山と酒の日々

餓鬼岳縦走

2017/08/19(土)~8/20(日)



< コース・コースタイム >
8/19(土)中房温泉6:12 - 9:41東沢乗越 - 14:19餓鬼岳小屋(泊)


18日金曜日の午後2時自宅出発、夜8時頃穂高無料駐車場で車中泊。寝付くのに時間がかかる。 翌日4時起床、始発のバスで中房温泉へ向かう。
中房温泉は燕岳の登山者で大賑わい。






 餓鬼岳、東沢ルートは私一人だった。(わかってたけどね~)天気は曇り、時々霧雨。 前夜車のラジオで安曇野市が大雨洪水警報が発令されてたので、沢の水量が心配だ。
念の為沢靴ももってきた。 しかし、それも杞憂に終わる。沢は荒れてはいなかった。







ルートは、高巻きのような道がつづき、草が生い茂ってる。マーク、踏み跡はしっかりあるが、ジャングルをあるくよう。靴は瞬く間にずぶ濡れ。(悲)












その後渡渉が数回。簡単だった。最後は笹原の綴れ折りの急登で東沢乗越に。















そのあとは稜線歩きだが、展望が広がる場所は少しで、ほとんど樹林帯歩き。ちょっとがっかりする。もっと快適展望ルートと期待していたので・・。
















小屋の手前に近づくと、ケンズリと呼ばれる岩場を通過する楽しいルートがやってくる。岩登りというより、あくまで、巻くように通過って感じ。ガスが山々を隠してあいにくの景色だが明日に望みを託す。




















餓鬼岳小屋はなかなか味のある雰囲気。今日はお客が多いらしく、離れの2つの建物の1つに宿泊することに。(母屋?は団体さん、離れは男性と女性に分かれてる。5人用に4人宿泊。単独女子2人(私含む)とご夫婦1組だ。




裏庭で、濡れた靴、靴下、スパッツを乾かしながらビールで一人お疲れ様~(^^)








ここの晩御飯はあまりよくない噂を聞いていた。しかし~~!!よかった!1番は炊き込みご飯だ。おかわりしたよ~。小屋番の男性も飾らない、素朴な感じで好印象だ。率直な受け答えで媚びてないところがいい。



20時消灯まで同室の方と山談義。そして就寝。



8/20(日)

< コース・コースタイム >
小屋5:42 - 5:49餓鬼岳 - 8:30唐沢岳8:45 - 11:30餓鬼岳小屋11:40 - 13:28大凪山 - 14:44最終水場15:02 - 16:30白沢登山口林道終点

ご来光こそ見れなかったが好天だ。シンプルな朝食後餓鬼岳、唐沢岳へと出発する。いつものことだが2日目な朝一はエンジンがかからない。今日はなぜかあまり調子がよくなく、唐沢岳に着くまででもバテバテでちょっと気弱になる。

唐沢岳まではアップダウンがたくさんあり、しかも樹林帯歩きがまたもや多く、テンション下がり気味・・。先の事を考えずにゆっくり進んだ。登りになると立ち休憩をたくさんしながら。










展望は最高。槍ヶ岳、裏銀座、はっきり見える。来てよかったとしみじみ思う。















唐沢岳山頂直下から少し岩登りチックに。しんどかったけど、楽しいと思えた。(でも本当に今回はなぜかきつかった。体調?実力ダウン?)







山頂で10分ほど休憩、ピストンする。登り返しはつらいね・・。





しかし、なんとか昼前に小屋に戻れた。予定ではもう1泊することになってたが、下山しようと思い、小屋番の男性に伝える。「昨日東沢から来れたんだから(コースタイムレベルで)たぶん連泊しなくてもいいと思ってた」と言われ、嬉しかった(^^) 快く下山後のタクシーも手配してくれた。 




下山ルートは白沢ルート。最初は綴れ折りのくだりがなが~い(--)膝に来る~!! ここも樹林帯歩きがかなり長く(東沢ルート以上)登りに使わなくてよかった~~。








沢筋ルートに入るのはルートのラスト3分の1くらいからかな・・・・。
沢筋は面白い。たくさんの木の梯子を渡る、へつるように通過したり、飽きません。

タクシーのお迎え時刻を17:20にお願いしていたが1時間ほど早く下山できそうなので、最終水場であらかじめ小屋番の男性に教えてもらってたタクシー会社に連絡する(ここだけ電波が通じるといわれてた)。しかし!!つうじな~い~。
諦めかけたが餓鬼岳小屋に電話してみる。 繋がった!!小屋からタクシー会社に時刻訂正の連絡をしてもらい、一安心。















登山口でまってたタクシーで大糸線の信濃常盤駅まで。(計画では穂高駅までだったが、小屋の同室のご夫婦からお得な情報をいただいた)信濃常盤駅から電車で穂高駅までいき、徒歩5分で穂高無料駐車場に。タクシー料金が5000円ほど安くなり、感謝です。 信濃常盤駅で電車を待っている間に近くのビジネスホテルを予約、途中夕食やお酒を調達、19:00にはチェックイン。翌日朝帰途に就いた。












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