蘊蓄cafe

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西の夕空に輝く星

2008年11月26日 | Weblog

 最近、夕方の西の空に、空が焦げるのではないかというほどやけに明るい星が2つ見えている。
 一番明るいのが金星(-4.1等)で、少し高い位置にあるのが木星(-2.0等)だ。
 で、12月の1~2日に、これに細い月が加わり、とても美しい風景となるという。夕焼けと一緒にうまく写真におさめたいものだ。
 

「大祚栄 テジョヨン」

2008年11月26日 | 音楽・映画レビュー
[感想:★★★★-:ぜひ勧めたい!]
 BS日テレで10月から韓国ドラマ『大祚榮(テジョヨン)』が放送されている。ちょうど全134話のうち37話まで終わったところだが、実に壮大で面白い。週5回放送しても半年以上かかる大作である。当初100話の予定が好評のため延長されたのだという。このようなテーマは、数時間の映画では描ききれない。

 少し前にBSフジで放送された『朱蒙 -チュモン-』(全81話)は、紀元前37年前後の高句麗の起こりがテーマだったが、この『大祚榮(テジョヨン)』は、668年前後の高句麗の滅亡と渤海の起こりがテーマになっている。自分の国が他国に侵略され滅んでいく様を見るのは実につらいことだろう。国をまとめていくのは誰にでもできることではなく、自分がいなくなったらどうなるのだろう、誰に国の将来を託せばいいだろうと無念に思いつつ、一人、また一人と倒れていく様は涙をさそう。国防の柱であるヨン・ゲソムン大将軍、ヤン・マンチュン将軍は、無骨で鬼神のような強烈な個性で、役者さんも役になりきっている感じがする。

ぽすれん・レビューAmazon・レビュー
監督:キム・ドンソン
出演者:チェ・スジョン、チョン・ボソク、イ・ドクファ、ホン・スヒョン、パク・イェジン
Story:
『海神-HESHIN- [ヘシン]』のチェ・スジョン主演、7世紀から8世紀にかけて渤海を建国したテジョヨンの生涯を描いた史劇ドラマ。契丹部族の襲撃に遭ったテジョヨンだったが、契丹族長の娘・チョリンに助けられ…。(大祚栄 テジョヨン)