美味○○~Grape Basin~

大勲位グルメからラーメンを経由しておうちデ手料理まで美味しく感腹☆

台湾薬膳火鍋『天香回味 赤坂店』

2006-02-22 01:53:16 | グルメ会
勘違いしてました。クラス会は22日だっ。
で、昨日はグルメサークルの新年会第2弾だったわけであります。
集合場所は小雨降る赤坂見附。
台湾薬膳火鍋『天香回味 赤坂店』でございます。

お店の扉を開けた瞬間香辛料の香りがプ~ンと漂ってきます。
かなり激烈なものが食べられる期待が高まっちゃいますね~。

oishiineoishiine











左の写真はとりあえず具を入れる前の状態です。
鍋が真ん中で仕切られてまして見事な紅白。
紅が天香鍋、白が回味鍋で「天香回味鍋」と呼んでるそうです。
チンギスハンが考案して代々子孫に伝えられたとの薀蓄ですがどこまで本当かは不明ですね。

紅の方は見た目通り辛味の鍋で唐辛子やら4時間以上かけ作ったという辣油が浮いています。
こっちには50種類の素材、香辛料が入っているんだそうです。
白の方は甘味ってことですが~紅に比べればって話でそこそこ香辛料の刺激はあります。
こっちには10種類って店員さんが言ってました。両方合わせて60種なのかな?
60種もスパイス等が入っているとは凄いもんです。養命酒だってたかだか14種ですからね~。
クコの実、朝鮮人参、ウコン、ソウカ、赤ナツメ、龍眼等々漢方薬の錚々たるメンツが一堂に会しているわけであります。
味も辛い!!とってもカレー的な香味ではあるんですがとにかく刺激が強すぎっ!!
スープを一口啜っただけで内臓から全身が火照って汗ばんできますよ
辛いもの好きな人には堪らないレベルの「カラウマッ」です。

そこに店員さんが野菜やらニンニクやらサツマイモやら豆腐やらメロー(白身魚)やら大量の茸を入れてくれました。
具が凄まじい香辛料の香りを纏ってうまいっ。そして辛い
エリンギなんかの茸類は特に味が引き立ちますね~。
赤ナツメなんかは果実なんで食べられるんですが乾燥プルーンみたいな味がしました。
朝鮮人参はゴボウっぽいですね。他に苦~い香辛料も食べちゃったりなんかして。
しかしここまで辛いものを体内に流し込むと本当に体に良いのか怪しくなりますね。

右の写真は先付けとその他ですね。
左からピータン、クラゲ、腸詰め。
上のティーカップに入っているのは東方美人茶。
その左のは鍋の取り皿なんですよね。お茶碗みたいで小さいっ。
紅白鍋のブレンドスープが入っています。
鍋に具を入れる前に店員さんがよそってくれたんですが、本番前の味見(辛さ見?)ですかね?
これを飲んだ時点でもう体に火が付きました。

oishiine











黒豚もしゃぶしゃぶで。
かなり良いお肉みたいで美味しかったですね~。

oishiineoishiine











具を食べ終わったらスープ(無難に白い方)に麺を投入。
緑の麺なんですがアセロラ入りの麺だそうな。へ~。
アセロラの味は分かりませんでしたがムッチリ縮れ麺でおいしい。
ラーメン好きとしては貴重な体験をさせていただきましたね。

oishiine











〆のデザートはタピオカ入りココナッツミルク。
ここまで辛いものを食べてくるとこの甘さは爽やかで癒されますね~。

oishiineoishiine











で、二次会は同じく赤坂のパブ『ローズ&クラウン』で。
あんだけ辛い鍋腹いっぱい食べたのに女性陣はイチゴパフェ
おれもつられてフレーズヨーグリートという苺のお酒を。
甘いお酒は基本的に苦手なんですが案外美味しかったですね。
中央に写ってるのはマッシュルームのガーリックオイル焼き。まだ食べてます(笑)

スパイシーな薬膳鍋の後は甘美なアルコールで締めたのでありました

開催日:2006年2月20日

千駄木 蛸創作料理『三忠』

2006-01-10 04:02:49 | グルメ会
本日は千駄木におきましてグルメ会の新年会が催されました。
忘年会は蟻月だったんですが出席できなかったんですよね~。
その分まで食べましょう

