言葉の裏 2004-08-05 03:02:00 | 文 僕が、「そう」いったら、大抵はそのように受け取られるだろうね でも、その裏を読み取られることが、ある 「そう」いったことの正反対を、実は気にしているからこそ、 逆のことを言って、「そう」思うようにしている それ、から逃れる呪文のように « そうして、僕は、これを買った | トップ | 青い果実 »
5 コメント コメント日が 古い順 | 新しい順 確かに (agrico) 2004-08-05 06:59:57 そういうことは、ありますね。言葉は自分の「希望」も載せて発せられる。実際に言葉や行動で発しているうちに、心までもそうなっていくこともあるからね。だから、それでもいいのかもしれない。希望も、自分の一部ってことなんでしょうね。 返信する 言葉の裏を取る (わど) 2004-08-05 15:13:07 たけさん、コンチャ。強烈だったオフ怪体験者のわどです(笑)。ちょっとたけさんのお考えから、ズレるかもですが…。「愛してます」が、実はその場しのぎのゴマカシだったり。「なかなかご立派なお考えですね」の意味が、実は…。な言葉の体験は、多いですよね。たしかに。こんな経験を通して、言葉には裏があるものだ、あいつはすぐ人の言葉の裏を取ろうとする、この場合は裏の意味を探るべきだ、などと考えたりします。多くは、なにかしら悲哀をこめて。だけど、おれは、こうした言葉の状態は、言葉世界の多様性を、ときには可能性を示す例のひとつにすぎないと考えています。ひとつの言葉は、裏や逆、待遇、無意味なども包摂する矛盾した状態におかれている、って感じかな? いいかえれば、人の存在そのものがそうだから。さらに言い換えれば、ひとつの言葉に無方向性のままではいられない事情を抱えるので、おれたちは言葉の意味に適当な線引きをもくろむ。そして間違う(笑)。おれはね、こんな言葉の世界を呪っているんじゃないんですよ。いやむしろ、すごく愛着を感じている。ほら、こういった途端、言葉は矛盾を強烈に孕んでくる。こうした言葉の状態をどれほど理解し、また使用できるか? おれはそこに自分をかけてる気もするんですね。そこに、世界が見える? 大げさにいうと(爆)。ただ、いまのたけさんの「呪文」ですけど。この逆意味の言葉を使っても脱却はできませんよね(笑)。もともと同じ言葉を、少し状態を変えてみようとするだけですから。「あなたを好き」から逃れるためには、「あなたを嫌い」といってみるだけでは同じですよね。このへんは、よく堂々巡りとして自覚されるところです。ほんとうに脱却があるなら、メタな立場(言葉の使用法)にたてなければダメなわけで。この場合のそれは、好きでも嫌いでもない位置かな? 無関係な位置?(笑)おれはあの人を好きでもなく嫌いでもない状態にならなければ、この苦しさからはけっして逃れられないのだ(爆)。 返信する Unknown (たけ) 2004-08-06 02:26:48 agricoさんプラシーボってかなり人間の大きな部分を占めていると思うのです。できれば、プラス思考でいきたいです。わどさん>ひとつの言葉に無方向性のままではいられない事情を抱>えるので、おれたちは言葉の意味に適当な線引きをもく>ろむ。そして間違う(笑)。ここが、すべてですね。よくぞ、言ってくれました。私の思いと、ほぼ同じです。同意したから、なんだってことはないんですが。>言葉は矛盾を強烈に孕んでくる。わかってるつもり。なにかを言うことは、なにかを捨てること。わたしは、そこで、いつも臆病で、戸惑っている。この弱さは、大事だと、思う。開き直り? 返信する 丁寧な言葉使い (persempre) 2004-08-06 14:46:49 persempre、が丁寧に話し始めたら、気をつけたほうがいいかも。 それは相手を尊敬してることではない場合がおおいから。距離をとりたいから、丁寧になる場合もある。 返信する Unknown (たけ) 2004-08-07 07:08:36 わかります、それ。恐いです・・・、そういうのが一番。 返信する 規約違反等の連絡 コメントを投稿 goo blogにログインしてコメントを投稿すると、コメントに対する返信があった場合に通知が届きます。 ※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます 名前 タイトル URL ※名前とURLを記憶する コメント コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。 コメント利用規約に同意する 数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。 コメントを投稿する
言葉は自分の「希望」も載せて発せられる。
実際に言葉や行動で発しているうちに、心までもそうなっていくこともあるからね。
だから、それでもいいのかもしれない。
希望も、自分の一部ってことなんでしょうね。
ちょっとたけさんのお考えから、ズレるかもですが…。
「愛してます」が、実はその場しのぎのゴマカシだったり。「なかなかご立派なお考えですね」の意味が、実は…。な言葉の体験は、多いですよね。たしかに。
こんな経験を通して、言葉には裏があるものだ、あいつはすぐ人の言葉の裏を取ろうとする、この場合は裏の意味を探るべきだ、などと考えたりします。多くは、なにかしら悲哀をこめて。
だけど、おれは、こうした言葉の状態は、言葉世界の多様性を、ときには可能性を示す例のひとつにすぎないと考えています。ひとつの言葉は、裏や逆、待遇、無意味なども包摂する矛盾した状態におかれている、って感じかな? いいかえれば、人の存在そのものがそうだから。
さらに言い換えれば、ひとつの言葉に無方向性のままではいられない事情を抱えるので、おれたちは言葉の意味に適当な線引きをもくろむ。そして間違う(笑)。
おれはね、こんな言葉の世界を呪っているんじゃないんですよ。いやむしろ、すごく愛着を感じている。ほら、こういった途端、言葉は矛盾を強烈に孕んでくる。
こうした言葉の状態をどれほど理解し、また使用できるか? おれはそこに自分をかけてる気もするんですね。そこに、世界が見える? 大げさにいうと(爆)。
ただ、いまのたけさんの「呪文」ですけど。この逆意味の言葉を使っても脱却はできませんよね(笑)。もともと同じ言葉を、少し状態を変えてみようとするだけですから。
「あなたを好き」から逃れるためには、「あなたを嫌い」といってみるだけでは同じですよね。このへんは、よく堂々巡りとして自覚されるところです。ほんとうに脱却があるなら、メタな立場(言葉の使用法)にたてなければダメなわけで。この場合のそれは、好きでも嫌いでもない位置かな? 無関係な位置?(笑)
おれはあの人を好きでもなく嫌いでもない状態にならなければ、この苦しさからはけっして逃れられないのだ(爆)。
プラシーボってかなり人間の大きな部分を占めていると思うのです。できれば、プラス思考でいきたいです。
わどさん
>ひとつの言葉に無方向性のままではいられない事情を抱>えるので、おれたちは言葉の意味に適当な線引きをもく>ろむ。そして間違う(笑)。
ここが、すべてですね。よくぞ、言ってくれました。私の思いと、ほぼ同じです。同意したから、なんだってことはないんですが。
>言葉は矛盾を強烈に孕んでくる。
わかってるつもり。
なにかを言うことは、なにかを捨てること。
わたしは、そこで、いつも臆病で、戸惑っている。
この弱さは、大事だと、思う。
開き直り?
距離をとりたいから、丁寧になる場合もある。
恐いです・・・、そういうのが一番。