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快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

自然災害の仕組み 理論化と対策へのアプローチ - 雲仙岳 地震計の振幅計測値と動向 その8

2016-03-09 22:28:13 | 地震 津波
 今日はこのタイトルに関連しそうな有感地震が2度ありました。
2016年3月9日 14時56分ごろ 薩摩半島西方沖 M4.3 最大震度1
2016年3月9日 0時33分ごろ 福岡県北西沖 M2.7 最大震度1

VIVAでは

引用開始(一部抜粋)
http://vivaweb2.bosai.go.jp/viva/v_datalist_kiri.html
http://vivaweb2.bosai.go.jp/viva/v_datalist_unzn.html
引用終了

 グラフは直接ご覧ください。

 薩摩半島西方沖地震の方は、雲仙岳では関連性は見られず、寧ろ発震前から僅かに減少する感じで、霧島山では発震後に減少が明らかにわかる状況となり、福岡県北西沖地震では雲仙岳では発震前後に僅かに減少する程度で、霧島山では関連性は見られませんでした。
 雲仙岳のこの傾向は2月後半にUNNVの方のデータが暫く採れない期間があり、その後から西側での発震後に減少する傾向が薄れ、代わって霧島山は薩摩半島西方沖地震の後に減少する傾向が多くなりました。
 地殻の力のバランスが以前と異なって来たようにも見えます。
 霧島山 硫黄山の火山性活動活発化と関連があるのかどうか、はまだわかりません。

 先日は鹿児島・諏訪之瀬島で噴火です。

引用開始(一部抜粋)

 http://www.asahi.com/articles/ASJ382FWBJ38UEHF001.html?iref=comtop_6_05
朝日新聞デジタル
鹿児島・諏訪之瀬島で噴火 噴煙1700メートル
 【気象庁地震火山部発表】8日午前6時29分に鹿児島県の諏訪之瀬島(御岳火口)で噴火が発生し、噴煙は火口縁上1700メートルまで上がりました。
2016年3月8日07時37分

引用終了

 当ブログで以前の記事でも書きましたが、去年の3月頃と似てきた感じもします。
 だとすると今年は少し遅めでしょうか。
 去年と少し異なるのは九重連山と新潟焼岳が今年は新規に活動がやや活発化した事で、本州やそれに近い所での活発化です。