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ゑんぢんぶろぐ

のんきそうには見えますが頭の中は不安で一杯。あまり過大な期待と責任は負わせない方が互いにとって身の為です。いやマジで。

シリーズ「読了」

2022年12月24日 01時04分25秒 | 読書
「片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~(1)」
著者:佐賀崎しげる(企画・原案)、鍋島テツヒロ(企画・原案)、乍藤和樹(漫画)

いわゆる「なろう」系。「小説家になろう」サイトで連載(投稿)されていたものが書籍化、さらにはコミカライズされたモノ。
おおもとの小説を書いているのが佐賀崎しげる、ノベライズ時にイラストを描いていたのが鍋島テツヒロ、コミカライズの作画が乍藤(さとう)和樹。

自称「片田舎のおっさん」ベリルがかつての弟子たち(トップ画像の女子3人とも元・弟子)に引っ張られて上りつめて行く物語(ま、果たして「上りつめる」のがゴールなのかは原作者しか知らんがな←)。

各種レビューでも高評価で、かつ「ネットの広告から入った」という声も多数(ぶろぐ主もそうである)。
無関係なサイトを閲覧中にスマホなら真ん中に出てくる数コマの邪魔な広告、がそれ。場所やタイミング、回数などではなく「いかに数コマで興味を引かせるか否か」が広告にとって一番重要だというのがよく判る実例である(そういうトコやぞYouTube←)。

コレが「なろう」の小説とコミカライズが絶妙に補完し合っていい具合にイメージが浮かぶ(一部合わないキャラもいるが許容範囲っす←)。
その間に入っているノベライズとそのカバー絵が更に上手く橋渡しをしている。

まぁどこをどう読んでも正ヒロインは騎士団団長のアリューシア(トップ画像、銀髪の女性騎士)で…(著者曰く「ちょっとだけポンコツ」)特にコミカライズでは抜群にキャラ立ちしていて(登場人物が「濃い」キャラばっかではあるが←)…めっちゃ可愛い←
で、そのアリューシアの策略(?)でベリルが片田舎から引っ張り出される所から始まる(その「策略」については中ほどでキチンと語られる)。

何らかの事情で自分に自信が持てないベリルは終始消極的・弱気な態度ながらもその「真の力」が折に触れ描かれる。

コレが実にカッコイイ。

異世界ファンタジーには造詣が深くないオレですら魅了されるくらいだから、そりゃ弟子たちもゾッコンになろうというモノだ(読めば分かります)。

まぁ…「ベタ」ではある。
でもメチャクチャ面白い。

巻末では更にベリルを知る?謎の少女も現れて…。

2巻もすでに読了済み。つか早よ3巻出せやゴルァ
(なおノベライズは5巻まで刊行済み)。


「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ
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シリーズ「読了」

2022年12月09日 23時53分42秒 | 読書
「佐久間巡査と花岡巡査は付き合いはじめた(1)」
著者:ぷらぱ

…すいません、つい…(←何が?)

もう表紙を見ての通りw

タイトルから想像するほど露骨でもないし思っているほどハードでもない。
かと言ってマジメでもない←←(その辺コレっ[CLICK HERE!]とはまたオモムキが異なるかな、と)

まぁ某レビューにもあったようにホンワカした掛け合いと軽いタッチのコメディ…だろう。

先輩後輩の二人だが両方ボケで両方ツッコミ(表現w)…だが爆笑するようなヵ所はまぁ、「無い」←

先輩(小柄で金髪)の「佐久間るる」がかなり深いヲタではあるがまぁそのくらいはそこらに転がってる←
後輩(長身ナイスバディ)「花岡栞」はどちらかと言うと一般人に近い(?)かな…五十歩百歩ではあるが←←←

