蘊蓄cafe

-日々発見、身の回りの話題 【うんちくカフェ】-

見本林散策

2009年05月09日 | Weblog

 旭川の神楽にある見本林は松ばかりかと思ったが、あちこちにエゾヤマザクラも植えられている。盛んに散っているところだったが、ぎりぎりセーフで残っているところでは、お花見している人がいた。人がほとんどいなくて景色独占の贅沢な花見ではある。
 子供の頃、この森はもう少し深いと思っていたが、今日は全域を歩き回ってしまった。ほとんど人もいなくて静かだ。

十勝岳噴火(昭和37年)2

2009年05月09日 | Weblog

 昭和37年6月の十勝岳大噴火の時、私は十勝岳から25kmしか離れていない美瑛町にいた・・・と言っても、私は3歳、弟は1歳で記憶はない。母親はその時のことを、火柱が見えたんだよ・・・と度々言っていたのを思い出した。弟はおんぶされていたはず(^^;

 なお、三浦綾子の小説「泥流地帯」「続泥流地帯」は、この昭和37年の大噴火ではなく、昭和元年(俗に言う大正噴火)の水蒸気爆発による泥流を背景にしたもの。大正噴火の際の泥流は、25km離れた上富良野に達し「死者・行方不明者144名、負傷者200名、流失・破壊家屋372棟という大災害となった」という。

十勝岳噴火(昭和37年)

2009年05月09日 | Weblog

 旭川市博物館で「十勝岳噴火20年」の企画展示をやっていた。
 昭和37年6月29日22時40分噴火、噴石により大正火口縁の硫黄鉱山事務所を破壊、死者4名・行方不明1名・負傷11名。
 6月30日2時45分大噴火、火山弾・火山灰を大量に噴出。噴煙高度1万2千m。降灰は知床、南千島方面。爆発音は190kmに達した。火柱を伴う噴火は7月5日まで続いたという。写真はその時の新聞。
 展示は5月31日まで。