蘊蓄cafe

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達人

2020年01月17日 | Weblog

 電波の達人ともなると、空間を眺めると電界・磁界や電磁波が見えるという。(^^;
 世の匠と言われる職人さんは、部品の表面の凸凹形状を自分の手の感触でナノレベルで調整するらしい。これも、撫でた時に原子が削れていく様が見えているのではないか。

 もっとも実際に「見える」訳ではなく、こうした時にこうなるというイメージが定量的に自分の感覚と連動しているのだろう。
 飛ぶ鳥を弓で射るには、鳥が動くイメージと標的を狙い追いかけ矢を放つ動作がマッチングすると命中する。鍛錬を積むと、このイメージと動作の連動感が自分のものになり百発百中(「見切る」という)、矢を放たなくても「得た」という連動感に到達すれば命中したのと同じこと。鳥を射るに、もう弓と矢は必要ない。
 野球でも、バッターが調子がいいと「ボールが止まって見える」という。これも鳥と同じ「見切った」結果なのではないか。

 電気だと、回路図を見ると水が流れるように電流が見えるようになるのだろうと。(^^)


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