武本比登志ポルトガルスケッチ&油彩

ポルトガル在住絵描きのポルトガル淡彩スケッチ日記と油彩

1601.パルメラの城へ続く道

2018-10-22 14:49:32 | ポルトガル淡彩スケッチ

2018年10月22日(月曜日)晴れ。26℃~11℃。降水確率27%のち8%。湿度98%(7:43)51%(14:45)。東のち北東の微風。紫外線量4。日の出時の朝焼けが美しい。雲があるものの上空は殆ど快晴。昼間は陽射しが強く汗をかく。窓際に座っていると火傷しそうな陽射し。

きょうのニュース』トルコの地中海で難民ボート難破、子供2人死亡、30人救出。今年度だけで難民ボートによる死者は1852人。ポルトガル北部のツーリスモ買収疑惑。オエイラスで夜中の3時、3人組が銀行のATMから窃盗。先日の暴風雨レスリーによりフィゲイラ・ダ・フォズのユーカリ森がなぎ倒され道路を塞ぐなど被害。IC8ポンバルで事故2人死亡。ビゼウで火災、一人暮らし84歳が死亡。ベルギー王夫妻がベレンの大統領官邸訪問、マルセロ・ソウザ大統領と会談。ホンジュラスなど中米からアメリカへ密入国が増えている。ライアンエアー機内で人種差別映像。ボリウッドがリスボンで映画撮影、アルカサール、セジンブラ、セトゥーバルでも。オリーブの生産量はこの5年で12万5千トンに増え、150ミリオンユーロの売り上げ。電気自動車は逆転、ガソリン車より経済的に。ヨーロッパチャンピオンリーグでベンフィカはミュンヘンに、FCポルトはモスクワに遠征。