ここ蛸料理専門店の『三忠』で心ゆくまでタコを食べました。
の鍋の写真はに野菜の上にタコを乗せていますが本来は「タコしゃぶ」です。
撮影の見栄えを良くするための誤った処置ですので悪しからず。

oishiineoishiine











まずはお刺身を。
左からヤガラの昆布じめ白えびミンク鯨、端っこになってしまいましたが蛸の踊り喰いです。
ヤガラはこれまた美味しんぼに出てきますよね。説明めんどうなので詳細はこちらで。
太刀魚みたいに長細いお魚です。
クセもなく淡白なんですがほんの~り微かな昆布じめで優しいお味。
白えびは甘く生臭さもなし。鯨は柔らかかったです。
蛸の踊り喰いは文字通り、切ったのにまだ動いているタコちゃんを食べちゃうわけです。
うにょうにょ新鮮新鮮

右のドーム型の物体は明石焼きです
このお店オリジナルのものだそう。そりゃそうだ(苦笑)
普通の(たこ焼き型の)明石焼きを想像してたらとんでもないものが出てきたというわけであります。
中はアツアツふんわりでタコもいっぱい入ってました。
泡みたいな食感のタマゴとダシの効いたお味が良いですね~。
手前のダシにもつけて食べます。

oishiineoishiine











そしてそしてタコのしゃぶしゃぶでございます。
薄い切り身ですがけっこう大きいです。
お鍋の中で2、3回しゃぶしゃぶしていただくと~
くにゅんくにゅんしてて美味しい~旨味も濃いのです

右は豚肉です。
ま、タコだけですとあっさりなんで豚肉もしゃぶしゃぶといただきました。
ただ、ポン酢の酢がやたらと効いてましたね。ちょっと飲み物が欲しくなるほど酸っぱすぎでした。
ついでに左奥に写っているのは、これもこの店のオリジナルなたこ焼きです。
もちろんタコが入ってるんですが、魚のすり身?で包んで揚げてあってアツアツ
これも美味しかったですね。

oishiineoishiine











左は海藤花(蛸の卵)。白いのは大根おろしです。
黄色く半透明なタマゴはカプセル状で、ちょっと噛むと中からトロっと液が出てきます。
とっても磯の香りなんですね~。
少々生臭さがあるので大根おろしと食べるとちょうど良いです

締めは雑炊で。
タコと豚肉のダシの不思議なコラボ雑炊なんですが、淡~いまろやかさでGood
黒胡椒を少しだけ振ると引き締まってまた美味しいですね

まだまだ寒さが続く中、変り種の鍋で温まって満足満足です。
今年も美味しい年になりますように
ごちそうさまでした

『三忠(さんちゅう)』東京都文京区千駄木3-1-17
03-3824-2300

池袋『季節料理 三木』 活すっぽんコース

2005-11-16 03:17:41 | グルメ会
恒例のグルメ先生主宰の食事会。
今回は池袋は『季節料理 三木』ですっぽん料理を堪能いたしました。
寒い季節は鍋! それもすっぽんとは上京してきた甲斐があるってもんです。

上の写真は野菜を取っちゃったあとのすっぽん鍋です。ホントはもっと野菜いっぱい。

oishiineoishiine











活すっぽんコースでありますが、まずはフグの煮凝り
くにゅくにゅおいしいのです。
二品目(右写真)は赤ワインではなくすっぽんの生き血
日本酒で割ってありますが、ドロっと「キク」味わいですね~。
でも、いわゆる血の(鉄分みたいな?)味はありませんでしたね。

oishiineoishiine











続きましてすっぽんの肝刺し。酢味噌に付けて食べました。
まったりこっくり。臭味はなく、新鮮なんでしょうねぇ。レバー好きには堪りません。
「きょうの特別」ということで伊勢海老の味噌汁もいただきました。
味噌汁に入れる海老とは思えないほど身がぷりぷりで美味しかったなぁ。
当然頭の味噌までかじり、ぐいっと飲み干したわけです。あったまる。

oishiine











多分、美味しんぼの46巻「究極の新居」で山岡が絶賛していたすっぽんの竜田揚げです。
(美味しんぼのは唐揚げか
あの時、道場六三郎が出てきたんですよね。マニアック
醤油で味付けしてあったみたいですね。骨が多いけど柔らかく美味。

oishiineoishiine











ここで鍋の前に追加注文したのは金目鯛のお造りです。(左)
身が厚く全くくどくない丁度良い脂の乗り。
ここのご主人は釣りもされるみたいで部屋に魚拓も飾ってありました。
ご主人が釣ったのかな?

