goo blog サービス終了のお知らせ 

SMILEY SMILE

たましいを、
下げないように…

春にして君を想う

2004-12-18 07:36:54 | 小沢・小山田
小沢最後の8cmシングル。

もうシングル盤って作ってないんですよね。

昔はこんなのがあったんだよ、ってな話になるのかなぁ。

この曲も、もう5年前のことになるのだ。



   薄紅色に晴れた町色

   涙がこぼれるのは何故と

   子供のように甘えたいのだ

   静かなタンゴのように



この曲を最後に小沢は沈黙に入る。

小沢はどこにいるのか?

小沢はどこへ行くのか?

みんな小沢を待っている。

彼もそれを知っている。

僕らはただ、小沢の生んだ言葉と音をゆっくり撫でる。



   そして毎日はつづいてく 丘を越え僕たちは歩く

   美しい星におとずれた夕暮れ時の瞬間

   せつなくてせつなくて胸が痛むほど



じっと待ってる。

静かに待ってる。

きっとまた逢えると信じて。



球体の奏でる音楽

2004-11-14 11:51:12 | 小沢・小山田
96年発売。

勿論、小沢の3枚目のアルバム。

ちゃんとした「曲」は6曲しかないから、ミニアルバムと

言った方がいいかも知れない。

寒くなってくると、これをよく聴くようになる。

ジャケは、海なんだけれど。

秋の海?

「犬」が春、「LIFE」が夏、これが秋、晩秋?初冬?。

冷たい空気を吸いこみながら、「大人になれば」を口ずさむ。




小沢か小山田か

2004-10-04 12:47:06 | 小沢・小山田
と言われると、困ってしまう。

小沢は、言葉の人

小山田は、音の人

このふたりが、コンビを組んでいたことは、必然と言うか、奇跡というか・・・

人間としては、小沢に惹かれる。

ミュージシャンとしては、小山田。

小沢は、次になにをするのか、なにを思っているのか?

小山田は、次にどんな音を出すのか?

今も、一番聴いているのは、フリッパーズギター

あの、痛み・憧れ・苛立ちを忘れたくない。

LIFE IS A SHOWTIME

2004-10-03 21:13:42 | 小沢・小山田
金木犀が咲いた、咲いた

そしたら、もう、僕は恐いものなんてないのさ

なにがあっても、楽しいし

どんなときでも、自然に笑みがこぼれる

金木犀のかおりが街を包む

時間が、まったり流れる

君と僕に秋が来てるのさ

おいしいモンブランを食べようよ!

取っておきの店で買ってくるよ

ショコラショーを作るよ、ちょっと時間かかるけどね

「LIFE」聴いて待ってて

気が向いたら手伝ってくれてもいいよっ

・・・あ、いいのよ、うそうそ

音、もちょっと大きくして!

あぁ、なつかしいねぇ

8年前の僕らは、胸を痛めて小沢を聴いてたね

爆発する僕らのアムールはうっすらと哀調を帯びたりして・・・

金木犀

なんだかもう、懐かしくて、

もう自分は死んでるんじゃないか

とすら思うよ

「想い」だけが浮遊して

君のことを考えてる

・・・あ、できたよ、特製ショコラショー!

ロイヤルコペンハーゲンのハイハンドルで飲もうねー

おいしいねー

もう何も言うことがないね

あぁ、眠くなってきたよ

じゃあ、少し眠るよ

おやすみ

おやすみ

おやすみ・・・






天使たちのシーン

2004-06-30 01:59:05 | 小沢・小山田
愛すべき生まれて育ってくサークル

君や僕をつないでる緩やかな止まらない法則(ルール)
・・・・・・
神様を信じる強さを僕に

生きることをあきらめてしまわぬように

にぎやかな場所でかかりつづける音楽に

僕はずっと耳を傾けている


私の中でこの曲は小沢の最高傑作


THE LOVE PARADE

2004-06-17 02:41:11 | 小沢・小山田
「通りを過ぎ街を横切って
 ざわめく人込みの中を 行くパレード
 決して変わらない何かと 諦めを乗せた
 the Parade Love Parade Goes Everywhere」

最近、ずっと頭の中で鳴っているフレーズ。
小山田の1STは、なんだか切ない。
青春の終わり、ってか?

BGM:Cornerius 「the first Question award」・・・そのままやん




小山田はどこへ行くのか?

2004-05-23 03:02:37 | 小沢・小山田
DVDの「FIVE POINT ONE」
どれもすごくイイ。
中でも、最後の「FROM NAKAMEGURO TO EVERYWHERE」はスバラシイ。
目黒川の桜景色、人が行き交う、うろつく小山田、花びらは落ち、自転車が、車が・・・。そのたびに様々な音が弾ける。そんな作品。

こんな処にいる小山田は今後、どこに行ってしまうのだろうか・・・。


小沢はどこにいるのか

2004-05-14 13:06:48 | 小沢・小山田
あの、知っている人いませんか?
「刹那」以降また行方知れずになってます。
彼は、このまま大滝詠一みたいになっちゃうんでしょうか。

彼を偏愛している人は多いように思う。
作品は勿論、人間が気になるんだ。
私の中では現世の太宰なのかも、談志師もそうだけど。
まだニューヨークにいるんでしょうか・・・・。

おーい、でてこい!

小沢健二に見る「悼むココロ」

2004-05-03 04:12:50 | 小沢・小山田
小沢健二から読み取る、死。

誰かを悼む火の 煙る炎 高く高くと
燃え立つ僕はまだ 慈しみの中 ~「旅人たち」

そのまんまか・・・。
あと、これも。

真珠色した雲が散らばってる空に 誰か放した風船が飛んでゆくよ
駅に立つ僕や人ごみの中何人か 見上げては行方を気にしている
~「天使たちのシーン」

他人の死を思うこと、悼むことは、風船の行方を気にすることと似てはいないかなあ。甘いか・・・。