Takの山行記録とバイオリンとかAIとか

山行記録に加えて必死に練習中のバイオリン、必死に勉強中のAIについて

巻機山(1,967m) 65/100

2023-03-07 20:23:00 | 日記

新潟県南魚沼市から見た谷川岳。ちょうどトマ、オキの両耳が見える最高のロケーションだ!手前の田んぼでできる南魚沼のこしひかりが旨いのは、谷川岳の恵みを受けるからぁー、です。

巻機山は、冬でも日帰りで登れる。車が向いている方向に登山口までの道があるが、冬は駐車場と化す。

駐車地の正面に巻機山が姿を見せる。中央が9合目のニセ巻機で、右奥が巻機山山頂。好天予報で平日にもかかわらず、結構な数の登山者、スキーヤーが入っていた。

朝6:00のスタート時には雪も硬く締まり、スノーシューで登り始めたが、5合目手前の井戸の壁と呼ばれる急登は危険を感じた(怖かった!)。写真は下山時のもの。この時間は春の腐れ雪。


この山はBCスキーヤーが多く、それだけ登りやすいともいえるのだろう。山頂までシールで登る事ができる。5合目で板に履き替えるのが一般的のようだ。
5合目を過ぎると谷川岳の険しい山並みが見えるようになる。この登山のハイライトだ。残念なことに、うっすらと雲がかかり、この時期巻機ブルーと呼ばれる真っ青な空と雪のコントラストは、次回のお楽しみか?


いい感じの空の色。写真は通称ニセ巻機と呼ばれる前巻機。なかなか登りごたえがある山だ!
急登が続き、皆ゲンナリだ。それでもアイゼンを効かせよじ登るのだ。

ずっと眺め続けた谷川岳。北西斜面を見ている。関東と日本海側との分水嶺を構成する。見てください、風雪に抉られた急峻な斜面は北からの雪を受け止め、関東に晴天の冬をもたらして下さるのです。こちら側に流れる水は信濃川となり日本海へ、向こう側は利根川となって太平洋に流れ込む。


巻機山から南に向かう尾根。朝日岳、白髪門を経て谷川岳に至る。
前巻機にもなかなか着かない。風邪気味で胸が苦しくなってきた〜。


9合目、ニセ巻機、と書いてある。前巻機にしてあげれば良いのに。

何度見ても、素敵な縦走路だ。今日、日の出前に白髪門に向かう人がいた(と、陽の出を撮影にきていた女性から聞いた)。

いよいよ巻機山頂に向かう。同じような景色だー。

巻機山頂にはなんの標識も、物体もない。誰かが作ったオブジェと僕。
山頂からの動画です。サングラスが暗すぎて良く見えずに撮ったので、肝心なところがササっと行ってしまいますが……,


今回、スノーシューはモンベルのレンタル。そろそろ買わないと。巻機山はBCにも最適だ。ただ、昨シーズン、今シーズンと雪の量が足らない事と冷え込みが続かず根雪にならないとの事で残念な状況。来シーズンは、この界隈でBCスキー再挑戦したい!しかし、冬の遊びはお金が掛かる。