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SPIの性格適性検査を自己分析に活用してみよう■アイデア!

2010-05-11 22:08:11 | 日記

「SPIについて詳しいことを教えてください」
というmixiコミュの話題からインスパイアで書いてみます。

就職活動について意識するようになると
「SPI」というタイトルの本が
就職活動本のコーナーにあるのが
気になるようです。


■SPIは適性検査


Synthetic Personality Inventory の略称がSPIです。

就職テストではスタンダードな検査です。
能力適性検査と性格適性検査からなり、全部で350問ほどあります。

大学の就職指導ではセミナーを開催してSPIで
能力適性検査で高得点を出せるように指導したりします。

基礎学力を検査するようなものですから
一生懸命に勉強するのはいいことだと思います。


さて私がオススメするのは、もうひとつの性格適性検査のほうです。
こちらは性格検査ですから高得点をめざすものではありません。

■性格適性検査の設問から


例)次の質問にYES、NOで答えなさい。

・失敗をするといつまでも気になる(YES、NO)

・よく後悔するほうだ(YES、NO)

・人より劣っていると思うことがある(YES、NO)

・無気力になりやすい(YES、NO)

・取り越し苦労をすることが多い(YES、NO)

・何かあると自分のせいだと思ってしまう(YES、NO)


これは自責性:自分を責めるタイプかどうか
をYES、NOで見るものです。

YESが悪い、NOが良いという訳ではありません。


性格を偽ると後が痛いですよ。
正直が一番です。

ではYES、NOのどちらが多かったかで
何をどうすればいいのでしょう?


■何が何でも長所に組み替えよう!(思考訓練)


YESの場合は
・私は真面目です。
・細かいことに注意深く対処します。

NOの場合は
・私はポジティブで明るい。
・自信があり、決断がすばやい。


どっちの結果であっても、長所としてのキーワードを
なにか当てはめてしまいましょう!


性格適性検査をやると、私の経験では皆さん7割以上が
ネガティブ評価になるようです。
つまり自信喪失で短所にばかり目がいきやすい様子なんです。

この状態になると何も前に進めなくなります。

そこで、性格適性の結果が出たら、とにかくどうにかして
すべてにおいて長所になるようなキーワードを思考訓練することが
いいかと思うのです。

自己分析の段階で自分の長所を書き出せば
長所の反対のことを書けば自然に短所になるはずなので
あえて最初から短所にばかり目を向けなくていいでしょう。


自己分析の作業段取りを効率よく進めるのであれば
この方法が確実に早くて、心の健康にも安全で前向きになれますよ☆

また、こういう思考訓練こそ
仕事における企画力、発想力、交渉力、のベースにもなりますね☆


■究極の自己分析は完璧にはできないもの。


大学生はどうしても受験勉強の意識があるので
「自己分析をせよ」と言われたらどこかに
正解があるようなイメージをもつようです。

正解を求めて果てしの無い「自分探し」に翻弄されるケースも
就職活動では実に多いものです。

昨日のブログでも触れましたが、大学生の段階では可塑性(変化の可能性)
があります。
だから今は完成形ではない、正解はそもそも出せないものなのです。


不十分な段階で、なんとなく分かる自分の現在進行形の性格を素直に
眺めてみましょう。そこからあとは自分の成長性を信じて

夢と希望を重ねたらいいかと思います。


■キャリアと人生はケースバイケース


ここから先は個別指導の段階ですから、ご縁のある方には
伝授いたしますね

大学で実施されるキャリア教育の授業やガイダンスで学ぶことも
参考に、自分自身のオリジナルな人生の第一歩の準備をはじめましょう☆

風香る5月。
では。