よれよれ日記

谷晃うろうろ雑記

戦後の東京(昭和33年)

2022年11月19日 | 迷走痕




私が物心ついた、幼時の記憶が残っているのは、昭和34年夏で、その5月に産まれた弟のガラス製哺乳瓶を落とし割って、母に叱られた、というものだった。

その前年昭和33年までは、千葉の市川市に住んでいて、大きな和犬と一緒に写された写真を見せられた憶えがある。名前は次郎。


千葉での暮らしがどんなだったか、8ミリフィルムの動画をデジタル化した作品に出会い、思い巡らしてみた。

もしかして私が写ってないかしら。



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夢で逢えたら

2022年11月13日 | 迷走痕
自分の部屋に戻れない。

似た扉をいくつも開けてみるが、それが自分の部屋ではない。

困りはてていると、病院の診察室にいて、
医者から「認知症です。」と言われる。

やっぱり、と納得し、看護婦にうながされ廊下に出る。

少し歩いて振り返ると居たはずの妻が居ない。

診察室に戻ろうとするが、ない。

廊下の右だったか、左だったか、憶えていない。

一緒に居たのは妻だったのか。

母だったかもしれない。

それすらも思い出せない。

これが認知症か。

なってみてわかる。これでいいんだ。

呆けてよかった。


そこへ妻が「もう起きたら?」と声をかける。

寝呆けただけか。




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