『昨夜の映画』は

ハンナ』(Hanna)2011年。アメリカのアクションスリラー映画。112分。監督:ジョー・ライト。ハンナ(シアーシャ・ローナン)はプラチナブロンドの16歳の少女。北極に近いフィンランド森林地帯の人里離れた電灯もない小屋に、父エリック(エリック・バナ)と2人きりで住み、日々サバイバル能力を磨いている。ハンナは父に教わり、英語、ドイツ語、スペイン語、アラビア語もマスターしていた。 小屋にはラジオもテレビもなく、読める本は英語の百科事典とハンナが隠し持つグリム童話だけ。そのグリム童話の本には、若き日の母の写真が忍ばせてある。 父は一般的な情愛の念をハンナに見せず、もっぱらハンナのサバイバル能力を磨くのに専念していた。また偽の経歴や住所を、いつでもすらすらと説明できるように繰り返し仕込む。狩りに出たハンナは、トナカイを矢で射留め、瀕死となったトナカイに近づくと、命を奪う直前すまなそうに「心臓を外しちゃった」と呟く。父はそんな彼女に容赦なく襲いかかり、油断の恐ろしさを教え「トナカイは自分で持ち帰れ」と言い捨てて冷たく立ち去る。ソリに乗せ、どうにかトナカイの死体を小屋に持ち帰り、憐憫の情も見せずに黙々と皮を剥ぎ、肉を処理するハンナ。 「私の用意はできているわ」としきりとせがむハンナに、ある日、父は「この装置のスイッチを入れれば外界に出ていける」と教える。父が狩りに出ている間に、ハンナは決心して装置のスイッチを入れる。すると、米国CIAエージェントのマリッサ・ウィーグラー(ケイト・ブランシェット)がその信号に気づいた。 ハンナが装置を作動させたことを知った父は、髪を切り髭を剃り、スーツ姿で一人小屋を離れる。間もなく、ヘリコプターでCIAエージェント率いる一個小隊が小屋を襲った。2人の兵隊をたちまち片付けたハンナだが、彼らに囚われ、どこかに拉致される。 基地で身体検査及びDNA検査を受けたハンナ。マリッサと名乗る女性エージェントが部屋を訪れた時、ハンナは泣きじゃくりながら彼女に抱きつく。しかし次の瞬間、女性エージェントはハンナに絶命させられていた。「魔女を殺した」と信じこむハンナ。背筋の凍る思いをする本物のマリッサ。 ハンナは自分の身体検査レポートを入手し、追いすがる兵を次々と倒し、基地の外へと脱出した。だがそこは一面の砂漠と荒野だった。 かつてマリッサと同じCIAエージェントだったエリックと、ハンナの母ヨハンナ、そしてまだ幼児のハンナは、ある機関から車で逃走中に、立ちふさがったマリッサの銃弾で車が脱輪炎上、逃げ遅れたヨハンナがマリッサの手で殺されたのだった。死に際に「あなたは永遠に、彼女を捕らえられないわ」と謎の言葉を呟いたヨハンナ。以来、マリッサは繰り返しその言葉を思い出すのだった。 時は戻り現代。ハンナは逃走のさ中、キャンピングカーで通りかかった英国人一家の娘ソフィー(ジェシカ・バーデン)とその弟マイルズ(アルド・マランド)に出会う。しばしの会話の後、彼らと別れたハンナは、川の近くを通る際に、原住民が洗濯をしている衣服を盗み着て、彼らに溶け込む。 追っ手から逃れ、到達したマラケシュで古宿に入ったハンナは、主人の温情で無償で空き部屋を一晩提供してもらう。そこで自分がモロッコにいることを知る。生まれて初めて電灯、テレビ、扇風機、湯沸かし器に接してパニックに陥るハンナだった。同じ頃、マリッサはとあるショーパブを訪れ、旧知の仲のアイザックス(トム・ホランダー)という男に汚れ仕事を依頼する。報酬と引き換えに、アイザックスはそれを引き受ける。 町でソフィーと再会したハンナは一家の厚意でその夜、食事に招かれる。翌朝、ソフィー一家は旅立ち、ハンナの行方を追うアイザックスら3人は宿を嗅ぎ付け、宿の主を拷問する。防犯カメラの映像から、出発するソフィー一家のキャンピングカーにハンナが忍び込んでいた事を突き止めたアイザックスは宿主を始末し、跡を追う。 エリックは遠泳のあげく、海辺の宿に身を寄せる。そこには1枚のポストカードが届いていた。「魔女は死んだ」とだけ書かれたハンナからのメッセージに、安堵するエリック。 駐車中のキャンピングカーから抜け出したハンナはリゾートホテル内のプールサイドでソフィーと鉢合わせし、彼女に誘われるまま、ホテルで知り合った2人の青年と共に遠出し、ロマの歌と踊りに接し、またキスのときめきも初めて味わう。だがハンナは今まで仕込まれてきたサバイバル能力で、反射的にキスの相手を地面に押し倒し、制圧してしまうのだった。 その頃、マリッサ・ウィーグラーはヨハンナの母(ハンナの祖母)カトリンの自宅に押し入り、ハンナの居所を脅して吐かせようとしていた。だがカトリンはヨハンナの写真を前に「子供を育てたことはあるの? 何年も居所が解らず、ただ待つだけの日々の虚しさが、あなたに解る?」と毅然と言いのけ、情報提供をガンとして拒む。ヨハンナの写真と共に、カトリンはマリッサに眉間を撃ち抜かれ倒れた。 「本当のあなたは誰なの? 友達だったら教えてよ。私はあなたが好きよ」と、同じベッドで問うソフィーに「私もあなたのことが好きよ。でもだからこそ、あなたを危険に晒さない為、どうしても言えないことがあるの」と告げるハンナ。翌朝、ハンナはソフィーの両親とも再び顔を合わせ、一家と行動を共にする事になる。キャンピングカーによる移動を始めるがアイザックスら追っ手3人組は、ハンナとソフィー一家を尾行し続ける。ハンナもそれに気づいた。 エリックは一足早くベルリンに到着していたが、待ち伏せていたエージェントたちに追われる。どうにか追っ手を倒した際、ハンナがマリッサを殺害できなかったことに気づき、ホテルに滞在していたマリッサを急襲するが、彼女に致命傷を負わせることができないまま逃走するのだった。 ソフィーの母レイチェル(オリヴィア・ウィリアムズ)が「道を間違えた」とキャンピングカーを止めた事により、3人組がいつ襲撃してくるか分からない危険な状態となる。ハンナはソフィーに「絶対に私のことを追わないで」と念を押すと車を飛び出し、敵の注意を引きつける。倉庫に逃げ込み、貨物コンテナの間を縫って走り続け、追っ手と戦うハンナ。ソフィーはハンナの身を案じ結局は後を追って来てしまい、彼女が敵を絶命させるところを目撃してしまう。ハンナは追っ手2人を葬り倉庫から出ると、ヘドロの海に飛び込みアイザックスの手を逃れるが、ソフィー一家はマリッサらの手に落ちてしまう。ソフィーの両親セバスチャンとレイチェルから聞き出した情報が、デタラメだと見抜いたマリッサは、「ハンナを助けるため」と幼い弟マイルズを丸め込む。騙されたマイルズは必死に記憶を辿り「ハンナはベルリンに行くって言ってたよ。グリムの家でパパに会うんだって」とマリッサに告げる。 その頃、ハンナはついにベルリンに到着し、荒廃した遊園地内の「グリムの家」を訪れ、不思議な長髪の男ネプラーに招き入れられていた。そこが、父のエリックが繰り返し彼女に覚えこませた住所だった。ネプラーは長年、彼女が訪れるのを待っていたと言い、ハンナの母は歌手だったと告げ、レコードを掛けてくれるが、そこにマリッサと追っ手たちが襲いかかる。ハンナは2階のベッド下に隠れ、追っ手が仇のマリッサであり、彼女がまだ生きていたことを悟る。さらに、マリッサの電話での会話によって、ハンナは自分がエリックの実子ではないのではないかと疑い出す。 グリムの家を何とか脱出し、インターネットカフェで遺伝子操作や過去に行われた生体実験、エリックの素性について調べたハンナは、エリックが母ヨハンナを殺した犯人とされていることを知る。またヨハンナの母の住所も知り、その部屋を訪れると、そこで血溜まりと銃弾で割れた母の写真を発見する。そこにエリックが現れた。動揺したハンナがエリックに「あなたは、私の父じゃないのね? 私は何なの?」と詰め寄ると、エリックはハンナを実の娘のように愛していることを強調した上で真実を語る。 かつて「完璧な兵士」を作るための研究を行っていたポーランド・ガリンカの研究所で、恐れや哀れみの感情を減らし、筋力を向上し、感覚を鋭くするように胎児の段階で手を加えて生まれた子供たちの1人がハンナであり、ハンナの母はエリックが堕胎クリニックでスカウトした20人の母親たちの1人だった。ところが、ハンナが2歳の時にマリッサが計画を中止したために、母子たちは抹殺され、ハンナだけが唯一の生き残りとなったのである。ハンナは激しいショックを受ける。そこにアイザックスらが現れ、エリックは彼らを引きつけてハンナを逃がす。アイザックスらを辛うじて倒したエリックだったが、そこにマリッサが現れ、エリックは撃ち殺される。 ネプラーの死体を見つけたハンナは、死体に刺さっていた矢を抜き取り、追って来たマリッサから逃げる。執拗に追いかけて来るマリッサと対峙したハンナは、マリッサが発砲すると同時に矢をマリッサに撃ち込む。ハンナは腰を撃たれたものの、マリッサに深手を負わせた。ハンナは彼女を追いかけ、マリッサは何とか逃げようとするが足を滑らせて転倒する。そして、ハンナはマリッサが落とした銃で彼女を撃ち殺す。 (Wikipediaより)

