福島県産及び茨城県産食品から食品衛生法上の暫定規制値を超過した放射能が検出された件について
(福島原子力発電所事故関連)【3/19 厚生労働省】
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000015iif.html
茨城県環境放射線監視センターの分析(3月18日採取)で、ホウレンソウ(高萩市)で基準の7.5倍、ホウレンソウ(日立市)で基準の7.3倍、ホウレンソウ(常陸太田市)で基準の4.4倍、ホウレンソウ(大子市)で基準の3.1倍、ホウレンソウ(東海村)で基準の4.9倍、ホウレンソウ(ひたちなか市)で基準の4.2bの放射能(放射性ヨウ素)が検出されたという。
また、福島県伊達郡川俣町の原乳で、基準の4.0倍、5.0倍、3.1倍(乳幼児用調整粉乳等への指導値のそれぞれ、12倍、15倍、9.3倍)の放射能(ヨウ素−131)が検出されたという。
詳しくは、上記リンク先を参照のこと。
(参考)
●食品衛生法上の放射能汚染された食品の暫定規制値(原子力施設等の防災対策に係る指針における摂取制限に関する指標)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001558e-img/2r9852000001559v.pdf
●原子力施設等の防災対策について(原子力安全委員会)
http://www.nsc.go.jp/shinsashishin/pdf/history/59-15.pdf
定期降下物、上水(蛇口水)のモニタリング【文部科学省】
また、3月18日に採取した水道:上水(蛇口)試料から、栃木県(宇都宮市)で77ベクレル(I−131)、1.6ベクレル(Cs−137)、群馬県(前橋市)で2.5ベクレル(I−131)、0.22ベクレル(Cs−137)、埼玉県(さいたま市)で0.62ベクレル(I−131)、千葉県(市原市)で0.79ベクレル(I−131)、東京都(新宿区)で1.5ベクレル(I−131)、新潟県(新潟市)で0.27ベクレル(I−131)の極めて微量な放射能が検出された。その他の調査自治体では不検出。
また、17日、福島県川俣町の水道水から、原子力安全委員会が定めた飲食物の摂取制限の指標をわずかに超える308ベクレル(I−131)の放射能を検出したと報道されている。