
X windowでOpenSolarisをリモート操作(Win/1)
こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
OpenSolarisの画面をX windowで遠隔操作します。X windowを実行する環境は、Windows、LinuxやFreeBSD等UNIX系基本ソフトそれにもちろん様々なUNIXがあります。
今回からWindows Xp上でX windowを動かし、OpenSolarisの画面をWindows Xp上で使う方法を紹介します。Windows上で動作するX windowソフトウエアは、有償版も無償版もあります。
有償版で国内で代表的な製品は
ASTEC-X
Exceed
Reflection X
XVision
X-Win32
等があります。有償版の多くは無償トライアルができます。
一方、無償版もいくつかあります。Windows上で動作する代表的なものは、
Cygwin/X
Xming(以前は無償。最新版の利用には寄付が必要。)
WeirdX
でしょうか。
■Windows Xp/XmigでのOpenSolarisのXDMCPによるログイン画面

■WindowsXp/Xming上のOpenSolarisのデスクトップ

拡大はこちら
まずCygwin/Xを試したのですが、安定した環境を作ることができませんでした。ただ、Cygwin/X上にOpenSolarisのデスクトップを呼び出し、ブログを書くことはできており、調整の問題だと思います。後日改めて調べてみます。
次にCygwin/Xからの派生であるXmingをインストールしてみました。Xmingはインストールも簡単で、直ぐに使うことができました。Xmingには二種類のリリースがあります。まずお試しで、sourceforge.net版を使っています。上記スクリーンショットはsourceforge.net版のものです。
デスクトップ環境はOpenSolarisそのもので、マイクロソフトWindowsに関連するものは一切ありません。日本語環境はOpenSolarisデスクトップのものを使います。OpenSolarisにはATOKとFirefoxが入っているので、ブログの制作を問題なく行うことができています。
Xmingのホームページ(英文)。最新版を寄付を募る形で配布。
Xming X Server for Windows
sourcefogeで公開されているもの。版が古い。今回の記事で使用。
X windowの主たる開発元「X.Org Foundation」(英文)へ
Wiki Pediaの「X Window System」の記事へ
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