同じく追加注文の金目鯛冷燻製。(右) ご主人の手作りだそう。
ちょっとサラダ仕立てでトマトが乗ってたり。
これはまずスモークの薫りが素晴らしい。愛おしくなる薫り。
鯛の刺身なのに…匂いだけで参りますね。
そしてこの強すぎず苦味なく柔らかいスモークが独特の甘味になって味にも出てて身の旨味と合います合います。
うまかった

oishiineoishiine











真打はすっぽん鍋でございます。
可愛い仲居さんがせっせと器によそってくれました。
「ゼラチンがたっぷりなんでお肌が艶々になりますよぉ」
今回は男だけ3人だったので、それはちょっと気持ち悪いだろ(笑)
「それに精もつきますしねっ」
それなら用途があるので素晴らしいことです。

この(左写真)の部位はどこだったんでしょうね~。
ゼラチンはくにゅくにゅペトペト。でもさっぱりしてておいしいのです。
肉の部分もとっても柔らかく上質なお味。幸せになります。おまけに精もつきます。
チンゲン菜やゴボウの笹掻き等野菜もたっぷり摂取。
そしてこのすっぽんのお汁がま~た最高の香りでした。(手をつける前にヨダレが出てる)

右写真はすっぽんのお腹でしょうか甲羅でしょうか?
貪欲にかじってみましたがほとんど身はナシ。

oishiineoishiine











スープを飲み干してしまいたい欲望を抑えすっぽんの雑炊です。
美味しい。あのスープを雑炊にしたのだから美味しくないわけがない。
あぁ果報すぎる。

最後は仲居さんに勧められて(故に別勘定の)ご主人特製抹茶アイスです。
一口食べたら、あれ?冷たくないな?
おそらく相当量の抹茶を使っていて抹茶アイスというより抹茶の塊に近かったのかも知れません。
濃厚に抹茶なんですが後味はスッキリ。サッと抹茶もアイスも消えていきます。
〆に相応しい一品でした。

今日はこの鍋を食べるまで起きてから飲まず食わず。
池袋のホームで倒れるかと思いましたが、精一杯お腹を空かして行った甲斐がありました。
自分じゃ絶対行けないお店でしたもんね~。
感動の火曜日でありました

東京湾大華火祭~中国料理『唐宮』 @ホテル日航東京

2005-10-31 02:22:24 | グルメ会
この夜の将軍様の食事会はホテル日航東京中国料理『唐宮』
東京湾大華火祭の観覧と併せて催されました。

まず、お台場まで行くのが大変だった
こんなくらいの花火大会にも拘らずみんなお台場に来過ぎ
あんな埋立地の孤島に何万もの人が集まりますから必然的に大混雑です。

それでもまぁ、雨の中ヴューポイントを求め難民と化した群集を尻目に、
我々は雨が上がるまでホテル日航東京のロビーで待機。
このホテルのテラスの芝生広場に椅子が並べてあって観覧席になってんのね。
oishiine









上がりきらない雨の中花火がスタート。
結局おれらもちょっと濡れてんじゃん。
観覧席からちょうど正面に虹橋が見えて夜景は綺麗だったんだけど~
いざ花火が上がるとこの虹橋が邪魔だったりして(笑)

oishiineoishiine









さて、花火が終ってやっとお食事です。
中国料理『唐宮』
お店に入ったら奥の個室に通されるじゃありませんか。
部屋が、ひ、広い。今回は3人だけなのに。。広すぎて寂しいってレベルだよ
別に将軍様がいたから特別待遇というわけでもなかったようですが。
食前酒にライチ酒をロックで注文。おいしい…かな?

前菜の盛り合わせ唐宮スタイルフカヒレ姿蒸しスープ。(上写真)
ウニと何かのカクテルみたいなのがおいしかった…かな?(既に記憶が曖昧
それにしても料理の写真がブレてて悔しい! 部屋が暗いわけでもないのになぁ。
接写と通常撮影のちょうど中間くらいでピントが合いずらいのかなぁ。
やっぱりオートフォーカス欲しいわ。
oishiineoishiine









北京ダックと雲丹カスタードの天麩羅絹笠茸と鮑のオイスターソース煮
北京ダック…だったのかなぁ(笑)食べたことないものなのでわからんじゃん。
もう一度食べてみないとね。
鮑は鮑なので美味しかったような気も。
絹笠茸はクニュクニュしてて気持ち良いですね~。
oishiineoishiine