コラテラル』(Collateral)2004年。アメリカサスペンス映画。120分。監督:マイケル・マントム・クルーズが悪役を演じたことで話題になった。アメリカ・ロサンゼルス。平凡で真面目なタクシードライバーのマックス(ジェイミー・フォックス)は、ある夜、最初の客アニー(ジェイダ・ピンケット=スミス)と目的地に着くまでの時間に賭けをする。賭けはマックスの勝ちに終わり、彼は検事局に勤めるアニーから「何か困った時に」と連絡先を貰う。次にマックスは、「ヴィンセント」(トム・クルーズ)と名乗るビジネスマン風の客を拾う。目的地に着くと、ヴィンセントはマックスの生真面目さを買い、彼にタクシーの貸切りを持ちかける。マックスは「貸切りは規定違反になる」と断るが、ヴィンセントの強引さと600ドルの誘惑に負け、引き受けてしまう。 しかしそれは単なる貸切りではなく、殺し屋の手伝いをさせられることを意味していた。当初マックスはそれに気付かなかったが、ヴィンセントが殺した標的の死体がマックスのタクシーの上に落下するアクシデントが発生する。戻ってきたヴィンセントは態度を豹変させ、マックスが何かしようものなら殺すのもいとわないと脅迫する。かくして、マックスの人生最悪の時が始まってしまった。 ヴィンセントは柔らかな物腰とは対照的に、殺人に対して一切の感情を持たない冷酷な殺し屋だった。「地球上から人間が1人や2人消えたところで何の変化も無い」と言い切るヴィンセントに、マックスは別世界の人間を見るような思いがした。ヴィンセントは標的データの入ったかばんを奪って逃げようとしたチンピラ2人を躊躇なく殺し、クラブハウスでマイルス・デイヴィスの昔話に花を咲かせる老トランペッターも、マイルス・デイヴィスの音楽歴に関する質問に間違った回答をしたため殺してしまう。 冷酷な反面、ヴィンセントは入院しているマックスの母に見舞いの花を贈るなど意外な一面を見せるが、目の前で次々に行われる殺人に耐えられなくなったマックスは隙を見てヴィンセントの標的データの入ったかばんを奪い、中身ごと路上に投げ捨てて使用不能にしてしまう。しかしヴィンセントはあきらめず、殺人データのバックアップを得るため依頼人である麻薬組織のボス、フェリックス(ハビエル・バルデム)のもとへ、マックスを自分の代役として向かわせる。高い代償を払って作成した標的データすなわち検察側証人リストの紛失を知ってフェリックスは立腹し、マックスは命の危機にさらされるが、何とか言い逃れることに成功するマックス。マックスは残る二名の標的データがコピーされたUSBメモリを手にヴィンセントのもとへ戻る。マックスとヴィンセントは次の標的へ向かうが、フェリックスを見張っていたFBI、そしてマックスの言動を怪しんだフェリックスが差し向けた用心棒達に追跡される。 ヴィンセントは4人目の標的を始末するために、マックスをともなってコリアンバーに入るが、標的のボディーガード・FBI・フェリックスの用心棒を交えた乱闘に発展してしまう。マックスはヴィンセント犯行の当初からこの事件を追っていたロス市警の刑事に保護されるが、仕事を終えたヴィンセントは刑事を射殺してしまう。自分が犯罪と無関係だったことを信じてくれた刑事を目の前で殺されて怒ったマックスは、ヴィンセントを乗せたままわざと無謀な運転をしてタクシーを横転させるが、ヴィンセントは最後の標的である5人目を殺しにその場から去る。 事故を目撃した警官がマックスを保護しようとするが、タクシーのトランクに入れられていた最初の被害者の死体を発見し、殺人の容疑者としてマックスを拘束しようとする。マックスは逮捕を覚悟するが、ヴィンセントが残した端末画面には5人目の標的であるアニーの姿が映っていた。このままでは確実にアニーが殺されてしまうと考えたマックスは警官を拘束して銃を奪い、アニーの元へ向かい、途中で通行人の携帯電話を奪う。 なんとかアニーと連絡が取れたマックスは、死の危険が迫っていることを説明する。アニーは最初こそ取り合わなかったが、ただならぬ事態を悟ってヴィンセントをかわし、庁舎ビルからマックスと逃げ出す。ビルの地下に直結した地下鉄で逃げ延びようとするマックスとアニーを、ヴィンセントは犬のような嗅覚で執拗に追い詰める。逃げられないと覚悟を決めたマックスは走行中に地下鉄の明かりが消えた瞬間、連結部のドア越しに銃弾を撃ちまくる。ヴィンセントも同じく銃を撃つが、致命傷を負ったのは彼の方だった。男が死んでも誰も気にかけないロサンゼルスの地下鉄で自らの命にも感情を示さず、ヴィンセントはまさに自分が言ったように「地球上から人間が1人や2人消えたところで何の変化も無い」状態で、座席の上で眠るように息絶える。悪夢の一夜は終わり、マックスはアニーと連れ立って明け方の地下鉄を降りて行く。 (Wikipediaより)

