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2021読書ベスト

2022年01月28日 08時17分37秒 | 読書(ベスト)

昨年2021年の(個人的)年間ベスト決めたい。
「昨年私が読んだ作品」なので、「昨年出版された」、という意味ではない。
故に、「古典」も含まれる。


「 エチュード春一番 第3曲」荻原規子
シリーズ3作目で、ひさびさの出版、嬉しかったので挙げておく。
もちろん、内容もすばらしい。


「パチンコ」(上・下)ミン・ジン・リー
翻訳作品だけど、日本が舞台になっている。


「ミシンの見る夢」ビアンカ・ピッツォルノ 
こちらも翻訳作品・・・19世紀から20世紀、イタリアが舞台。


「女三人のシベリア鉄道」森まゆみ
よく調べてある・・・感心した。


「近代中国史」岡本隆司
思った以上に面白かったので、挙げておく。


「苦海浄土 わが水俣病 新装版」石牟礼道子
古典です。


「からゆきさん 異国に売られた少女たち」森崎和江 
こちらも古典・・・今ごろ読みました。


「家族じまい」桜木紫乃
中央公論文芸賞受賞・・・老いと家族がテーマ。


「家族終了」酒井順子
言葉の使い方、コンビネーションが巧い。


「神よ憐れみたまえ」小池真理子 
初めて読む小池真理子作品・・・濃厚でよかった。
昭和38年からの長い年月を背景に展開する。


「くら姫 出直し神社たね銭貸し」櫻部由美子
普通に面白い、楽しい! 


「マリー・アントワネットの嘘」惣領冬実/塚田有那
誤った認識を正された・・・「マリー・アントワネット」シュテファン・ツヴァイク
の誤り、即ち、これを元にした池田理代子「ベルサイユのばら」の間違いを指摘している。新しい資料って出てくるもんですね。

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