特にディープな描写は無くて…期待外れかも知れない(どこ視点?)が、ゆる~いガールズラブだと思えば…。


などとツラツラと苦しい言い訳を並べてみたりしてww←←←←←←


蛇足…(小声)著者の他の作品を見る限り本作はまだ真っ当な方←←←

「満足度:◯」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ

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シリーズ「読了」

2022年11月05日 22時08分05秒 | 読書
「鴨川食堂しあわせ」
著者:柏井壽

「鴨川食堂」シリーズ9冊目。
著者の「京都のカリスマ案内人」たる面がいかんなく発揮される本シリーズ。
例えはアレだが「上品な『深夜食堂』」(ホンマにアレな例えやなw)という感じが漂う(意見には個人差が)。
 関連まとめページっ資料室(仮):「深夜食堂」


第一話「焼鳥」
 定番の流れなんだが、食堂側の店主・鴨川流のおまかせ昼食をツラツラ読んでみると…コレがまた字面だけでとても美味そうで、一種の「飯テロ」シーンと化す(毎回違うからスゴイよな)。
 古い記憶の中の「串に刺していない焼鳥」を探す木綿子にはもう一つ、探すモノが有った…。
 些細な違和感がほぐれていく終盤は…同じ立場の人なら涙腺決壊間違い無し。

第二話「駅弁」
 老画家が探す「駅弁」に隠された想い。すぐ顔に出る食の探偵・こいしには決して受け入れられない「物語」とは。
 毎回最後にチラッとだけ描かれる「父」と「娘」と亡き「母」との会話は短いけれど胸に来る。
 
第三話「イタリアン」
 見た事ももちろん食べた事も無い物を探す朝子には、いつまでも晴れない心のモヤが有った。
 なぜ「イタリアン」だったのか?隠されていたのは一体どんな物語だったのか?
 予想通りの結末だろうか?…でも読み終えたらそうは思わないでしょう?

第四話「巻き寿司」
 起業、プロデュースにまい進する城田が、その「巻き寿司」を探すのにはもちろん「仕事」の為。
 どうにもいけ好かないこの男に届けられた「巻き寿司」に秘めた「暮らし」が心境の変化をもたらす。
 これまた定番の展開。すぐ顔に出すこいしは今回、行動にも出ているw

第五話「フィッシュアンドチップス」
 基本的に「メシマズ」な国イギリス。そこで孤軍奮闘する真司がたどり着いた英国のソウルフード「フィッシュアンドチップス」。
 婚約者にも教えなかった「レシピ」そして最後の「サプライズ」…。
 時々こういう「言わなかった答え」を見せるがコレがなかなか効果的。

第六話「すき焼き」
 波乱万丈な少年時代を振り返りどうしても探し出したい味。川瀬には遠い過去に悔いを残していた…。
 一番のミステリー要素を含み、なお最後に「語られざるサプライズ」をも残す。
 ストーリー的には一番面白いのではなかろうか?


過去作品っ
 「鴨川食堂ごちそう」
 「鴨川食堂もてなし」

 「鴨川食堂まんぷく」
 「鴨川食堂はんなり」
 「鴨川食堂おまかせ」
 「鴨川食堂いつもの」
 「鴨川食堂おかわり」
 「鴨川食堂」

「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ
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シリーズ「読了」

2022年10月23日 10時42分16秒 | 読書
「Q.E.D.iff-証明終了-(22)」
著者:加藤元浩

 ※過去作など「まとめ記事」はこちらっ資料室(仮):「加藤元浩」へGO!

・「盗難、収賄そして殺人」
 …まぁ多分そういうキャラだろうな、とは予想していた。サスペンスだとココからハメられるパターン(長編だったらやってたのかも知れんが)。
 「Q.E.D.」では定番のような展開ではあるが…実は「コッチ側」じゃなくて「アッチ側」を描きたかったんだろうなと邪推(にしては「アッチ側」がマヌケすぎるが)。
 つかキックさんもはやレギュラーww

・「他人の生活」
 …幸い?そんな騒動になるような器とかは手元に無いので…有ったら有ったで時に面倒な事に巻き込まれるんだろうな、と。
 著者得意の「雑音まみれにして本筋を紛れさせる」ストーリー。正面から挑むつもりなら燈馬なみに頭を整理してかからないと迷い込むハメになる。

 それぞれの歴史と視点と考え方があり、正解は一つではない。

 解っていても難しい。


蛇足…表紙折り返しの著者コメント、ちょっと意外な視点から生活必需品について語られたのでココも是非目を通してね。

「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ
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シリーズ「読了」

