
ヤマハRTX1200/NTT N1200とXiでのVPN接続でSIP内線網を評価
こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
ヤマハRTX1200/NTT N1200を使ったInternetVPN接続の中でSIPによる内線網を構築します。これまで拠点毎にPBXなりビジネスホンなりの主装置が必要でしたが、SIP PBXを一カ所に置いて、拠点にはSIPホンを置くだけとという極めてシンプルな構成をとろうとしています。
テスト的に複数拠点をInternetVPN接続し、SIP電話で外線と接続。その音声品質を確認しました。構成は大まかに以下の通りです。
SIP電話=RTX1200=docomo/光=N1200=光=RTX1500=IP PBX=ネット
IP PBXにはAsteriskを使い、Fusion IP Phoneを収容しています。Asterisk IP PBXとSIP電話の間にはInternetVPNを構成するヤマハルーター3台があります。
この構成でIP PBXの050に着信するとSIP電話が鳴り、通話できます。もちろんSIP電話からIP PBX経由で外線発信もできます。
エンドユーザ様にもご評価頂きましたが、音声品質は問題ありませんでした。全く普通の内線と変わりません。InternetVPNの品質が高まったことで、SIP内線網を作ることが現実的にになったと思います。一部区間にdocomo XiでのInternetVPNを使っていますが、そのことには、おそらく気付くこともないでしょう。
最終的にはヤマハルーターの持つ優先制御を使い、一般データーとの混在通信を行います。優先制御の対象はInternetVPNを構成するESPとUDP/500。VPN網の内側で音声端末機器になります。
引き続き、紹介していきます。
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