よれよれ日記

谷晃うろうろ雑記

さんま焼けたが、、、。

2007年09月29日 | Weblog
今年は秋刀魚が豊漁と聞く。

我が家でもすでに何度も食卓に上ったが、夕べのは皿から頭も尾もはみ出し胴も立派な「今が盛り」という一尾だった。

いささか一人で食べるのには大きかったが、値段が安いのと新鮮なのでぱくついて食べてしまった。

が、食べ終わってから体調がおかしくなった。普段なら食事前にビール、食事中に日本酒、食後に焼酎と立て続けに呑んでいるのに、日本酒が途中で身体が受け付けない気がしてやめてしまった。

膵臓が弱っている時に油っぽいものを取りすぎるとこうなる。
そこらで止めておけというサインなんだろう。
風呂に入って寝てしまうことにした。

飲み過ぎて 秋刀魚に負けた 彼岸過ぎ

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寅さんの予定調和

2007年09月25日 | Weblog
連休ひとりですることもない。

昼食は自転車で中華料理屋に行き、ラーメン・餃子・天津飯の「ハーフトリオセット」なるものを食する。ビールも一本。

家に帰り、衛星放送から録画した寅さんを観た。寅さんはどの話を観ても寅さんというところが値打ち。

何が起こるかわからないような世の中で、寅さんは「寅さんを観る」人を裏切らない。

首相も横綱も立場を放り投げるのに、寅さんは「死んでも観客を離さない」。

葛飾柴又帝釈天に「寅神社」を創建しなくては。

寅さん世代の心中にはそんな心証があると思うが、さて浜ちゃん世代は、、、。

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久しぶりに、、、。

2007年09月18日 | Weblog
この秋、9月から10月にかけて三連休が三度もある。

 人並みにそれを全部休めたり、自由に遊び回れる身の上ではないが、それもで少しは物事の進み具合に「あそび」を感じている。

 三・三連休の初っぱな、敬老の日にはたいした用事もなく、午後車で三十分も走り喫茶店で本を読んだ。そんなことをするのは何年ぶりだろう。

 人通りのないところにある、南向きの窓が床から天井近くまでガラス張りの喫茶店で、窓からはいる昼下がりの日光で新聞を読み、持ってきた井上靖「孔子」を少し読んだ。

 今の世の中と全然テンポの違う、童話の世界のような話で、自宅などではなかなか物語り世界の中に入って行きづらいが、この場所であるかないかのBGMを聴きながらページをめくっていく。戦国の土石流のような混乱に巻き込まれる木の葉の舟のような孔子一行。ドキドキしてしまう。

 本を読んで楽しい、なんて何年ぶりのことか。

 家にある本をたくさん送った「畑山温泉」で、ゆっくり本が読めたら、と思った。

畑山温泉
http://hatayamamura.jp/
コメント (1)
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吸江防災会、避難場所経路下見。

2007年09月16日 | Weblog
実家のある町内の「自主防災会」で、震災発生時の避難場所と避難経路の下見に参加した。

 南海地震が発生した時には、前回の昭和21年南海地震の4倍のエネルギーで100秒間揺れが続き、地盤が1メートル近く沈下したところへ、10分から30分後に高さ2メートルの津波が来ると予測されている。

 最初の揺れで建物や家具の下敷きにならずに済んだら、何度も押し寄せるであろう津波から逃げなくてはならない。そして水浸しになりライフラインがとぎれた状態で三日間くらいはこの町内だけでしのがなくてはならない、というのが現状で「出来ること」のイメージになる。

 町内に古くからある山側のお寺やお宮が避難場所として考えられていて、十数名の参加者で車の通れる往来から、車の通れない裏道に回り、避難場所・避難経路を見て回った。
 「小学生の頃ここにはわき水、あそこには沢が。」と口に出してみて少し驚いた。子供の頃毎日歩き走り回り隅々まで知っていたつもりの町内のことを、今の時点で本当によく知っているのだろうか確信が持てない。四十数年前から見知っているはずの町内なのに、普段通らない場所で宅地を造成している現場に出くわし驚いてしまった。

