タケちゃんマンの我が流日記

日々思いのままに、盆栽・写真・旅行・行事・等を
我が流なりの日記にして行きたい。

懐かしき物と、無形遺産登録!!

2015-03-15 21:52:57 | 社会現象!!
久しぶりの場所へ・・・・
天候の方も落ち着いた日になってくれた事も有り・・、
我が実家へと出かけて見ました。

此処は昨年・「ユネスコの無形文化遺産の指定された和紙」
そうなんですよ~~~
埼玉は小川町・・・細川和紙・・・がユネスコ文化遺産に
登録されて・・・日賑わいを見せている「埼玉伝統工芸会館」
が有る場所です。

昼食前の時間帯では有りますが、既に駐車場は満車状態でした。
ぐるぐる回りヤットコサ~~~探しての駐車・・無料です。

以前は良くこの場所には食堂も有る事と、
民芸品の売店も有る事から、ときたま立ち寄ってはいましたが、
昨年の 「ユネスコの無形文化遺産」に登録されてからの混雑も
有る事から、少し敬遠気味でも有ったのです・・・が、
ときたま出かけた近くのお墓参りに・・・
オッと~~~ 意外に空いているのかな????との具合で、
飛び込んで見ましたら・・・・、
なんと咲くほどの通りに 駐車場は満車状態になっていたには
ビックリした次第でした。

久しぶりに立ち寄った事も有り、依然とレイアウトが変わってた
のには唖然としたね・・と言うより、すっきりしていた気もする。


以前は眼には出来なかった・・・和紙の材料が並べられていた。
既に木の皮だけになっている和紙の原料が吊るされていた。


此方では 左側に見える茶系の木が見えると思いますが・・・、
此れが和紙の原材料になっている「楮」(こうぞ)の木です。
この楮の木を 1m位に切り、40㎝位の束ねて、大きな釜に
入れて茹でて行きます。
茹であがった楮の木は、皮が剥きやすくなっていますので、
手でこの皮剝きをして行きます。

その後の皮が前の写真の用になって来ます。
向いた楮の木は 真ん中に見える様に、真白い木の状態になる。
この空になった楮の木で、子供達は「チャンバラごっこ」を
毎日していましたね~~~懐かしいな~~~(苦笑)。

又 この楮の皮むきをする為に、子供たちのお小遣い稼ぎに
一役買っていたのですよ~~確か一束皮を剥く事で、50円
だったかな???そんな思い出が沢山詰まっていますね!!。

その後は 内職もかなりやっておられた方々もいまして・・、
冬場が多く・・この作業に入って行きます。
綺麗な水の流れを利用しての作業になる為に、かなり冷たい。
一人ひとり小屋を作って、その中で炭を起して火鉢で温めながら
この楮の皮の又その皮・・つまり 表面の皮を削いで行きます。
その作業が実に厳しい寒さと冷たい水・冷え込みとの戦いに
なっていた気がします。

私の実家も この細川和紙の生産工場・・通称「紙すきや」と
呼ばれていました。
大きなカマド・・5m位あったかな??釜が有りましたね。
時すでに私の記憶では既に生産はやっては居ませんでしたがね。

では小遣い稼ぎに出掛けた場所は???隣の家はまだ当時では
盛んに生産を行っていたので、子供たちの絶好の場所でもあり、
お小遣い・・遊びに・・最適な場所・いや~ 家になっていた。


こうして工程を進みながら・・・・出来上がった和紙が・・・


此方になります、 一部だけのシャッターとなりましたが、
障子紙から 書類などに・・・特に宮内庁の保存用資料にも
使われている・・・とも聞いた事が有ります。

その為には、 行商人もかなり入た様です。
在宅訪問なども行われていた・・とも聞きましたね。


此方は 折り紙なども使用されています。
又 和紙を使った小物入れ・・等々、沢山使用されている様です


此方は 和紙の資料館になっていまして、和紙すき体験も出きる
入り口に飾ってある・・「吊るし雛」になります。


此方は ユネスコの無形文化遺産登録になった当時の新聞記事。
経験者は語る・・・この工程・・を知っている方は、今は???
継承者も増えつつあるようですが、まだまだ厳しいようです。

ときたま訪れた時には この様な模様し物をしていましたので


覗いてみました~~~~
期間限定になっていまして・・、
役員さんたちが 和紙の説明やら、和紙の使い方・・・・
又 趣味を生かした物・・・等々でしたね。


その一部がこの「折り紙」です。



立派な方の作品が於かれていまして、


こうして 参加者たちが一生懸命に・・折り紙に挑戦していた
自作品はその場で持ち帰りが出来る様ですね!!!。

又 切り絵も行われていましたが、こちらはシャッターが切れず
してみて来ました。

皆さんオリジナル作品に一生懸命に戦っている姿は、感動です。


一回り したところで・・・昼食をして来ました。
此処も以前とまったく変わっていまして、別のお店か???と
勘違いをするほどに変わっていた。
でも味は変わらずで・・・一安心をしましたね~~~。