰りに苦しんでいるので、金融機関の方からお金を貸してくれる状況があるとありがたい。ということです。
その助成金の副次メリットを使うためにも、
助成金がもらえなくなる=金融機関がお金を貸してくれなくなる。
というダメージをさけるために、会社都合退職者を出さずに避けたい・・
こういう理由も確かにあるように思います。
◆有条有理を有効にするために、欠かせない事前情報の収集
たとえば
プレイボーイ誌の記事や私宛のメルマガ情報を事前に知っておけば、もし新卒入社後に会社から自己都合退職を強要されてしまうケースがあったとしたら
それはこういう理由なのではないですか?
と「即座に有条有理」の反撃ができるかもしれません。
※
実際の反撃では、もう少し知識武装して、必要な協力者(公的な相談窓口・社労士や弁護士など)とタッグを組むことが大切ですが。
今、就活中の学生さんには、まだ先の話ですし
ピンと来ないリスクマネジメントなのかもしれません。
しかしこういう情報も先に知っておき、その上で
必要な情報を知ることが強みになる。
知っているという強みと
それをいざという時に
パシッと使える「有条有理」の対応が
就活中や就活後のトラブルも未然に防げるものだと思いますよ。
ではまた
中国には【有条有理(ああいえばこういう)】という言葉があるようです。
就活で学生が出会う企業の中には現実的にブラック企業も存在します。
彼らはある意味【有条有理】で学生を言いくるめてくるかもしれません。
外交でも仕事でもデイベート能力があるほうが自分を防衛できます。
ということで書いてみますね。
◆有条有理とは
※※※※※※※※※
交渉に臨むにあたっては、どんな反論に対しても説得力のある答えができるだけの準備をしておけ、ということである。
有条有理(ああいえばこういう)。
少なくとも中国人との交渉では、相手の裏をかくぐらいの覚悟でしっかりとデータをそろえ、交渉の展開も何パターンか用意して、ことに臨んだほうがよい。
(中略)
日本人の交渉は一本槍。ワンパターンしか用意されていないケースがほとんどだ。
だから、「ああいえばこういう」という具合にならず、「ああいえば・・・」で詰まってしまうのだ。
※※※※※※※※※
孔健 著「中国流 不敗の交渉術」成美文庫2004年より
準備は用意周到にしておくことが望ましいということですね。
そして、ワンポイントレッスンで押えておきたいことです。
相手から反撃をうけて、黙り込んでしまったら絶対に負ける。
有条有理。
どんなに不利でも黙らずに、何かをしゃべり続けていたら
少なくとも「負け」にはならず互角に戦えるものだ。
※
道徳的な対人関係ではあまりオススメしません。
ただし就活学生さんにはこの考え方を
テクニックとして知っているだけでも緊急時に役に立つと思います。
※
社会人が仕事で交渉相手に臨む時には毎度のことですよ。
◆会社は自己都合退職のほうが、ありがたい理由
※※※※※※※※※
企業が自己都合退職を迫る理由のひとつに助成金の問題がある。
就職困難な人を採用したり、この不況で事業活動を縮小した会社が、労働者を一時休業や教育訓練させると助成金が出る。
ところが、会社都合退職を出せば、しばらくはこれらの助成金の受給が停止してしまうのだ。
※※※※※※※※※
週刊プレイボーイ2010 11/15号
「3年使い切り型」ブラック企業が勝ち組新卒社員を襲う!!より
私は、経営者向けに公的な助成金をアドバイスする会社数社からメルマガを頂いているのですが、それを整理してみますよ。
・公的な助成金を申請して受理されると、その企業情報は金融機関に流される。
↓
・金融機関はいっせいにその企業に低利融資を勧めてくる。
↓
なぜかといえば
・自分たちで与信調査をしなくても助成金受理企業なら安全確実な営業先となる。
企業は資金繰りに苦しんでいるので、金融機関の方からお金を貸してくれる状況があるとありがたい。ということです。
その助成金の副次メリットを使うためにも、
助成金がもらえなくなる=金融機関がお金を貸してくれなくなる。
というダメージをさけるために、会社都合退職者を出さずに避けたい・・
こういう理由も確かにあるように思います。
◆有条有理を有効にするために、欠かせない事前情報の収集
たとえば
プレイボーイ誌の記事や私宛のメルマガ情報を事前に知っておけば、もし新卒入社後に会社から自己都合退職を強要されてしまうケースがあったとしたら
それはこういう理由なのではないですか?
と「即座に有条有理」の反撃ができるかもしれません。
※
実際の反撃では、もう少し知識武装して、必要な協力者(公的な相談窓口・社労士や弁護士など)とタッグを組むことが大切ですが。
今、就活中の学生さんには、まだ先の話ですし
ピンと来ないリスクマネジメントなのかもしれません。
しかしこういう情報も先に知っておき、その上で
必要な情報を知ることが強みになる。
知っているという強みと
それをいざという時に
パシッと使える「有条有理」の対応が
就活中や就活後のトラブルも未然に防げるものだと思いますよ。
ではまた
