原題:『獨立時代』 英題:『 A Confucian Confusion』
監督:エドワード・ヤン
脚本:エドワード・ヤン
撮影:アーサー・ウォン/リー・ロンユー/ホン・ウ―ション/チャン・チャン
出演:チャン・シャンチー/ニー・シューチュン/ワン・ウェイミン/ワン・ポーセン/エレイン・チェン/チャン・リーメイ
1994年/台湾
「独立時代」の真意について
本作のメインキャラクターはチチ(琪琪)、モーリー(Molly)、ミン(小明)とアキン(阿欽)の四人なのだが、印象的なのは言葉を交わす時は必ず二人になるということで、ここに何かの意図があるとするならば、これはただの恋愛話ではなく、原題にもあるように台湾と中国の、口論を含めた対話のように見える。だからラストシーンを見た時、ヤンはまだ中国と台湾の関係が良くなるという期待を抱いていたのだと思うと、世界を巻き込んでいる今の二国間の状況を見た時、ヤンがどんな思いを抱くのかと想像して悲しくなってしまった。
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