黒柳徹子の「アフガニスタン報告」(2001年の原稿)を学生に読んでもらって、レポートを作ってもらった。何を使ってもいいよ、調べてもいいよということで、オープンな感想をもとめた。同時に、中学生に、この文章を教材に、授業を構想してごらんという課題を出した。
みんな一生懸命やってくれれていた。そのうちに、ある学生さんが「ここにでてくるタリバンが検索禁止になっている」とお話ししてくれた。2001年、この文章が雑誌社に渡った直後、9.11同時多発テロがニューヨークの貿易センタービルで起こった。この文章の最後に記載されているが、その後、「テロとの戦い」に突入していくのが国際情勢だった。
その中で、タリバンやら、イスラム国やらに、入っていく若者の問題も問題視されてきた。「検索禁止」というのも、ある意味ガードがかけられたことの一環であろうが、いろいろ考えさせられる。若者よ、この社会での平和の価値を再確認しつつ、広い視野と教養をもってほしい。
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