よれよれ日記

谷晃うろうろ雑記

この空しさは、もう恋なのか、と浜倉は言い。

2007年04月07日 | Weblog
有線テレビで「ヒットラー 最期の12日間」を観た。
http://ameblo.jp/hitler/

ベルリンの地下壕に閉じ込められた総統と側近たちの息詰まる日々。

話が終わって、それぞれの戦後が字幕に流れるが、案外生き延びで最近まで存命であった人が多いのに驚いた。

「盗聴 二・二六事件」という本を読んだ。
http://homepage1.nifty.com/dousou/meeting/2003/lecture.htm

青年将校たちの決起は踏みにじられ、利用されてしまう。
昭和11年2月26日から29日まで、閏年だった、世の中がぐるっと戦争に動き始めるきっかけとなった。

四日間揺れ続けた大地震だった。


地元の新聞で、伐採作業に従事していた作業員が松の木にあたって喉を打ち、病院に運ばれたが亡くなったという記事を見た。65歳。知り合いの人だった。

私の数少ない間伐ボランティアの体験からも、まっすぐな杉ヒノキの造林であっても倒した木が重なってくると、次に倒した木がどちらにはねるか油断なら無いことがある。まして松のように枝をはった木の場合はなおさらで、仕事でやっている人でも事故にあうことがある。

65歳の最期が、松の木。

空即色、色即是空、とはこのようなことごとを指すのか。




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