2022年10月22日 21時27分23秒 | 読書
「凜の弦音」
著者:我孫子武丸

 関連記事まとめページっ資料室(仮):「ノベラーズ」&「ハナシをノベル!!」

形は短編集ではあるが一応「長編」と言う事らしく…著者の作風からはちょっと外した感の有る「青春モノ」に仕上がっている。
軽くこじれた人間関係が端々に見られるが、それほど体力も必要なく一気に読める一冊。


第一話「甲矢と乙矢」
 …一部レビューでは「不要」とまで言われる、濃いめの「ミステリー部分」。とはいえヒロイン・凜と師である棚橋先生の人となり、部活動の様子や主要な登場人物など、のちのストーリーの道付けには重要な一節である。
 まんま「ヒント」になっているタイトルが物語の端々にしっかりと意味を持って登場。凜のキャラクター紹介でもある嚆矢(…弓道だけに←)の短編は著者らしい筆致でグイグイ読ませる。

第二話「弓の道、矢の道」
 …一話とは毛色の違うミステリー。…あとがきでも触れられてはいないがこれもわりと「あるある」だろう。
 授業でチョロッと弓道をかじった時の事を思い出した。

第三話「弓と弓巻き」
 …軽やかに裏切られるまさかの展開wチラ見えする違和感はそういう事でしたかww
 ここまででこの一冊の流れが完全にできあがる。

第四話「打ち起こし」
 …学生時代にオレが習ったのは「正面打ち起こし」で新世界の射的場でもそれで射った←誰も聞いてない。
 棚橋先生に替わる「新顧問」登場。それに伴い凜の心はザワツキ始める。

第五話「射詰」
 …ここから最後までは何となく既視感が有ると思ったが…「花鈴のマウンド」を濃縮したらこんな感じになる、と思い至る←恒例超絶ド級マニアック
 こういう「裏の有るキャラ」ってのは読んでてイライラするけどスパイスとしては絶妙だな。

第六話「射即人生」
 …いるいる。それが悪いとも、逆に凜がどう、とも思わないが…そういう人は確かにいる。
 ライバル?になるのか色々と秀でた「波多野郁美」の登場は「なんてっ探偵アイドル」の藤巻ゆかりを連想した←恒例超絶激古ド級マニアックネタ乙


第七話「弦音」
 …凜の成長と新たなステップの一区切りになる一章。
 六話で辿り着いた境地が正しいのか、凜は相変わらず迷いながらそれでも一歩を踏み出す。


青春「ミステリー」のつもりで読んでいたがコレは立派な青春小説。ヒロインに共感する人ほど引き込まれて行く事だろう。


続巻「残心 凜の弦音」は刊行済み。
もちろん読むつもり。


著者の他の作品
 っ「人形はライブハウスで推理する」

蛇足…著者の風貌で弓を引かせるとなんか幕末の志士感がスゴい(語彙力

「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ
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シリーズ「読了」

2022年10月15日 22時55分53秒 | 読書
「プロレス保健室(1)」
著者:坂入カツユキ

まず注目は表紙w「KING OF QUEEN」wwww
(なお小さく書かれた「BEST IN THE WORLD」はアメリカのプロレス団体ROHの夏の一大イベントの大会名)

…コレをちゃんと連載させてる「くらげバンチ」の懐の広さよww←もちろん「ホメている」

人気、実力ともに揃った悪役女子プロレスラー・地獄王女ミサト(もうこの時点でw)は、突如引退して姿を消す。

…一方、新任の保健室の先生、佐山美里は独特の「診察法」で生徒たちのトラブルや悩みを片付けていく…。

「垂直落下DDT」「ドラゴンスクリュー」「雪崩式フランケンシュタイナー(←死ぬやろw)」etc…

8ページ目…「ただしプロレスは…"超人の遊び"…!」

 …のんぢ先生(「ロリクラ☆ほーるど!」下記参照)かな?