野菜と大海老の塩炒め牛フィレ肉の黒胡椒炒め
海老は海老なのでプリップリ♪この器はジャガイモで出来てて食べられるっていうんで食べてみましたが、ただのジャガイモでした。店員さんも「見た目重視のものなので…」って言ってましたけどね。繋ぎに小麦粉を使っているそうな。
牛フィレは牛フィレでした。
oishiineoishiine









蟹肉入りレタス炒飯デザートはフワフワのマンゴープリン
蟹肉なんて入ってたんだ!?
マンゴープリンもマンゴープリンでした。

食事後、店員の「お料理はいかがでしたでしょうか?」という問いに思わず言葉が詰まってしまった。
「さぁ~」(←心中)


開催:2005年8月13日

川崎『ひない小町』で比内地鶏を

2005-10-30 23:50:39 | グルメ会
映画「電車男」を見た後、夕ご飯も川崎で。
将軍様が「鶏料理ならここなんかどう?」と御紹介の~秋田比内地鶏と旬菜『ひない小町です。
この日は別に将軍の食事会ではなくあーちゃんとふたりでだったんですけどね。
(よってスポンサーがいない 笑)

お店はまぁまぁの雰囲気でございました。
周りはほとんどがリーマン以上で、ジーパンの大学生なんておれらだけだったけど(苦笑)



とりあえず鶏のお刺身が食べたかったので、お造りを。
比内地鶏 むね肉梅酢洗い
あっさり梅の香りで美味しい。
付ける醤油も梅の酸味が効いた酢醤油?って感じだったんですが、
鶏の淡白さに対してちょっと酸っぱ過ぎな感じでした。

oishiineoishiine











串も色々。
えんがわささみ梅じそ
皮はあーちゃんに好評。脂の旨味は良いですね。
えんがわって、鶏にもえんがわってあるんですね? 良く分かりませんが。
これも鶏の味が濃くてうまかぁ。まずこれで感動しましたね。
ささみに梅の味ってのも合いますね~。ささみも淡白なようで結構味がありますしね。

右は手こねつくねの月見(比内鶏の卵)と~この店のこの日最後のぼんちり。運が良い。
つくねはふわふわで柔らかいんですよ~。
それに比内鶏の卵の黄身の濃厚な旨味が絡まって、もぅ幸せ。
ぼんちりっていうのは鶏の一番尾っぽの部分で、結構脂身なんですね。おまけに貴重。
やっぱり美味しいですよ。比内鶏のぼんちりですもん。
美味しんぼ』だと「ぼんぼち」とか言ってたカナ? いろんな呼び名があるみたい。
oishiineoishiine











他にも豆富サラダとか鶏唐揚げ(デカイ!)とか食べて、さらにご飯ものです。
左はこの店が究極の親子丼と謳っているイチオシの比内地鶏の親子丼
た、確かにこんなに美味しい親子丼は食べたことがない。。
おれは卵の生の状態の白身が嫌いなんだけど、これは白身までまいう~。
一切生臭さがないしね。
肉も卵も濃厚濃厚なおいしさ。ペロッといっちゃいました。

右はあーちゃん注文の比内地鶏の雑炊
まぁ、雑炊ですから味は薄いわけです。
親子丼食べた後だとインパクトが薄くなっちゃうのはしょうがない。
でも入ってた鶏肉の旨味はやっぱり濃厚でしたよ。
もっと鶏のダシが効いてたりすれば違うんでしょうけど。
でも~雑炊だからこれでいいのか。
oishiine











デザートまで頼んでます。秋田銘菓のだまこ餅
お餅の中にトロ~リ黒胡麻の餡? が入ってて噛むとそれが溢れてくるんです。
なかなかに美味しい。

闇雲に注文して十二分に満腹になった結果、ふたりで9000円超の贅沢な夕飯となってしまいました。
また行きたいけど、絶対スポンサーが必要ですね。
次はきりたんぽ鍋か比内鶏鍋で、もっと直に比内鶏の力量を見極めたいかな。
あと、店員のお姉さんの愛想が良かったです。


