Solaris On HP ProLiantのアナウンス

Solaris On HP ProLiantのアナウンス


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
HPによるSolaris On HP ProLiantのアナウンスがありました。HPがx86系サーバーProLiantのシリーズにSUN Solaris、OpenSolarisをインストールして販売し、サポートもHPが提供します。


Solaris On HP ProLiantのアナウンス、資料へ（英文）
SUNによるリリース（英文）へ

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匠技術研究所ではHPのProLiantを使った大規模なWEBシステムの構築をお手伝いしたことがあります。このときはHPがサポートするRedhat Enterprise Linuxを使いました。ハードベンダーのサポートにより、RAIDやLANコントローラーなどへの対応が容易で、HP以外からドライバを探してくるようなことは一切ありませんでした。設定を進めるために必要な情報もHPの公開するLinux関連ドキュメントを使いました。

HP ProLiantハードにRedhat Enterprise Linuxをインストール、加えてサポート対象のミドルウエアをインストールすることで発生する組み合わせに依存するハード障害等の情報も提供があり、メーカーサポートという知恵袋を活用することで、効率的にシステム構築ができました。LinuxのことでRedhatに問い合わせる必要は一切ありませんでした。

HP ProLiantはこれまでもSolarisに対応していました。が、これからはサポートの購入から構築時の相談までをHP窓口で一貫して受けることができます。

SUNにとっては、自社ハードウエアだけでなく、HP ProLiantという広く使われているハード上でのSolarisサポートのビジネスが広がります。また、より広く使われることで、品質も高まります。

実際にOpenSolarisはLinux/Ubuntuよりもハード対応が広いと感じています。Linux/Ubuntuインストールで苦労したPCハードでも、OpenSolarisは「するり」とインストールできています。もちろん、ハードウエアの組み合わせに依存することですです。Ubuntuで苦労したAtomPCもOpenSolarisでは「するり」とインストールできるなど、今のところOpenSolarisの方がインストールしやすく、何よりもZFSという強靭で扱いやすいファイルシステムを備えていることが魅力です。


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