食べて、祈って、恋をして
2010年/アメリカ
観ている方はイライラする
総合 30点
ストーリー 0点
キャスト 0点
演出 0点
ビジュアル 0点
音楽 0点
作品の冒頭から主人公のエリザベス・ギルバートの夫のスティーヴンがエリザベスの友人のデイラの赤ん坊の面倒を見ているシーンがあり、その後もインドの僧院で出会ったリチャードが語る18歳の息子のことや、フェリペの19歳の息子や、バリで知り合ったワイアンの幼い娘のトゥティとの出会いがあることを勘案するならば、エリザベスがスティーヴンと離婚する原因は子供に関することなのかと思われたが、ハッピーエンドのラストシーンを見るとそのようなことではないらしい。
それならばスティーヴンが自分に相談もなく大学に戻って教育学を学ぶことや、フェリペが自分に相談もなく無人島に行くことなど、男たちの身勝手な振る舞いにエリザベスは耐えられなかったのかと思われたが、ハッピーエンドのラストシーンを見るとそのようなことでもないらしい。
例えばジュリア・ロバーツが1995年に主演した『愛に迷った時(Something to Talk About)』で詳細に描かれたような妻としての葛藤が全くなく、結局、最後までエリザベス・ギルバートが具体的に何に対して苦悩しているのか掴めないまま、そしてそれがどのように彼女の中で解決できたのかも分らないままで終わってしまった。
ただ‘ライザ・ミネリ’‘ソフィア・ローレン’‘ジェームス・テイラー’‘1975年のシェール’‘スティング’という一連のモノマネギャグは冴えていた(残念ながら笑っていたのは私だけだったが)。
ニール・ヤング(Neil Young)の「ハーベスト・ムーン(Harvest Moon)」を訳出するのであるならば、ニール・ヤングの「孤独の旅路(Heart Of Gold)」も訳出するべきだと思うが、訳出されたからといって作品に対する理解が深まるわけではない。
蓮舫氏の尖閣発言「とんちんかん」 自民部会で批判(朝日新聞) - goo ニュース
自民党の外交・国防部会において、尖閣諸島沖の中国漁船と海上保安庁巡視船
の衝突事件について蓮舫行政刷新相が「(尖閣諸島は)領土問題なので毅然とした
日本国としての立場を冷静に発信するべきだ」と述べたことに対して「とんちんかん」
「勉強不足か」と批判が噴出し、失笑さえ漏れたらしいが、私は蓮舫の出生のことを
考えるととても笑えなかった。これは「とんちんかん」とか「勉強不足」というレベル
ではなくて“確信犯”なのではないかと思ったからであるが、蓮舫は「誤解を与える
表現だった。尖閣諸島は歴史的にも国際法上もわが国固有のものだ」と発言を
修正してしまい、外務大臣も前原誠司が就任したことで、この件に関して“内紛”が
起こることはないのかと何故か少々落胆してしまった。