蘊蓄cafe

-日々発見、身の回りの話題 【うんちくカフェ】-

「アクターズ・スタジオ クリント・イーストウッド」

2009年05月17日 | 音楽・映画レビュー
[感想:★★★★-:ぜひ勧めたい!]
 アクターズ・スタジオとは、米国の俳優養成機関で、この「アクターズ・スタジオ・インタビュー」は、著名な俳優や監督をゲストに迎えて、ここで行われるトーク番組である。NHKでもたまに放送されているが、今回そのいくつかがDVDになった。
 このインタビューは、アクターズ・スタジオ副学長のジェームズ・リプトンが聞き手となって、落ちついた雰囲気の中で行われている。単なるトーク番組ではなく、ゲストが普段なかなか語ることもないような映画・演技に関する考え方について引き出していく。その手腕は実に見事だし、ゲストがユーモアを交えながら受け答えする真摯な姿勢も気持ちがいい。ジェームズ・リプトンは、事前に綿密な調査をするが、ゲストとは番組前の打ち合わせをせずに本番に入るという。正に2人のプロとプロが相対してできあがる番組という感じがする。

ぽすれん・レビューTSUTAYA DISCAS・レビュー
監督:
出演者:ジェームズ・リプトン、 クリント・イーストウッド
Story:
アメリカの映画人を養成する学習機関“アクターズ・スタジオ”の講師、ジェームズ・リプトンが司会を務める人気トーク番組。クリント・イーストウッドが子供時代から下積み時代、世界的スターとなって監督業に乗り出し現在に至るまでを語る。(アクターズ・スタジオ クリント・イーストウッド)

デジタル一眼の利点

2009年05月10日 | Photo

 今回デジタル一眼を持ち歩いて、フィルム一眼にない大きな利点を4つ感じた。
 1つはフィルムを入れ替えなくてもいいこと。36枚毎に撮影を中断することなく何百枚と連続してシャッターが切れる。2つ目は1コマ毎に感度を変更できること。フィルムだと1本全部が同じ感度になってしまうが、デジカメだと1枚だけISO3200でということも簡単にできてしまう。3つ目は Nikon D700 特有の性能だが暗い場所での超高感度撮影のノイズが極めて少ないこと。4つ目は撮影の結果をすぐ確認できること。撮影の機会は何回も訪れるものではない。すぐ確認して取り直すことができる。これだけでも、もうフィルム一眼には戻れない。

見本林散策

2009年05月09日 | Weblog

 旭川の神楽にある見本林は松ばかりかと思ったが、あちこちにエゾヤマザクラも植えられている。盛んに散っているところだったが、ぎりぎりセーフで残っているところでは、お花見している人がいた。人がほとんどいなくて景色独占の贅沢な花見ではある。
 子供の頃、この森はもう少し深いと思っていたが、今日は全域を歩き回ってしまった。ほとんど人もいなくて静かだ。

十勝岳噴火(昭和37年)2

2009年05月09日 | Weblog

 昭和37年6月の十勝岳大噴火の時、私は十勝岳から25kmしか離れていない美瑛町にいた・・・と言っても、私は3歳、弟は1歳で記憶はない。母親はその時のことを、火柱が見えたんだよ・・・と度々言っていたのを思い出した。弟はおんぶされていたはず(^^;

 なお、三浦綾子の小説「泥流地帯」「続泥流地帯」は、この昭和37年の大噴火ではなく、昭和元年(俗に言う大正噴火)の水蒸気爆発による泥流を背景にしたもの。大正噴火の際の泥流は、25km離れた上富良野に達し「死者・行方不明者144名、負傷者200名、流失・破壊家屋372棟という大災害となった」という。

十勝岳噴火(昭和37年)

2009年05月09日 | Weblog

 旭川市博物館で「十勝岳噴火20年」の企画展示をやっていた。
 昭和37年6月29日22時40分噴火、噴石により大正火口縁の硫黄鉱山事務所を破壊、死者4名・行方不明1名・負傷11名。
 6月30日2時45分大噴火、火山弾・火山灰を大量に噴出。噴煙高度1万2千m。降灰は知床、南千島方面。爆発音は190kmに達した。火柱を伴う噴火は7月5日まで続いたという。写真はその時の新聞。
 展示は5月31日まで。