武本比登志ポルトガルスケッチ&油彩

ポルトガル在住絵描きのポルトガル淡彩スケッチ日記と油彩

1389.コウサの町角

2018-01-20 14:16:41 | ポルトガル淡彩スケッチ

2018年1月20日(土曜日)快晴。17℃~5℃。降水確率0%。湿度84%。野鳥は既に春を感じているのか、メルローが囀り始めている。

6号にチタニウム・ホワイトとロー・シェンナをほんの少しポイント的に塗る。

土曜日なのでメルカド。久しぶり。いつも新鮮な魚を並べている店に1尾だけ金目鯛があった。それを買おうと思って「このサロンゴ下さい。」と言うと台の下から更に5~6尾の金目鯛を台に並べたのでその中から一番大きそうなのを選ぶ。サロンゴ(金目鯛)0,77kg=10,78€と、菜の花1束650g=1€を買う。金目鯛は今年度出始めか?キロ14€と高めだが2軒で出ていた。これからどんどん出るのだろう。

その後、ルイサ・トディの蚤の市。日本の浮世絵模様の古いコーヒーカップセットやティーカップセットが数件の店に出ていた。どうせ中国製だろうと思ったが、ミルクピッチャーを裏返して見ると『大日本』という文字が書かれていた。戦前の日本製だろうか?絵本『Vila Velha de Rodão Historia e Lendas do Rei Vamba』(ヴィラ・ヴェーリャ・デ・ロダオンの歴史とヴァンバ王の伝説)著:Jose Fortunato. 絵:João Senaを2€で買う。エストレラ山に行く途中いつも通る、テージョ川上流沿いで、パルプ工場のある町ヴィラ・ヴェーリャ・デ・ロダオン。油彩にもしたこともある町で珍しいので買ったがどんな歴史があるのだろう。

『きょうのニュース』アルガルベで1,600kgのハシッシが押収される。

昨夜の映画は、

『太陽の中の対決』(Hombre) 1967年。アメリカ。111分。西部劇。監督:マーティン・リットエルモア・レナードの小説を、アーヴィング・ラヴェッチハリエット・フランク・ジュニアが脚本。1880年代の東部アリゾナ。ここは元アパッチの地であったが、白人に奪われてから、彼らはサン・カーロスの保護地に移り住んだ。その中のひとりジョン・ラッセル(ポール・ニューマン)は白人だがアパッチに育てられた男だ。彼は養父から遺産として下宿屋をもらったが、それを売りはらい、コンテンションという所で馬を買う計画をたてていた。そして数日後、南へ行く小型の馬車をやっとのことで見つけることができた。というのは、この地方にも鉄道が敷かれ、駅馬車が影をひそめる時代が来たのだ。南へ行く馬車の同乗者は、ジョンのほかに、下宿屋のマネージャーだったジェシー(ダイアン・シレント)、ビリー・リー(Pete Lazer)とドリスの新婚夫婦、そして60がらみのフェーバー(フレドリック・マーチ)と若い妻オードラ(バーバラ・ラッシュ)たちだった。馬車が出る間際にグライムス(リチャード・ブーン)と名のる男が強引に乗り込んだ。馬車がけわしい山を越えると、突如行く手に3人のガンマンが現れた。ひとりはジョンの下宿屋にいたブレイトン(ジョン・キャメロン・ミッチェル)という元保安官。この3人に、ひとりのメキシコ人(マーティン・バルサム)が加わりさらにグライムスが合流して、その頭にたった。5人のガンマンの目的はフェーバーだった。彼はインディアン用の食肉を横流しして儲けていた極悪人。5人はフェーバーの金を奪い若妻オードラを人質にして逃げた。後を追ったジョンは2人を射殺し、金だけは無事に取り戻した。その金を、フェーバーは持ち逃げしようとしたが、逆にジョンに身ひとつで追放された。生き残ったグライムスは、オードラと金を交換しようと言ってきたがジョンは拒絶。するとグライムスは、オードラを強い太陽の下で縛りつけた。このままにしておけば、渇きと日射病で死んでしまう。この頃、追放されたフェーバーも戻ってきていたが、もはや疲れきって、なすすべもない。結局はジョンが“夫のフェーバーが、インディアンにひもじい思いをさせた報いだ”とつぶやきながらも助けてくれた。しかし、金と交換でなしにオードラを助けたジョンは、グライムスとメキシコ人の2人を射殺したが、5人のガンマンの最後のひとりに倒されてしまった。復讐はビリー・リーがした。そしてジョンの遺体は、かつて彼の下宿屋で働いていたジェシーが、町へ持っていき、弔ってやるという。(Movie Walkerより)

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする