MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

「少女時代」とKARA

2013-10-06 00:29:25 | 邦楽

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KARA芸人・ニブンノゴ!の宮地、ニコル脱退に悲痛「あの5人じゃないとダメ」(マイナビニュース) - goo ニュース

 「少女時代」をアーティストと見なすならば、KARAはアイドルというポジションで住み分け

をしていたように思うが、25歳のギュリ、同じく25歳のスンヨン、22歳のハラが残り、

若い方の21歳のニコルと19歳のジヨンが抜けるというのはアイドルグループとしては

致命的ではないだろうか 人数が減るというのは見た目に重要性を置いているアイドル

グループとしては明らかに華々しさに欠けてしまう。「少女時代」は新曲のクオリティも

それなりに維持されており、切れの良いダンスパフォーマンスも健在だと思うが、KARAは

2011年の分裂騒動後にリリースされたセカンドアルバム『スーパーガール』まではまだ

良かったものの、その後の楽曲がどうも良くない。「東方神起」のように上手くいくだろうか


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『カップルの解剖学』

2013-10-06 00:10:42 | goo映画レビュー

原題:『Anatomie d'un rapport』
監督:リュック・ムレ/アントニエッタ・ピゾルノ
脚本:リュック・ムレ/アントニエッタ・ピゾルノ
撮影:ミシェル・フルニエ
出演:リュック・ムレ/クリスティーヌ・エベル/ヴィヴィアン・ベルトミエ
1976年/フランス

「擬似」ポルノ映画

 もちろん『R100』(松本人志監督 2013年)のような、「本作」を観ている人たちが出演するという手法は昔からあり、例えば、冒頭で妻が帰宅するところから始まる、このリュック・ムレの『カップルの解剖学』も、夫の映画監督の部屋にはジャン=ピエール・レオ主演の『ビリー・ザ・キッドの冒険』(リュック・ムレ監督 1971年)やジャンヌ・モロー主演の『ナタリー・グランジェ』(マルグリット・デュラス監督 リュック・ムレ製作 1972年)などが貼られているが、興行的には厳しいようで、夫婦喧嘩が絶えない。既に妻がベッドメイキングをする辺りからアントニエッタ・ピゾルノの「アクション」という声が聞こえてくるのであるが、夫が妻の上に乗りセックスしようとするところで「カット」がかかり、「fin」とタイトルが出る。しかしその後3人が話し合うシーンが流れ、このように完成させることが正しいのかどうか議論を始める。
 本作の主題は要するに「カップル」が主演する映画は数あれど、何故陰部を晒しているこの作品は興行的に堅実なはずの「ポルノ」にならないのかという点であり、もちろん一般的なポルノ映画のように夫婦間のセックスが‘上手く’いっておらず、女性が監督として関わっていることなども大きな要素ではあるとしても、低予算、少人数で制作されている本作であるからこそそのテーマは活きるのである。そしてラストを夫と妻が見つめ合ったまま沈黙することで終わらせることで、あくまでもイメージにこだわり、フェミニズムというイデオロギーに陥りがちな主題を巧妙に避けることに成功しているのではないだろうか。


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