2005年6月某日
神奈川県川崎市川崎区駅前本町10 十番館ビル2F
044-222-1728

イタリア料理「ANTIVINO」

2005-10-30 22:59:04 | グルメ会
本日の食事会は渋谷並木橋あたりにあるイタリア料理店『ANTIVINOで催されました。
それも学校帰りに(笑)
集合前に時間があったので組員共々センター街へ将軍様への献上品を買いに行ったりもしました。
結局、駅→学校間を2往復もしてしまった(疲労)
なかなか良いものを献上しましたよ~。
カッコイイ扇子とケーキみたいなタオル。

女の子お薦めの(男衆は知識がない)赤ワインを嗜みながら一品目の前菜。(最初の写真)
鰹のたたき(みたいなの)トマトとムースっぽいチーズ
あと、白アスパラと~エビのすり身&キャビア&何かを練ったもの(?笑)
料理名まったく覚えていません。情報が入れば書き直しですね。
ま~どれもこれも美味しかった。素材ちがうのか?
トマトなんてもの凄いフルーティーな甘さで爽やか。
練り物(笑)も一瞬「生臭いかな?」なんて思ったんですが、とんでもない。
魚介の旨味がプンプン濃密でうまいうまい。
前菜の時点で感動してしまいました。


じゃがいもの冷製スープ
これもじゃがじゃが美味しくて一気飲み。
ワインに火照った胃には良くないかもって不安はありましたが。


あさりのパスタチーズのリゾット
パスタはちょっと太めでソースが良く絡んでて美味。
リゾットもチーズの香りが初めは「強いかな?」って思ったけど、
その後残る香りが素晴らしくってこれも美味。
サイゼリアとはえらい違いだね!


デザートはイチジクのタルト

コースで頼んだんですが終電に間に合わすためにかなり変則的になってしまって。。
メニュー削ったり、前菜を数人分盛り合わせてもらったりしました。
今度はもっと時間にゆとりを持って賞味したい、美味しいお店でしたね。
ひとりだけ不愉快な態度のウェイターがいたのが玉に傷ですが(苦笑)


開催:2005年5月31日
『ANTIVINO』東京都渋谷区東1-14-13
03-5466-1030

国賓中華料理「釣魚台養源斎」

2005-10-30 22:40:22 | グルメ会
やっと5月2日に行われた食事会の模様を書けます。
忙しかったわけでもないですが。

此の夜はフォーシーズンズホテル椿山荘にある『釣魚台養源斎』でございます。
左和洋折衷というか漢洋折衷というか、とにかく格調高すぎる
近くにいたスーツ着たフランス人(っぽい)オジサンは携帯に向かって
「ベリーナイスホテール!エクセレント!」って叫んでるし。

20分くらいソファに座ってメンバーを待ってたんだけど全く居心地が悪い。
ジーパンで来たのはマズかった。ホテルマンとは目を合わせたくない。
ふかふかのソファーだったのに何の休息にもならず、
雰囲気に気圧され激しく神経を消耗してしまいました。

中国料理『釣魚台養源斎』
メニューは「サッチャー元英首相が訪中の際、釣魚台国賓館「養源斎」にて召し上がったメニューを特別コースにて再現した『名人菜単~サッチャー元首相の晩餐~』」です。
サッチャー首相が香港返還交渉で訪中した時に、当時は中華人民共和国迎賓館「釣魚台国賓館」副料理長だった現この店の総料理長が実際に作ったメニューの再現とのこと。
薀蓄だけでお腹いっぱい。
oishiineoishiine











腰がフィットしない直角椅子に座って紹興酒お茶各種を注文。
紹興酒はこのお店のオリジナルの10年ものらしい。チョコみたいな香り。
お茶はジャスミン茶とかとか。紅虎のとはモノが違いますね~素晴らしい香り。
うっとりうっとり。
右写真は前菜盛り合わせ
帆立や筍とかとか。
oishiineoishiine











釣魚台風いかの卵入り酸味スープ
器がサリサリとした感触。この感触やだー嫌いー。背骨にくるよ。
スープは酸っぱかった。それが美味しい。

右はふかひれの姿煮込み紅花ソース
ふかひれですよフカヒレ。こんな食感なのね~。気持ち良い春雨みたいな。
トロみがある黄色いソースと合いますね~。何の味か全く分からなかったけど。
美味いもんです。
oishiineoishiine











鹿肉の炒め巣篭もりすっぽんの縁側の壺蒸し
このお店は「三低一高(低塩、低糖、低油・高タンパク)」をモットーとしてるってことなので割合味付けが薄いんですね。
そんな中にあるせいかこの鹿肉炒めは味がハッキリ感じました。お~いしいの。
しかし巣篭もりって何で出来てるんだろ? 春雨揚げたやつ?
 
