地デジのCATV受信から直接受信への移行を試す(1)
こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
皆様地デジへの移行は済みましたか?拙宅では昨日地デジを電波で受信することを試しました。
テレビは古いシャープの29型の4:3ブラウン管テレビです。地デジ対応テレビでもワイドでもありません。お隣さんからお下がりでいただいたもので、あまりこだわりが無いので映らなくなるまで使おうと思っています。
拙宅では携帯電話のワンセグが時々途切れながらも受信できます。ワンセグが映れば地デジの電波は来ています。地デジの方がワンセグより強い電波が必要なようで「ワンセグが映るから地デジが映る」わけではありません。拙宅は東京方面に向け丘が高くなっているので、アナログ地上波は条件が悪く、これまではCATVでテレビを見ていました。もともと地上波の条件は良くありません。
そこで、地デジチューナーと、仮設の室内アンテナを購入し、地デジが受信できるかどうかを試します。
■地デジチューナー YAGI DTC10
このビデオと音声出力を、ビデオデッキのライン入力に接続。これまでどおり、ビデオデッキの出力がテレビに送られ映ります。YAGI DTC10は出力端子が豊富でパソコンのモニターを使ってテレビを見ることもできます。将来地デジチューナつきテレビに買い換えた後には、パソコンモニター用の地デジチューナーとして使います。
■地デジアンテナ SUN電子 IDA-400FU
仮設なのでもっとも扱いが楽そうな機種にしました。強電界地域用のアンテナなので、地上波の条件の悪い拙宅にはもともと向きません。
結果は「ゼリーみたい」になるチャンネルもありますが、いくつかの局は受信できました。デジタルなので受信状態の悪いチャンネルは映像が途中で「ゼリーみたい」になります。もっと条件が悪いとなにも映りません。
今のアンテナで地デジチューナーの感度表示が40dbあるかないかなので、受信限界目安感度の60dbを充分下回っており、アンテナの位置と向きには敏感です。窓際かつテーブルの上にアンテナを置いています。
拙宅では、建設中の「東京スカイツリー/新東京タワー」が2012年春に正式稼動を始めた後に、アンテナの方向調整が必要になる可能性もあります。今後屋外にアンテナを取り付けるにしても、調整しやすい場所に置くことになります。
これで、拙宅のCATV受信は終了です。家族が見る番組も限られているので、地上波デジタルが映れば多チャンネルは必要ありません。
既設のテレビ、ビデオを使った地デジ対策の費用は市価2万円弱。今後、地デジチューナーはシンプルなものがさらに安く販売されます。拙宅はこれまでアナログテレビが映らなかったのですが、地デジは映るようになり、CATVの契約が不要になりました。場所によってはこのようなこともあります。情報に踊らされることなく、まず本当に映らないのかを冷静に正確に調べて、移行したほうが良いですね。拙宅もフレッツTVを入れるところでした。
次回は地デジチューナー経由のテレビ画面の様子を紹介します。
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