「青の祓魔師(エクソシスト)」劇場版
2012年/日本
ルーツの忘却の困難さについて
総合 80点
ストーリー 0点
キャスト 0点
演出 0点
ビジュアル 0点
音楽 0点
『鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星』(村田和也監督 2011年)はルーツ探しとその混乱が描かれていた物語だった。それに呼応するかのような本作は、それほど過去が面倒なものであるのならば、いっそのこと忘れてしまえばいいのではないかというアイロニーが描かれており、尚且つその犯人である「うさ麻呂」には全く悪意がないところが問題を厄介なものにしている。
その結果、「忘れん坊の村と悪魔」11年に一度の祝祭を前にして、高揚感と喧騒で溢れかえる正十字学園町は、『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』(押井守監督 1984年)の友引高校の学園祭のような様相を呈するようになるのであるが、やはり‘カーニバル’を続けることの困難に直面し、ルーツの大切さを思い知る。さすがに『ビューティフル・ドリーマー』を超える思想の提示までには至らなかった。
『鋼の錬金術師』同様にフューチャーされている列車は、この手のアニメーションではもはや定番なのかもしれない。
紅白裏番組、日テレ「ガキ使」ひとり勝ち(サンケイスポーツ) - goo ニュース
「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで大晦日年越しSP」で一番笑ったネタは
結局大物ゲストではなくて遠藤章造のものだった事が良いのか悪いのかよく分からないが、
付き合っている女性と浮気相手が揉めている最中に、前妻である千秋に電話して何とか
してくれないかと頼んだということを千秋本人がばらしており、そんなことが嫌だから千秋は
遠藤と離婚したということを遠藤本人がよく理解出来ていなかったということに驚かされた。
料理研究家の森崎由紀と交際したいがために、食リポートなど出来もしないのに強引に
くまもと県民テレビで「熊本ならでは食材グランプリ」という番組にブッキングしたというの
だから、その性豪ぶりに大いに笑わせてもらった次第である。