よれよれ日記

谷晃うろうろ雑記

本日、成人式、親の。

2007年07月26日 | Weblog
4人いる子どもの末っ子が、今日二十歳になった。

ということは、もう4人とも成人に達しており、子どもではないので、私にはもう子どもがいない、ことになる?

よその子どもが大きくなるのは早い、というが済んでみれば自分の子どもだって、あっという間。

妻も今日知り合いに、お宅の娘さんを我が息子の嫁に、と冗談半分ながら言われたという。その人の息子さんと我が娘の当人同士は面識はないが、現に今日も同じ東京の新宿で働いている。あのビル街、どこかの駅でもうすれ違っているかもしれない。

今さら手遅れだが、箸の上げ下ろし、挨拶の仕方、ものの言い方なにやかやとやり直しがきくものならと思うことがいくつもある。

神さま仏さま、暇があったら、時計の針を20年分、戻してくれ、、、、んわな。



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仕事人がいる。

2007年07月25日 | Weblog
同じ夜に、別のテレビ番組で立派な仕事をしている人を見た。

ひとりは合鴨農法の古野隆雄氏。
http://blog.aigamokazoku.com/

九州大学の大学院まで進んだ人がしている実践。
試したことがだめだと知ると、あっという間に植えた苗をスキ込んでしまう決断。

もうひとつは、札幌医大の救急救命チームの「脳低温療法」。
http://web.sapmed.ac.jp/byoin/shinrou/center09.html

心停止の状態でも心臓の代わりのポンプで血液を送る。そのとき「脳低温」の状態を経て蘇生に導く。以前に比べて救命率が3倍になったという。

同じ取り組みをしても効果が上がっていない「救急救命」もあるとのことで、ドクターヘリの活用など、それ以外のシステムも影響するらしい。

番組のキャスターが、札幌の人は幸せですね、と。

高知の人は幸せか、で、思い出した。

このテレビを見る前、ある会合で「豆電球」さんのスピーチを聞いた。
http://mame-chan.jugem.jp/

高知県安芸郡安田町で、農家、映画館主、喫茶店経営、歌手、ソングライターなどなどの活動をしている「おじさん」。おもわずCDを買ってしまいました。

などなど、あちこちからすっこしずつ元気をもらいました。



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考える葦でなく、萎える足、、、。

2007年07月24日 | Weblog
大きなけが、というと小学生の頃塀から飛び降りて右足の甲を骨折したこと。
中学生になって買ってもらった自転車で近所の池に飛び込み左肩に裂傷を負ったこと。それくらい。

それから年をとって、30歳代前半にソフトボールをしていて右手中指の腱が脱臼したこと。今年4月に娘の引っ越しを手伝っていて左肩に違和感が走ったこと。

最近になってこの後のふたつの後遺症が重なり、両肩がすくむような感じがする。

重いものを持てる気がしない。石ころを遠くに投げられない。草テニスをしていてもすぐ右手の握力がなくなり、サーブでラケットまで放ってしまったり、バックハンドを無意識で両手打ちしたくなったり。

加齢による減退・減衰とはこんなものなのか、とだんだんに思うようになってきた。

老人力とまではいかないが、中年向かい風下り坂とぼとぼ、みたいなものかしら。
何もかもが。




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納得すれど、うれしからず。

2007年07月23日 | Weblog
選挙を前に「年金問題」がにぎやか。

地元の高知市では国保調整金というものを国から受け取れるかどうかの作業を、担当部課の判断で数年も怠っていたという。県から作業をするように言われてやってみたら、数億円の国保調整金が入ったという。もしちゃんとやっていたら、、、。

ちょうど地元紙で正規の国保証を保つことの出来ない人たちのことを取り上げている最中で、もしこのことを正しく行っていれば「国保料値上げ」の幅も変わっていたかもしれない、と課長が白状している。

国政では「安倍たたき」がかまびすしいが、その「役人による役人のためのクーデター事情」はここにくわしい。
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/column/tahara/070719_20th/

