
Linux/Ubuntuが新しいロゴとテーマに移行
こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
Linux/Ubuntuが新しいロゴとテーマに移行するとのことです。これまでの茶系のイメージカラーも変えるようで、もっと渋めになるイメージです。
新しいロゴはこちらから"A Fresh Look for Ubuntu"
ロゴなどプロダクトイメージの変更はどのような効果がでるのでしょうか。マーケティング面から興味があります。有償商品のイメージがはっきりしているのは「redhat、Novell、Oracle」等でしょうか。これらのブランドも有償ライセンスが必要な追加ソフトやフォント、サポートが有償であり、Linuxそのものは無償です。
Ubuntu Linuxはソースコードもバイナリイメージも登録無しでダウンロードできます。UbuntuコミュニティーをリードするCANONICAL社の有償のサポートがありますが、サポート契約の有無に関係なく自由にダウンロードできます。redhatやNovell SUSEのビジネスモデルと異なるのはこの点です。
Linuxのマーケティング面での難しさは「ダウンロード数」と「利用の実態」が合わないことでしょう。数える方法もありません。
商業的にブランディングされたLinuxはサブスクリプション契約により利益を確保しようとするのですが、その横で「これは無料だよ」と合法的にほぼ同じソフトの再配布ができるのですから、無料版の方が遙かに沢山インストールされることになります。これは全く数えようがありません。
■さわって納得!谷山ゼミ

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