見出し画像

山と酒の日々

憧れの読売新道を歩く その2 野口五郎小屋~赤牛岳~奥黒部ヒュッテ

2021/08/29(土)



< コース・コースタイム >
野口五郎小屋4:38 - 4:55野口五郎岳 - 7:25水晶小屋7:38 - 8:09水晶岳8:12 - 8:57温泉沢の頭 - 10:36赤牛岳10:52(読売新道)14:52奥黒部ヒュッテ

山行二日目。昨夜にかけてずっと風の轟音を耳にしながら浅い眠りを繰り返した。 明け方近くには少しは風の音が大人しくなった気がする。

今日が山行のメインの日。ロングルートなので、ぜひとも好天を期待する。
支度を整え外に出ると、東の空が明るくなっていた。雨もないし、ガスもない。
・・・・良かった!!😃 若干の強風はあるけど、昨日の事を思えば上上の天気だ。



ヘッデンのお世話になったのも、野口五郎岳まで。



先へ進もう。しばらくは砂礫の稜線をすすむ。歩きやすい。





前回ここを歩いた時には立ち寄らなかった真砂岳山頂を踏み、モルゲンロートで輝く山並みを眺めながら気持ちよく歩く。







水晶小屋に近づくと岩稜帯歩きに変化する。 今日は雨で濡れていないので快適に進むるが、昨日の昼前のような風雨になると、厳しい歩きになるだろうな・・。





水晶小屋で朝ご飯休憩。そして水晶岳へ進む。懐かしい道だ。
当時はガスガスで山頂からの展望はなかったように記憶している。



今日は展望バッチリ👍👍 






さぁ!ここからが本山行のメインイベント。そして未踏ルート。
赤牛岳までのルートは楽しかった。岩稜帯歩き、広尾根の稜線歩き、360度のメジャーな山山に見守られながらのトラバースルート・・・どれもこれもが新鮮で、ワクワク感一杯💚  



前には立山、左は薬師岳、右に槍、烏帽子、野口五郎岳、後ろには鷲羽、水晶・・・・。こんな贅沢な稜線無いでしょう!!










赤牛岳までの距離も長い。赤い山頂がみえてるけど、なかなか辿り着かない。


岩稜帯通過も少しある。




赤牛岳で小休憩。パンを食べて、いよいよ!!読売新道に突入だ!




まず赤牛岳からの下降。ザレ場だったので滑らないように気をつける。


稜線を少しづつ下り進む。赤牛岳が2864m、奥黒部ヒュッテが1500m、
約1300m標高を下げる行程。

立山が少しずつ近くなってくるのが面白い。



もうすぐ樹林帯になる手前で見納めとばかりに展望を眺めた。



そして樹林帯・・・。これが又長い距離で・・。しかも日が当たりにくいのもあってか、苔石、泥濘、泥、湿った木の根・・滑る滑る~~😭 



薄暗い樹林帯なのにサングラスを取らずに歩いたせいで、途中思い切り転倒
😱 😱  イタタタ~😵 手の甲、お尻の横、膝辺りを打ったり擦りむいたり・・。反省です・・。




思った以上に時間がかかった。うんざりしながら、GPSで小屋までの距離を確認しながら歩いて歩いて・・・・。


漸く奥黒部ヒュッテに着いた時は大声で『やっと着いた~~!』と叫んだ。



予定では夕食朝食付きだったが、行動食が結構残っていたので夕食のみに変更。部屋を案内され、しばらくゆっくりとした。

部屋は個室待遇✨✨綺麗なフローリングで山小屋ぽくはないが、私は気に入った。



外のベンチで一人祝杯🍺🍺そして明日のルートの確認と今日の歩行時間の確認をする。よかった。標準コースタイムより早く歩けてた!
これ、励みになります。もう私も若くはないので、常に歩行時間を気にしながらの山行をする。



近いうちにくる足の衰えを念頭に置きながら山行をする習慣をつけるため。

お風呂が無料で入れる小屋。テン泊の人も入れます♨♨
でも着替え、タオルも持っていなったので入らず仕舞い。入ったとしてもドライヤーもないし、心底スッキリできないと思ったので・・・。
風呂に入る時は下山したときやね・・。  



今日も晩御飯はカレーライス🍛🍛😰 😰   昨日と同じや~😫 
ご飯の量は調節できたので良かった😀 



疲れた足を休めよう!おやすみなさい😪 


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

最新の画像もっと見る

最近の「北アルプス」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事