裏も表も、マニアもビギナーも、王道も邪道も…リングで起こる事は全てプロレス。

なぜかいつも保健室のベッドに居る糸井さんの実況解説がモノすごく良い味を出しているww


人は生まれながらに、ふたつの権利が与えられている
ひとつは基本的人権、そしてもうひとつは…
"再戦(リマッチ)"権


クソ名言ktkrwwwwwwwwww

 ※…何となく似た感じの「プロレススクールコメディ」っ「ロリクラ☆ほーるど!」

蛇足…このレベルの人でも「獣神サンダーライガー」の「スターダストプレス」の認識がおかしい…←恒例超絶弩級マニアックネタ。

「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ
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シリーズ「読了」

2022年08月30日 23時16分06秒 | 読書
「本の雑誌風雲録」
著者:目黒考二

 関連まとめページっ資料室(仮):「椎名誠」

著者は↑のまとめページにも出て来るし、「発作的座談会」シリーズでも主要メンバーとして出て来た「釜たきメグロ」である。

 っシリーズ「読了」:「発作的座談会」
 っシリーズ「読了」:「発作的座談会(2)いろはかるたの真実」

第一章:「『本の雑誌』創刊のころ」
 …の冒頭の10ページほど。

手の施しようのないダメな奴


以外の感想が出て来ない。誇張でも何でもない。まっさらな状態でココを読んだら100人が100人とも同じ意見になるだろう。

101人目が「椎名誠」だっただけだ。

とまぁ…サイテーな始まり方にも拘らず、巻末の「首都圏ドーナツ配本論」で「この人スゴイのでは?」と我が目を疑い、「そして、いくつかの恋」のエンディングでは思わず著者の思考にシンクロして何故だか泣けてしまう…という、なにやら魔法にでもかけられたかのようにドラマティックかつエキサイティングな脳内旅行が楽しめる一冊。

前半部分、よくもまぁこんな無茶苦茶な惨状で出版社を立ち上げ自主製作本を刊行したな…と。
今時高校の漫研でももう少しマシな営業かけるわ。

まさに「しまった」「やってもーた」「コレは失敗だ」の連打。

からの。

これ、好事家にはヨダレ止まらんくらいの内容なんだろうな…と途中から考えが変わる。

編集に限らない。何かを成し遂げようとする人にとっても何かしら学べる?ヒントが貰える?ような本である(特に「首都圏ドーナツ配本論」)。
作中にも出て来るが「本の雑誌」社は、むしろ「編集」「出版」を志す人ほどすぐに離脱するような環境である(あった)事だけは間違いない。

…中でも「経理担当」なのにありとあらゆるトラブルと尻拭いに巻き込まれる、のちの「群ようこ」の心境と来たら…。

 (小声)そりゃ「しない。」で愚痴も出ますわ…。読む順序が逆なら印象がガラリと変わってたんだろうな、と今さら。
 このレビューの一番最初参照の事っ[CLICK HERE!]

その他…ズタボロだった著者に薫陶を授ける各業界の先達の話とか、出版・編集業界の裏話とか取次ぎを通さない本の流通とか椎名誠との大喧嘩とかダイナマイト・コンビの爆走とか(読めば解る)出版社営業マンの裏の顔とか「もだえ苦しむ活字中毒者地獄の味噌蔵」周辺の顛末とか←コレはヒドすぎてオススメww


蛇足…まさかこの本の内容が…「今年」漫画化される(そのまんまではないが)とはwww…この本、初版が1985年だからね!?


「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ
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シリーズ「読了」

2022年08月20日 22時35分10秒 | 読書
「舞妓さんちのまかないさん(17)」
著者:小山愛子

174話:「また、いつでも」
 「ごはん」ではないアイテムを中心に、三人と「青森」が交錯する(この話とか「パンの耳ラスク」とか一部には嫌われてはいるんだが)。
 おばあちゃんの、というか遠く離れた実家の「想いの詰まった味」…「しょうゆあめ」だけでなく、「君」にも「あなた」にもそうした「モノ」があるのでは?
 と、百子さんの言葉にも結構な「深み」があったりする。

175話:「すごい人」
 前半と後半でキヨの人格すら変化してるようなww
 ドジっ子で無邪気(幼い?)な面と屋形の中心で皆に気を配って差配してるしっかり者の面…。
 だからこそ…あの役割が務まるんだろうな。