マスコミはマスコミで、「美しい国」憲法で自分たちの首が絞められるのを嫌がっているに違いない。
また、本当のこと、まっとうなことばかりでは記事にもならない、轍からも抜けられない。

わかってみれば納得するが、すこしもうれしくない。

親しい友人がリストラにあったという。
とうとう、という思いと、自分はどうなるのかという思いと、、、。

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戦争を知らない子供たち、無責任な。

2007年07月16日 | Weblog
NHKテレビ「新日曜美術館」で小磯良平「斉唱」を見た。

この番組では、戦前留学中に群像画に目覚めた小磯が、従軍画家として戦争画に取り組むことで到達することが出来た一つの頂点として「斉唱」を評価しようとしている。

しかし素人が見るところ、はやり「斉唱」には「戦争」への押し殺された感情が秘められているように思える。

番組中の解説ではこの「斉唱」の画面に現れる「高さがそろった顔」と「奥行きの異なる足下」のふたつの視点のことが取り上げられるが、むしろ9人の女学生の手元にある「譜面」の距離感のほうが気になる。

画面左の女学生は譜面を両手正面に目で見据えながら唄っている。中程前列では譜面を見ているが目をこらしてはいない。後ろに立つ女学生は譜面を下げて目は別のところを見ている。宙を見て唄っている者もある。

画面右下のピアノ椅子の上に譜面の束が置かれている。

譜面とは、旋律、リズム、ハーモニーを指し示す「指示書」。戦争にあっては戦争を遂行するための工程表、あるいはそれをあおる紙新聞の束とも見なすことが出来るのではないか。

つまり、女学生達は歌を歌うが、あるものは譜面に目をこらし、あるものは視線がさまよい、あるものは中空に虚しく歌うのみ、という「群像」であるとしたら、それはひととおりではないが何かしらの大きな感情の塊がそこに描かれているのではないか。

同じ年に描かれた「娘子関を征く」でも、画面の奥にある大中国の歴史的風景にこれから進軍しようとする兵馬の赤い尻の側にたつ歩兵二人の表情が、「国威を発揚」するような様子でないことは子供の目にも明らか。

小磯良平は戦後、戦争画のことを隠しようはないが、語ることもなかったという。国立近代美術館の常設コーナーで作品か絵葉書を観た覚えがある。そのあたりの事情はこのようなことらしい。
http://www.kobe-np.co.jp/rensai/200408artist/01.html

美しい国、とか戦争を知らない子供たち、などと手放し言い放しで済まされる立場の人とは、どこのどなたならん。

田中美知太郎先生は、「憲法に書いて戦争が無くなるなら、台風禁止と書けばいい」とおっしゃったと聞く。台風も来た、地震も起こった。次いったい何を。



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沖を通る

2007年07月15日 | Weblog
台風4号が、土佐湾を足摺崎と室戸岬の沖を通過。

こういうとき地元では「沖を通る」と表現します。

台風の進行方向の右側は風雨が強く当たるのですが、「沖を通る」と台風の左側になるので予想されたより早く雨脚も弱まりました。

結果として貯水率が心配された早明浦ダムも100%に。
http://www1.river.go.jp/cgi/DspDamData.exe?ID=1368080700010&KIND=3&PAGE=0

7月からこんな大きな台風が来るようでは、油断ならない夏から秋になりそうです。かたがたご用心めされませ。



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頭が燃料切れ

2007年07月04日 | Weblog
運転をして30年近くなるが、初めてガス欠をやらかした。

用事が立て込んでイライラしてエアコンかけてうろちょろしたのが敗因。

町の中、ガソリンスタンドの近くなので、容器を借りてガソリンを運べばいいと思っていた。

ところが、規制で定められた金属製の携行缶でないと持ち運びできない上、その缶を借りて返さない客があり、対応できないという。通りを渡った向かい側のガソリンスタンドも同じ返事。DIYショップに行けば売っているという。それを買ってきて出直せということか。

結局は弟が会員になっているJAFの世話になったが、すぐ近くにあるガソリンが車まで運べないとは、どういうことかと依然中年不良大脳思考停止状態。

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