すっぽんは、そもそも食べたことがないから~
スープになんかしたらどれがすっぽんの味なのか分からない。全部か。
医食同源なのか精力強壮なのかクコの実も入ってました。
oishiineoishiine











白菜の干し貝柱あんかけ四川風辛味スープそば
白菜の根元が繋がってて食べ難いけど、
白菜の瑞々しさと貝柱あんの淡い甘さとがマッチ。清々しい美味。

四川風辛味スープそばは若干坦々麺みたいな感じ。
スープはちょっとピリ辛だけど口の中で何かの香辛料の香りがプンプンたまんない。
麺はそこいらのラーメン屋ではお口に出来ないレベルの高さ。
相当高級な小麦粉使ってるんでしょうね~。素晴らしい小麦粉の香り。
oishiineoishiine











デザートは~
えんどう豆とかぼちゃのようかんハマス入り甘味水
ハマス」っていうのは蛙の脂肪らしい。ふるふるしてて葛みたいな感じ。
これが甘くて温かいスープの中にあるんですね~。
美味美味

真に贅沢な夕食となりました。


開催:2005年5月2日
フォーシーズンズホテル椿山荘「養源斎」は既に閉店

千代田区平河町『日向地鶏と焼酎 おはな』

2005-10-30 21:59:08 | グルメ会
あーちゃんを錦糸町まで見送った後は例によって将軍様の食事会でした。

麹町駅で待ち合わせなんだけど~将軍様以外誰も来ない。
そりゃ前日にいきなり集合かけられたからね~普通の人は無理です。
しかも主賓まで風邪でキャンセルしておれと将軍様のふたりきりでした。
みんな「将軍様に食事を奢ってもらえる」っていうのが人生において如何に貴重な経験か解ってないのか?
しかも将軍様はグルメ界の権威。全てを差し置いて来るべきだねぇ。
みんなバカだ~。

今宵のお店は赤坂プリンスの通りにあるビルの地下1階。
日向地鶏と焼酎 おはな』です。
将軍様は鶏料理に特に造詣が深いそうで、この日で3日連続の鶏だそう。
 
コースで注文しようと思ったらどうやら予約が必要なようで×。
席だけは予約はしてあったんですがねぇ。
仕方がないので単品で色々注文しました。 


写真は最初に出てきたお通し? みたいな。
手前からつくね、何かの小寿司、菜の花とエビの和え物
こいつらがイマイチだったので「後の料理もどうなんだろ?」てちょっと疑問を抱く。
将軍様も初めて来るお店ということだったので不安は残ります。
いや、もう奢ってもらってる時点でありがたいんですけどね。

oishiineoishiine











刺身を二種。
とりわさ馬刺ですね。

とりわさも取り立てて感動するほどでは~。
もちろん良い素材って感じでそれなりには美味しいんですよ。

馬刺はサシも入っていて綺麗な桜色☆
こんなに綺麗な馬刺しは初めてお目にかかりますねぇ。
馬刺し独特の香りが少ないですね~新鮮だとそうなのかな? でも美味しいです。
二千ん百円を分捕るのは高過ぎるけど。

oishiineoishiine











肝心の日向地鶏の料理~やげん炙り炭焼
だと思います。大量に注文したためどれがどれだか混乱しちゃったし。
付けダレが三種類あったけど失念。ポン酢はあったかな。
さすがに看板料理だけあって旨味の濃い美味しいお肉でした。
もっともこれがハズレだったら救いようが…。

宮崎日向地鶏ってブランドのような響きだけど~「地元民はそんなニワトリ知らないって言ってた」なんてお話しも。まぁ知ってる人もいるんだろうけど。だれかが宮崎の鶏を東京に持ってきて日向地鶏ってブランド貼り付けて売り出したとも考えられますしね。

この他に食べた鶏料理は皮酢モツ炭焼き、串ではつくね(お通しのとは違う)など。
串類は日向地鶏じゃないのね。皮酢は地頭鶏?
つくねには温玉が付きました。生の黄身はよく付けますけど白身付きの温玉はちょっと珍しい?