177話:「好きな人」
 百子さんの掴み所の無い性格が実は上手いコト作風にマッチしてる。
 45ページのイケズな事wwさすが京都出身(直近の連載で判明した)。

 そして最後の一コマで…某巨大掲示板で拒否反応すら出た?展開に突入。

178話:「おかしな子」
から
184話:「それぞれの場所で」
まで、この一冊の6~7割を占めるのが…周りの人を巻き込んでの三人のやりとりだ。

嫌いじゃないが、それをど真ん中に据えられても…というのが大方の意見だろう(まぁ、オレもそれに近い)。

  …密林のレビューではおおむね好意的(☆4.5)ではあるが。

たまには…でもやっぱメインは「舞妓さんちのまかないさん」であって欲しいなぁ…と。


既巻っ
「舞妓さんちのまかないさん(19)」
「舞妓さんちのまかないさん(18)」
「舞妓さんちのまかないさん(16)」
「舞妓さんちのまかないさん(15)」
「舞妓さんちのまかないさん(14)」
「舞妓さんちのまかないさん(13)」
「舞妓さんちのまかないさん(12)」
「舞妓さんちのまかないさん(11)」
「舞妓さんちのまかないさん(10)」
「舞妓さんちのまかないさん(9)」
「舞妓さんちのまかないさん(8)」
「舞妓さんちのまかないさん(7)」
「舞妓さんちのまかないさん(6)」
「舞妓さんちのまかないさん(5)」
「舞妓さんちのまかないさん(4)」
「舞妓さんちのまかないさん(3)」
「舞妓さんちのまかないさん(2)」
「舞妓さんちのまかないさん(1)」

著者の他シリーズっ

・「ちろり-横濱海岸通り21番地-B海の聴こえる喫茶店にて」

「ちろり(6)」
「ちろり(5)」
「ちろり(4)」
「ちろり(3)」
「ちろり(2)」
「ちろり(1)」

「満足度:◯」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ
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シリーズ「読了」

2022年08月09日 23時14分09秒 | 読書
「味噌汁でカンパイ!(13)」
著者:笹乃さい

「73杯目」:「ハッピーバースデー善一郎!」
 ヌルっと1年前の伏線回収。
 14~17ページはアレじゃん。11巻164ページ辺りのアンサーっ「味噌汁でカンパイ!(11)」

「74杯目」:「眠れぬ夜の君に」
 ほっこりエピソードにもシッカリ刻まれる「母」の記憶。
 中学生なら大丈夫だよ、一晩徹夜くらい。

「75杯目」:「遠回りと近道」
 大人になると解る。子供の頃の「世界」がいかに小さく濃密だったか、が。
 二見センセイは担任よりも担任の仕事してるなぁ…(こっそり悶々としてるのがまたアレだがww)。


単行本半分くらいまで読み進み、やっと(?)善の母・雫の故郷、京都へ。
そこここに編み込まれる「母」とのつながり…そして善の心にわだかまる「違和感」。
善が、達観…というか諦観しはじめた時

「77杯目」:「記憶の旅」
 の最後に現れる

「78杯目」:「母の手紙」

 で…今までの物語に散りばめられてきた「母の記憶」が一つに繋がる。

全ストーリー中、最も鮮やかな瞬間。


一気に溢れ出る「母への想い」、そして「八重の想い」…。


そして

蛇足…最後の最後に衝撃的な予告が…!!!

14巻は今秋発売予定。


過去作っ
 「味噌汁でカンパイ!(12)」
 「味噌汁でカンパイ!(11)」
 「味噌汁でカンパイ!(10)」
 「味噌汁でカンパイ!(9)」
 「味噌汁でカンパイ!(8)」
 「味噌汁でカンパイ!(7)」
 「味噌汁でカンパイ!(6)」
 「味噌汁でカンパイ!(5)」
 「味噌汁でカンパイ!(4)」
 「味噌汁でカンパイ!(3)」
 「味噌汁でカンパイ!(2)」
 「味噌汁でカンパイ!(1)」


「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ
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シリーズ「読了」

2022年08月04日 17時00分47秒 | 読書
「くーねるまるた ぬーぼ(3)」
著者:高尾じんぐ

第28話「お箸の使い方」
 めっちゃ懐かしいw…下手すりゃ「お手玉」の構造から書かなきゃ解らん読者もいるのでは(掲載誌がスピリッツだから大丈夫か)?

