山と酒の日々

裏銀座縦走 ブナ立て尾根~烏帽子小屋~野口五郎岳~湯俣温泉

2017/07/27(木)~07/30(日)



27日< コース・コースタイム > 高瀬ダム8:08 - ブナ立て尾根取り付き8:32 - 11:30三角点 - 13:08烏帽子小屋 - 13:14テン場(泊)

昨年、悪天候でいけなかった山行の続き。七倉に車を駐車、ガスの立ち込める中タクシーで高瀬ダムへ。烏帽子小屋を目指して、ブナ立て尾根を登る。









ブナ立て尾根は昨年は下りに使った。きょうは登りに使う。急登といえば急登だが、特筆するほどではないと感じる。樹林帯の展望なし、黙々と登る。












 

雨が降ってるが気にするほどではない。かえって、気温的には歩きやすかったかも・・。



烏帽子小屋からテン場に。青空が見え始めた。めっちゃついてる!テント、帽子、靴下、干して乾かします。 そして小屋前で絶景を肴にのんびり~。しんどい思いをした後のご褒美。

























夜はカレーライス。お酒をのんで眠りにつく。


28日 < コース・コースタイム > テン場7:23 - 11:20野口五郎小屋13:10 - 13:25野口五郎岳 - 13:52真砂岳 - 15:06折り返す - 15:56野口五郎小屋(泊)

昨晩からシトシト雨。せっかくの稜線歩きが生憎の天気、でも、好転してくることを祈ってスタート。 曇っていても稜線歩きは楽しい。アップダウンも穏やかで疲れない。時々ガスが晴れて展望が広がる。














野口五郎小屋に着いた頃にはガスがはれて、いい感じに。濡れた服は乾燥室、テントは外に広げてビールタイム。 ライチョウの親子が現れた~。かわいい。いつみても・・。







夕食まで時間がある。一人で水晶小屋方面へ散歩に行く。  右手にはまだ未踏の読売新道が、かなりのロングコースと聞いている。機会があればいつかいってみようか・・。
















あと30分ほどで、東沢乗越というあたりで折り返す。16時ころには小屋にもどるつもりだった。 その途中、槍ヶ岳の雄姿が・・。相変わらず格好がいいね~。ついつい写真を撮り続ける。






小屋について夕食、天婦羅がメインかな?美味しかったがちょっと冷めていたのが残念。仕方ないね~。今日は平日なのに30人ほどの宿泊者。私たちは1室を二人で使うことができ、個室待遇。ラッキー。



明日の天気をテレビで確認。20時消灯、羽毛布団で就寝。


29日 < コース・コースタイム >7:23野口五郎小屋 - 13:16湯俣温泉晴嵐荘(テン泊)



天気は下り坂。雨は降っていない。小屋からすぐ、野口五郎岳山頂を踏んでガスで見にくい槍を眺めながら湯俣への分岐へと。真砂岳は巻く。









竹村新道は序盤、アルプスらしくない(つまり歩きにくい、整備が行き届いてない)道で私的にはちょっと刺激があって、面白かったかな。道幅狭く斜めってる。ほんの少しだが、残雪のトラバースもあって、慎重になる。






そのうち崩壊場所を通過(たいしたことないけど)そしてまたまた樹林帯を延々降る。これ、なんとかならないかな~・・。退屈になってくるんですが・・。

今日は標高差約1500mを降りるので、足にくる。(翌日は筋肉痛です) 湯俣温泉に近づくと硫黄が混ざった水色の美しい渓谷が現れる。いっきに岩場っぽいルートをくだると、こじんまりとした綺麗な晴嵐荘に着く。










テン場と夕食の受付をすませ、テント設営。 お待ちかね、源泉かけ流しの温泉へ~~(^^)/ 一番風呂だったので、熱い熱い!!水道水をガンガン注入、やっといい湯加減に。 石鹸だけがあった。髪はお湯だけで洗った。

お風呂からあがると雨が・・。下山時は降られず持ってくれたことに感謝。


晴嵐荘の夕食は純和風。大変美味。 そして、なんといってもお酒の種類が豊富。そして、どのお酒も600円均一。日本酒、ワイン、ウイスキー、堪能しました。テーブルが一緒になった3人の男性達の『温泉ソムリエ』の話で盛り上がり、
楽しいひと時をすごし、テントにもどって、就寝。




30日 < コース・コースタイム > 7:56晴嵐荘 - 11:35高瀬ダム

ゆっくり起きてゆっくり支度して、ゆっくり歩く。きっともう訪れないかもしれない道を噛みしめるように・・。



























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