この秋、9月から10月にかけて三連休が三度もある。
人並みにそれを全部休めたり、自由に遊び回れる身の上ではないが、それもで少しは物事の進み具合に「あそび」を感じている。
三・三連休の初っぱな、敬老の日にはたいした用事もなく、午後車で三十分も走り喫茶店で本を読んだ。そんなことをするのは何年ぶりだろう。
人通りのないところにある、南向きの窓が床から天井近くまでガラス張りの喫茶店で、窓からはいる昼下がりの日光で新聞を読み、持ってきた井上靖「孔子」を少し読んだ。
今の世の中と全然テンポの違う、童話の世界のような話で、自宅などではなかなか物語り世界の中に入って行きづらいが、この場所であるかないかのBGMを聴きながらページをめくっていく。戦国の土石流のような混乱に巻き込まれる木の葉の舟のような孔子一行。ドキドキしてしまう。
本を読んで楽しい、なんて何年ぶりのことか。
家にある本をたくさん送った「畑山温泉」で、ゆっくり本が読めたら、と思った。
畑山温泉
http://hatayamamura.jp/
人並みにそれを全部休めたり、自由に遊び回れる身の上ではないが、それもで少しは物事の進み具合に「あそび」を感じている。
三・三連休の初っぱな、敬老の日にはたいした用事もなく、午後車で三十分も走り喫茶店で本を読んだ。そんなことをするのは何年ぶりだろう。
人通りのないところにある、南向きの窓が床から天井近くまでガラス張りの喫茶店で、窓からはいる昼下がりの日光で新聞を読み、持ってきた井上靖「孔子」を少し読んだ。
今の世の中と全然テンポの違う、童話の世界のような話で、自宅などではなかなか物語り世界の中に入って行きづらいが、この場所であるかないかのBGMを聴きながらページをめくっていく。戦国の土石流のような混乱に巻き込まれる木の葉の舟のような孔子一行。ドキドキしてしまう。
本を読んで楽しい、なんて何年ぶりのことか。
家にある本をたくさん送った「畑山温泉」で、ゆっくり本が読めたら、と思った。
畑山温泉
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