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「そして誰もいなくなった」

2011年02月27日 | 音楽・映画レビュー
[感想:★★---:平均レベル(人によっては))]
 アガサ・クリスティの推理小説「そして誰もいなくなった」は、「そして誰もいなくなった」(1945)、「姿なき殺人者」(1965)、「そして誰もいなくなった」(1974)、「サファリ殺人事件」(1989)など、何回も映画化されているが、これは一番最初の1945年の映画。原作に忠実に作られていることが分かる(ただし、アガサ自身の戯曲をベースにしたため、小説とは結末が異なる。小説の結末の方が好きだが、小説はやや不自然で再現が難しいところがある)。今となっては古い感じもするが、俳優もすばらしく、つくりもしっかりした作品ではある。
 なお、ハヤカワ文庫には、清水訳版青木訳版(新訳)がある。

ぽすれん・レビューAmazon・レビュー
監督:ルネ・クレール
出演者:バリー・フィッツジェラルド、ウォルター・ヒューストン、ルイス・ヘイワード、ジューン・デュプレ
Story:
アガサ・クリスティ原作のサスペンス。絶海の孤島に建つ壮大な館に見ず知らずの10人の男女が招待された。なかなか姿を見せぬ主人に苛立ちながらも夕食の席についたそのとき、彼らの過去の罪を告発する声が聞こえてきた。次々に死んでいく招待客…。(そして誰もいなくなった)



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