荒野はつらいよ 〜アリゾナより愛をこめて〜』(A Million Ways to Die in the West)2014年。アメリカの西部劇コメディ映画。116分。監督・制作・脚本・主演:セス・マクファーレン。西部開拓時代のアリゾナ州。そこは日夜男たちが命を奪いあう恐ろしい場所だった。だが、そこに暮らす羊飼いのアルバート(セス・マクファーレン)は、荒んだ時代とは対照的に内気で貧弱なダメ男であった。ある日、酒場での乱闘に巻き込まれたアルバートは、美しい女ガンマンのアナ(シャーリーズ・セロン)と出会い、二人は恋に落ちる。しかし、実はアナにはクリンチ(リーアム・ニーソン)という夫がおり、クリンチは西部に悪名をとどろかす極悪非道なガンマンだった。アナを追って町に現れたクリンチは、自分がいない間に妻とキスした男を探し出し殺害すると予告する。絶体絶命のアルバートは、アナを逃がし、自分も町を逃げ出そうとするのだった。共演:アマンダ・セイフライドニール・パトリック・ハリスジョヴァンニ・リビシサラ・シルバーマン。(Wikipediaより)

 

 

「ポルトガル淡彩スケッチ・サムネイルもくじ」1731-

https://blog.goo.ne.jp/takemotohitoshi/e/36acf48c9a63a21fc3b69a9ec13a11e8

 「ポルトガル淡彩スケッチ・サムネイルもくじ」1601-1730

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