このお店は鯨料理もあるみたいでいくつか注文(↑の右写真)
右が赤身と脂身がサンドイッチになってるお刺身(名称不明)。
鯨って美味しいんですねぇ。脂身がトロけます。
見難いくけど左は鯨の皮のお造り
表面の黒い皮は取り除いてあるみたい。
酢味噌がかけてあってコリコリクニュクニュした食感です。
 
ここまで一体何品食べたんだろう。
将軍様がべらぼうに注文するもんだから飽満飽満です。
肝心の宮崎郷土料理「冷汁」が食べれませんでした。
でも最後にさらに百花蜜アイスクリーム食べたりして。
 
さてこの『日向地鶏と焼酎 おはな』ですが~
値段の割りに大したことないかなぁって感じでした。
大量発注したとはいえ、ふたりで(この味で)壱萬五千円は高いよぉ。
渋谷のカ○オケ館じゃないんだからさぁ。
将軍様も「伝票見た瞬間にこの店はブックマークからデリート!」と仰ってますしね。


開催:2005年3月11日
『日向地鶏と焼酎 おはな』東京都千代田区平河町2-4-5
03-3264-0087

両国 獣鍋料理『ももんじや』 猪・鹿・狸!!

2005-10-30 21:58:51 | グルメ会
集合は18時半に両国西口。
1718年創業という獣鍋屋『山くじら すき焼 もゝんじや』です。

1718年とは凄いですね。享保3年ですよ。享保っていえばもう徳川吉宗の時代からあるってこと
大岡越前守が町年寄たちを集め町火消しについてのきまりを申し渡した年
ネットで調べたもんね。
店先にはイノシシの剥製もぶら下がってます。

山くじら(山鯨)とはイノシシのことだそう。
なぜそう呼ぶのかは、聞いたけど~記憶曖昧模糊。

今回の食事会には半年ぶりの参加者も含め男ふたり女ふたりの計4名。
鍋にしてはちょっと少ないけど美女がふたりもいれば将軍様もご満悦で御座いましょう。

注文したのは「いのしし鍋」「しか鍋」「鹿刺し」「鹿のたたき」「狸汁

oishiineoishiine

まず初めは「いのしし鍋」4000円(上の写真)
仲居さんが鍋を作ってくれるのかよく分からないので勝手に自分達で肉を放り込んじゃいました。
ダシ(割り下?)は味噌醤油といった感じかな。濃い目のダシです。

で、途中で仲居さんがやってきて野菜を入れてくれました。
やっぱり作ってくれるのね(^^;)

猪の肉は鹿肉に比べて脂身が多く、よく煮るとコクが出て美味しいんだとか。
なのでぐつぐつよく煮て食べてみる。
う~ん、猪の香り。
さすがに肉は硬いですが歯ごたえがあって、味が濃くて美味しい。
脂身までも猪の獣の味で濃厚です。これも美味。
味噌ダシとよく調和してますねぇ。
セリのシャキシャキ感が爽やかです。

ちなみにこの写真は「いのしし鍋」「しか鍋」2人前づつを平らげた後に追加注文した猪鍋。
女の子が一生懸命「牡丹のように」と肉を並べてくれました。
牡丹に、み、見えるかな? 笑
いや感謝感謝。

ここには「熊鍋」もあるってことだったんだけど~
「今年は熊が少ないので~」なんてことが書いてあって、
熊は食べれなかったです。。残念。

oishiineoishiine

こちら「しか鍋」。
鹿肉は猪肉と違いほとんど脂身はないです。

これは仲居さんに全権委任したのですが、みんなで写真撮ってたせいで煮込み過ぎ、ボソボソな食感になってしまった。
レバーみたいな。

これじゃぁやりきれないので追加注文してリベンジ
お肉は赤身が消える程度に短時間煮れば良いようです。

こうすればお肉は柔らかいままだね。
猪肉のような獣の香りはあまりなく、味も淡白でクセがない。(先に猪食べたせい?)
美味しいけどスッキリした味わいって感じになります。
女性はこっちのほうが食べやすいのかな? おれは猪肉のほうが好みだけど。

oishiineoishiine

こちら「鹿刺し」(写真左)と「鹿のたたき」(右)です。
鹿刺しは綺麗な紅色だぁ。


とにかくすっごい柔らかい。ふくよかで優しくてって感触。
噛んでみても一瞬モチッとするんだけどすぐ噛み切れちゃう。
味はクセも臭みもなくて新鮮な感じ。
馬刺しなんかだとよく生姜醤油で食べるけど、これはワサビ醤油がよく合います。

鹿のたたきは表面を炙った鹿肉を刺身にしてある代物。
加熱すると味が出るものなんですねぇ。
生よりも鹿の味が濃くなります。でもクセはない。
これはポン酢にモミジオロシがこれまた良く合って一層鹿の旨味を引き立ててます。
個人的には鹿刺しより美味しいかも。

oishiine

こ、これが「たぬき汁
さすがに狸は人生初です。

味噌仕立てなんですが、かなり山椒が効いた汁。
臭み消しのためなのかぁ? って思ってたら案の定…

狸の肉は1センチ角くらいに細かく切ってあります。
ぱくりっ。もぐもぐ。
く、く、くっ、クサイーー!!
これまで味わったことのない強い獣臭。
こりゃ、やたら山椒効かしてるわけだわー。

しかし、これもまた人生初体験てことで感動なのです。


開催:2005年2月26日
『山くじら すき焼 もゝんじや』東京都墨田区両国1-10-2
03-3631-5596

高田馬場『L'AMITIE(ラミティエ)』

2005-10-30 21:34:00 | グルメ会
今日行ってきましたのは高田馬場にあるフランス料理『L'AMITIE(ラミティエ)』で御座います。

 ホントは2月13日に行く予定だったのです。このお店はとにかく予約が取れないらしく、将軍様とおれの男二人で。「男二人でフレンチ」嫌な響きだよねぇ。ところが将軍様のご都合により今日になった次第なんだけど、高田馬場に行ってチョットびっくり。将軍様に引っ付いて喜び組の女性二人がいるじゃないさ。素晴らしいことです。やっぱ食事は女性としないとね☆

 お店はそんなに上流階級な感じじゃなく庶民的で落ち着く感じ。狭いのはしょうがないか。でも雰囲気はよいです。おれがデートに使うのに良さそう。

 グラスワインを頼む。
 でも、わからないじゃない。ワインなんて。将軍様もお酒がダメなのでそっちの知識ないし。ここで薀蓄があると舘ひろし並にダンディなんだろけどねぇ。
 とりあえずワインメニューの一番を上に書いてある赤を頼んでみる。そしたら店員のおばちゃんに「それは非常に変わった、甘くて軽いワインになりますがよろしいですか?」 …意味不明。違うののほうが良いってことか? でも多少重みがあるのが飲みたいので店員さんお薦めのにしました。

 前菜は「アボガドと小エビのカクテルサラダ」(写真)を注文。
 この赤いソースがやたらと味が濃くて酸っぱかった!! カビキラーを唇に塗った感じで(塗ったことはない)しばらくヒリヒリ痺れてたよ。フランス料理のソースは味が濃いって「美味しんぼ」か何かで見た気がするけどホントなのね。このソース、ぷりぷりのエビには合ってて美味しかったけど、アボガドのまろやかさにはちょっとキツかっただよね。
 あと、噂に違わずボリュームも半端じゃありませんでしたね。前菜だけで腹6分目まで満たされちゃったし。

 主菜、メインディッシュは「長野のイノシシの赤ワイン煮込み、チョコ風味」 写真はありません。撮ろうとしたら店員に「撮影禁止です~」って叱られちゃいました。ケチ!! そんな肩ひじ張るお店じゃないんだからさ。
 で、この料理「チョコ風味」なんて書いてあるからチョコがそんなに好きじゃないおれは(それでも何事も挑戦です)ちょっと覚悟して口に運んだんだけど、意外とチョコの味は立ってなくて赤ワインの香りの方がしました。イケルかも。猪肉の臭い(薫り?)と調和してるかは微妙でしたけどね。

 それにしても総じて量が多い多い!! さすがに女性陣は残してましたし。
 でもデザート(コースとは別注文で500円位~)はペロリと食べちゃうのね。デザートだって結構な量なのに。おれはバレンタイン前のイノシシチョコで満腹だったのでミントティーにしときました。

 しかしこのお店、味は感動ってほどのものじゃなかったけど(チョイスが悪かった?)コストパフォーマンスは抜群で、コース自体は2100円。それに飲み物+デザートで4000~5000円で尋常じゃないボリュームの料理を満喫できるってのは素晴らしいですね。
 本流フレンチって感じじゃなくフレンチビストロ、家庭料理ってかんじなんでしょうかね?


開催:2005年2月5日
『L'AMITIE(ラミティエ)』東京都新宿区高田馬場2-9-12芝原ビル1F
03-5272-5010