第30話「秋葉原」
 よくメイドカフェをオタクの象徴みたいに言うけど「コミュ障」には入れない場所だからね?まずそのハードルを越えないと一歩踏み込めないから(経験者乙)
 あれはアキバなり日本橋なりの「場所」の象徴だから。同所でいう「電気街」と同じだから。

第31話「パネトーネとボーロ・レイ」
 40ページ辺り…マルタが日本語ペラペラで日常生活に支障ないから滅多にそうは感じないけどさ、そりゃまぁ…そうよ。

第32話「春の七草ピザ」
 そこから作ろうって思う所がスゴいよな。だいたい「買った方が早い」系の食べ物って「材料や道具がない」ってのが一番のネックなのに。

第35話「恵方巻謝肉祭ver.」
 安定の神永さん暴走ww…まぁ外国人に食わせる変な食品シリーズあるあるだよなww

第38話「豊洲市場」
 そういや移転時の色々なアレはどうなったんだ?←やめろ寝た子を起こすな

第41話「東京都薬用植物園」
 …なんか東京ドームの近くにも似たようなのなかったっけ?(小石川植物園かな?)

 からの…怒涛の展開ktkr


過去作っ
 「くーねるまるた ぬーぼ(2)」
 「くーねるまるた ぬーぼ(1)」

前シリーズっ
 「くーねるまるた(14・完)」
 「くーねるまるた(13)」
 「くーねるまるた(12)」
 「くーねるまるた(11)」
 「くーねるまるた(10)」
 「くーねるまるた(9)」

 「くーねるまるた(8)」
 「くーねるまるた(7)」

 「くーねるまるた(6)」
 「くーねるまるた(5)」

 「くーねるまるた(4)」
 「くーねるまるた(3)」

 「くーねるまるた(2)」
 「くーねるまるた(1)」


「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
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シリーズ「読了」

2022年07月31日 01時08分59秒 | 読書
「しない。」
著者:群ようこ

 関連まとめページっ資料室(仮):「椎名誠」

あえて(多分)イヤミったらしく書いてる部分がまぁ…同意せざるを得ない内容で…。つかその小さな出版社&社長って…↑の資料室に書いてある所ですよね?

115ページ…そこまでするなら最初っから「予想される支払いに対応できる小銭を握り込んでおく(例:1円×4、5円×1、10円×4、50円×1で99円)」か「財布の中の小銭の金額を把握しておく」のをオススメする(個人的にこういうのは「客側の心得」だと思っている)。

136ページ後ろから3行目。一言一句完全同意。「人が人たれるのは本能を自制できるから」。自制できないのはケダモノ以下だ。
…その2行後…ケダモノ以下で申し訳ない伏してお詫びをををを←読めば解る。

12章(章なのか?)の「必要のないつきあい」辺りは一歩間違えば世捨て人みたいだが、実際その「ひとこと」が言えないばっかりに無用のストレスを抱え込まざるを得ないヒトって結構多いと思う。

13章「女性誌」…話自体は「女性誌あるある」だし「男性誌」だって大差ないだろう。けど…よく著者はこの思考で「広告代理店」や「出版社」に勤めてたよな。絶対ケンカになるわ。

15章「カフェイン」…そりゃ飲みすぎでしょうww…いやオレ他人の事、絶対に笑えないし((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

どの本読んでも文句なく面白いんだけど、こう…「読む人を選ぶ本」ばかり書いてるんだなぁと。
今まで愛読してた読者をして一冊でソッポ向かせるなんてエッセイはなかなか無いよ(意見には個人差が)。

視点と立ち位置・切り取り方が独特で、合う合わないが下手すると一章ごとに変化するような類い稀なる筆運びは著者最大の武器だと思う(10冊もレビュー書いて来て今さら感w)。