 想定されている「大陸プレート型地震」は2030年代の発生が予想されているというが、それ以外の「直下断層地震」だって起きるかもしれないし、集中豪雨で地滑りが発生するかも知れない。

 今日の参加者には80歳代の先達もあれば、おじいさんにくっついてきた3歳くらいのお嬢ちゃんもあった。これから先何が起こるかわからないけれど、その子がまた「次の地震」を懸念する日が来るかも知れない。

 何はともあれ、命をつなぐ、ということに尽きると知った。



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田舎暮らしでは「舞台」を選べないが、、、

2007年09月16日 | Weblog
衛星放送で伊東四朗の舞台「社長放浪記」を観た。
http://www.atari.co.jp/hourouki-info.htm

 先月、伊東四朗が居ない「熱海五郎一座」の舞台を同局で観て、軽演劇の楽しさを再確認したところで、この放送を楽しみにしていた。

 「社長放浪記」は一幕物で、三谷幸喜の工夫を凝らした話と出演者の力量が2時間笑わせてくれる。(後半は中村メイコが舞台の文鎮になっている。)

 田舎の高知では「舞台」を選んで観る、ということは昔も今も出来ないので、この放送は実に有り難い。NHKでも土日の夕方あたりにやってくれたらいいのに、と思いました。

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歌人 阿久悠

2007年09月14日 | Weblog
亡くなった作詞家・阿久悠氏のヒット曲の特集番組を見た。

昭和45年の「懺悔の値打ちもない」が出世作だと聞く。
爾来30数年この世の中に、歌を届け続けた。

沢田研二の「時の過ぎゆくままに」あたりがピークだったろうか。
歌詞だけでなく小説もあるが、見方を変えればそれもひとつの歌とも言えるのではないか。

番組の大トリは、歌手ではなく、作曲家都倉俊一によるピアノソロだった。
曲は「ジョニィへの伝言」。

ふたりの会心作なのだろう。
ピアノが言葉を言っているように聞こえる。

友達なら、そこのところ、うまく伝えて。



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ニンニクひとかけら

2007年09月10日 | Weblog
 今年の夏は暑かった。今さらながら。

 8月の半ばから体調もすぐれず、ずっと低空飛行を続けている。昼日中、屋外で用事をしていると、体と使う作業でなくても、しばらくすると腕にうっすら塩を吹いている。脱水症で体から失われているのは水分だけではない気がする。何か元気の出るものはないかしら、とドラッグストアで沖縄産のお茶などを物色していた。

 今日、用事のついでによったショッピングセンターの中のラーメン屋に座ると、カウンターに「取り放題のトッピング」としてニンニクのかけらがザルに盛っておいてあった。

 くるみ割り器のようにニンニクのかけらをつぶす道具がおいてある。メニューにある普通の醤油ラーメンを少し食べてから、つぶしたニンニクのかけらを入れてみた。

 最初は少しにおいが付いたかしら、という程度だったがずんずん食べスープをレンゲで飲んでいるうちに、ニンニクの成分が溶け出してきたらしく、段々に別物になってきた。

 スープの味に「角が立つ」という感じがして、最初頼りなかった麺も生き返ったような風味になってきた。

 スープの中に残ったニンニクのかけらはさすがにかじらなかったが、それ以外は完食。

 食べ終わってからも口から胃にかけてジーンと熱を帯びているような感じが続いている。あまり知り合いの人にそばに来てもらいたくはないが、たぶん吐く息がニンニクエキスみたいなことになっているに違いない。

 たったひとかけらでもニンニクはニンニク。おじさん、残暑厳しき折から、少し生き返った心地でございました。医食同源という言葉は、これか、と。

 

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