[感想:★★★★-:ぜひ勧めたい!]
映画の大半は公判の場面で、淡々と裁判が進むのがとてもリアルである。裁判は、「真実を明らかにする場 所」ではなく、集められた資料でとりあえず有罪か無罪かを「判断する場所」だと言っている。だから裁判官によっても判断は異なる。裁判において有罪か無罪 かを知っているのは被告自身のみである。裁判制度の限界、問題点を突いた面白い作品だと思う。最初気軽に見始めたが、とても重い映画だ。このようなテーマに着目し作品にした力量に感服させられる。また、いかにも○○主演という映画がよくあるのだが、この映画では役者が完全に配役になりきっているのも好感がもてる。
映画の大半は公判の場面で、淡々と裁判が進むのがとてもリアルである。裁判は、「真実を明らかにする場 所」ではなく、集められた資料でとりあえず有罪か無罪かを「判断する場所」だと言っている。だから裁判官によっても判断は異なる。裁判において有罪か無罪 かを知っているのは被告自身のみである。裁判制度の限界、問題点を突いた面白い作品だと思う。最初気軽に見始めたが、とても重い映画だ。このようなテーマに着目し作品にした力量に感服させられる。また、いかにも○○主演という映画がよくあるのだが、この映画では役者が完全に配役になりきっているのも好感がもてる。
ぽすれん・レビュー | Amazon・レビュー |
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監督:周防正行 出演者:加瀬亮、瀬戸朝香、山本耕史、役所広司 Story: 『Shall we ダンス?』の周防正行監督が、11年ぶりに手掛けた社会派ドラマ。満員電車で痴漢に間違えられた青年を主人公に、日本の刑事裁判制度の問題点を浮き彫りに する。主演の加瀬亮をはじめ、瀬戸朝香、役所広司ら多彩なキャストが顔を揃える。(それでもボクはやってない) | |