「満足度:◯」
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シリーズ「読了」

2022年07月14日 23時59分11秒 | 読書
「味噌汁でカンパイ!(12)」
著者:笹乃さい

一冊通して「修学旅行」編…つか9巻から意味有り気に出ていた「佐藤さん」エピソード一気回収編。

とか言いつつ冒頭から10ページ目までは「エピソードゼロ」。
八重が「燃えてしまう」キッカケをサラッと。

…18ページの「カニ」とか「しじみ」とかメッチャ気になるやん←読めば解る。

「68杯目」:「修学旅行・初日『なぞの男と噂話』」
 38ページの数也…どう見ても伏線ミスってるよな、身長とか←やぼ

「68杯目」:「修学旅行・2日目『殻の中』」
 76、77ページwwベタ過ぎるwww
 やりがちやりがち。堂々たるラブコメw

 79ページは一転、怖!

99ページのオマケマンガ…("゚д゚)、ペッ


115ページ…善、覚悟のカミングアウト。…やっぱツラいんだろうか…。

132ページ…は("゚д゚)、ペッ…てよりも…(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪って感じ(何となく親目線)。

「71杯目」:「修学旅行・最終日『思い出もろもろ』」
 138ページ「梅田ダンジョン」w…新宿もスゴイのか?←行った事あるだろ?オレ…。

 で、唐突に動き出す「十部」と「一之瀬」のセカイ…。

180ページwwww破壊的な彼女ww
 コレ思い出したwwっシリーズ「読了」:「私と彼女のお泊り映画(1)」


そして善と八重は…善の母・雫のルーツ、京都へ。

 待て、13巻レビュー!

過去作っ
 「味噌汁でカンパイ!(11)」
 「味噌汁でカンパイ!(10)」
 「味噌汁でカンパイ!(9)」
 「味噌汁でカンパイ!(8)」
 「味噌汁でカンパイ!(7)」
 「味噌汁でカンパイ!(6)」
 「味噌汁でカンパイ!(5)」
 「味噌汁でカンパイ!(4)」
 「味噌汁でカンパイ!(3)」
 「味噌汁でカンパイ!(2)」
 「味噌汁でカンパイ!(1)」


「満足度:◎」
◎:オススメ
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シリーズ「読了」

2022年07月12日 15時14分28秒 | 読書
「味噌汁でカンパイ!(11)」
著者:笹乃さい

11ページwwいきなり二見センセイ受難w…いや歓喜か。からの20ページがまんま変質者で草

15~17ページ辺りはもう本屋あるある。

33ページ…知らんで「泥亀汁」とか「盆汁」とか←

43ページ…("゚д゚)、ペッ

「62杯目」:みんなで!お味噌汁会!!
 …なんで冒頭の二見センセイ、コピペなんすかねぇ…?
 62ページの二見センセイ、鼻血出そうww
 65ページからは顔に出さないので必死ww

 (小声)二見センセイのスピンオフかな?

「63杯目」からは夏休みイベント?の「海の家」裏方バイト?生活。そしてやっぱり「味噌汁」←当たり前
六角のイトコで海の家の娘・岬が見抜いたのが、八重の味噌汁へのただならぬコダワリ。

164ページ…つか、それ貰った時点(作中で一年前)で普通判るだろ(ちゃんと回収したからヨシ)ww

「66杯目」:ようこそ!お味噌汁の世界へ!
 ついに一之瀬にバレたww182ページ目なんかやたらリアルだしww

蛇足…オマケまんがwwブレないお父さんww

過去作っ
 「味噌汁でカンパイ!(10)」
 「味噌汁でカンパイ!(9)」
 「味噌汁でカンパイ!(8)」
 「味噌汁でカンパイ!(7)」
 「味噌汁でカンパイ!(6)」
 「味噌汁でカンパイ!(5)」
 「味噌汁でカンパイ!(4)」
 「味噌汁でカンパイ!(3)」
 「味噌汁でカンパイ!(2)」
 「味噌汁でカンパイ!(1)」


「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ
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シリーズ「読了」

