『タキ10450』のタンク車を追いかけて

専貨がほぼ全滅した今、2004年頃から撮り始めたタンク車の型式写真を紹介していきます。

タキ112333

2012年06月19日 | セメント車
台風4号が愛知県東部に再上陸し、東日本を縦断中です。東京では突風が吹き、電線が唸ってます。今夜は一晩中こんな調子なのでしょう。皆さんは無事に家に帰れてますか?

タキ1123**を続けます。今回はタキ112333です。


(タキ112333 2008年1月13日 武州原谷駅にて)

秩父鉄道のセメント運用が終焉を迎え、武州原谷駅に大量に留置されていたセメント車を目当てに、山間部に積雪あった1月に車で出掛けました。日本セメント・明星セメントのタキ1900がおり、秩父セメントはホキ5700やタキ12200が留置され、解体の日を待っていました。

タキ112333は社紋板からして明星セメント車ですが、社紋板はかなり退色していて、鮮やかな赤や黄色ではなくうらぶれた感じがします。社名板はなぜか黒く塗り潰されてます。退色して擦れてしまったようには見えませんでした。

背後の車と重なっていて少々見辛いですが、この車は鏡板に渡り板が取り付けられており、隣りの車へ移れるよう便宜が図られてます。更に、踏板は渡り板まで延長され、タンク上部での行き来がし易い構造になってます。全周に踏板がある状態ですので、何とも物々しい感じがします。デンカ車と違って、踏板に勾配は付いてませんね。
この車はTR41Eを履いていたので、東藤原の太平洋セメント車への台車振替のために名臨や三岐に来ることは無かったハズです。

次回も武州原谷の留置車をお送りします。


にほんブログ村 鉄道ブログ 貨物列車へ
にほんブログ村

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« タキ112303 | トップ | タキ112336 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

セメント車」カテゴリの最新記事