2022年06月11日 01時22分24秒 | 読書
「珈琲店タレーランの事件簿 7 悲しみの底に角砂糖を沈めて」
著者:岡崎琢磨

ちょっと変わった趣向の短編集(詳細は著者あとがき参照の事)。「短編」と「ショートショート?」が混ぜてある。
まず「その」キッカケになったのが…

「ビブリオバトルの波乱」
 「本」のプレゼンバトルを舞台にした謎解き。これは実際に有ったトラブル?を著者なりに謎解いてみたモノ(「50円玉20枚の謎」みたいな←恒例超絶激古ニッチネタ)。
 なお参考までに関連記事っシリーズ「読了」:「風ヶ丘五十円玉祭りの謎」
 「そこまでしなくても…」と「有りうる…」が混在する読後感。まとめ方が短編(かつ続き物)の「それ」よね。

「歌声は響かない」
 …高校時代の超絶頭脳フル回転エピ。…おおもとの「ネタ」が美星のキャラとは合わんなぁ…と思った次第(オレの描いてる美星の人物像がオカシイのかも知れんが)。

「ハネムーンの悲劇」
 …タイトル通り、かなりの悲劇。著者にしては珍しくギリギリを攻めたなぁ、って感じ。
 とはいえこの結びは好き。こーゆーのが良いんだよ(たまには)、な一本。

「フレンチプレスといくつかの噓」
 …ちょっと怖いショートストーリー。またコレがありそうだから…。「いくつかの嘘」のバランスが良い。

「ママとかくれんぼ」
 …すごいなコレ。そうまでして…というのが真っ先に浮かんだ感想。
 この話の「超展開」は何となく「ゴッドファーザー島田荘司」を彷彿させる(意見には個人差が)。
 結局…どうなったんだろうな…。

「拒絶しないで」
 …いや、まぁ…。最近この手の話を見るとちょっとヒいちゃうのはなんでだろう?(物語に罪は全くないが)
 おじいちゃん強引な出番ktkr

「ブルボンポワントゥの奇跡」
 …ムリヤリ感が漂うが、実は「ハネムーンの悲劇」と対をなす作品(と、あとがきを読むまで気が付かなかったが←)。
 (小声)名前こそ出てないモノの、コイツ…ア◯ヤマだよな?

なんとなく「辛め」なレビューばっか書いたが、とても面白いく読ませていただいたので念のため。
なお「…8」も年内には上梓されそう。




シリーズ過去作
 っ「珈琲店タレーランの事件簿 6 コーヒーカップいっぱいの愛」
 っ「珈琲店タレーランの事件簿 5 この鴛鴦茶がおいしくなりますように」
 っ「珈琲店タレーランの事件簿 4 ブレイクは五種類のフレーバーで」←アレ?
 っ「珈琲店タレーランの事件簿 3 心を乱すブレンドは」
 っ「珈琲店タレーランの事件簿 2 彼女はカフェオレの夢を見る」
 っ「珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を」

「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ
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シリーズ「読了」

2022年06月05日 20時06分20秒 | 読書
「ハグとナガラ」
著者:原田マハ

 著者まとめページっ資料室(仮):「原田マハ&原田宗典」

長年に渡って書き溜められた「実在の人物」をモデルにした、女二人の旅物語をまとめた一冊。
 モデル云々は多分この本を読めば理解できるかとっ「フーテンのマハ」

それと気付かぬまま散りばめられた些細なひと言が大きく回って伏線?だった事が判明した時の驚きたるや(第一話冒頭とかね)。

細かいエピソードにホンワカしたり、明らかになった真相にホロリとしたり…風景を見ながらちょっとシンミリしたり、その年齢になって初めて理解できる感情がシンクロする。

かと思いきや…。

端々に、全くの別次元のリアルが叩きつけられる。

軽妙な関西弁でふんわりカバーしてはいるが、その時のナガラは飄々となんてしていられなかったろう。
ハグだって堪えきれずに爆発した事がもっと何回も有ったろう。


軽く「サクッと読める薄い本でも持って行くか」からの大号泣。

原田マハ恐るべし!

コレはスゴイ本だ!

「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ
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