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☆ 女性の7割が胃の不快感に悩んでいる

2018-03-08 13:56:40 | 日記
「ぶらり車イス紀行」   その879
   ☆ 女性の7割が胃の不快感に悩んでいる


 『胃の調子が悪いと感じたことがありますか?』と聞いたところ、
日常的に胃の不快感に悩んでいる女性が、全女性の74.6%もいる
ことが分かった。これは、マイナビニュースが、女性読者500人を
対象に『胃の不快感に関するアンケート』を実施して分かった。

 そして、胃の不快感に悩んでいる女性に『どんな症状ですか?』と
聞いたところ、
1、 食べ過ぎていないのに胃がもたれる。
2、 少ししか食べていないのに満腹感がある。
3、 食事が美味しく食べられない。
4、 仕事にやる気がでない。
5、 外出先で楽しめない。
6、 何もしたくなくなる。
など、胃の不快感に悩んでいる女性が増えている。

 そして、『具体的な症状は?』と聞いたところ、
1、 胃もたれ:63.9%。
2、 胃痛:41.8%。
3、 吐き気:38.6%。
4、 胸やけ・ゲップがよくおこる:31.5%。
5、 少ししか食べていないのに膨満感:26.6%。
の順に答えが続く。だから、日常生活にも支障を来たしかねない胃の
不快感を起こしている。

 それに、『胃に不快感を感じる頻度』を聞いたところ、
1、 月に2.3回程度:20.7%。
2、 月に1回程度:16.3%。 
3、 1週間に1回程度:13%。
の順に多く、多くの人が定期的に悩んでいる。

 それでは、『胃の不快感を感じたとき、どうしていますか?』と聞
いたところ、
1、 とにかく何もしたくない。
2、 水も飲みたくない。
3、 ただ不快感が過ぎ去るのを待つしかない。
4、食べたいのに胃が重くて気が滅入る。
5、家事を放り出して、横になりたい。
6、イライラして、集中力が落ちる。
など、深刻な状況を述べる。

 これに対し、周囲の声は、
1、 寝不足。
2、 間食を止める。
3、 気の緩み(精神力の問題)。
4、 ズルしたいだけ。
5、 うつ病の症状。
などと、簡単に考えて、アドバイスをしている。

 しかし、胃の不快感から、気持ちもイライラして不安定な状態に
なり悪循環に陥る。だけど、胃の不快感の原因解明がされておらず、
そのため、決定的な対処の方法が、まだ発見されていない。
 だから、1日も早い原因究明がされ、対処方法を示してほしい。
たかし  でした.


☆ 第2の心臓が急性心不全を予防する

2018-03-04 07:46:25 | 日記
「ぶらり車イス紀行」   その878
   ☆ 第2の心臓が急性心不全を予防する

 前回のブログで、2018年2月22日に、俳優の大杉漣さんが、
急性心不全で亡くなったとご紹介した。と言うことは、突然、心臓が
止まったことになる。(急性心不全の詳しいことは、前回のブログを
参考にしてください)

 そこで、どうすれば急性心不全にならないで済むのか研究が進む。
そうすると、急性心不全を起こすのは、不整脈を持病に持つ人に可能
性が高いことが分かってきた。しかし、未だに明確な実態や動向は明
らかにされていない。

 そして、次に出会ったのが『足は第2の心臓である』と言う言葉で
ある。しかし、足と一口に言っても、つま先やかかと、ふくらはぎ、
すね、ひざ、太ももなど、部位はさまざまです。その中で、一般的に
はふくらはぎを指します。なぜ、ふくらはぎを『第2の心臓』と言う
のか、それは、ふくらはぎには、心臓のようにポンプの作用があり、
血液を心臓に送り返す機能を持っている。
 
 元々、血液は動脈と静脈を通って全身を循環しています。そして、
心臓から送り出される新鮮な血液は、動脈を通り全身の各器官に酸素
や栄養を届けています。だから、動脈を通る血液は、心臓のポンプ作
用のおかげで力強く全身に送り出されます。

 そして、全身へ送られた血液は、各器官から二酸化炭素や老廃物を
吸収し、毛細血管と静脈を通り心臓に戻ってきます。このとき静脈を
通る血液は、動脈に比べ心臓に押し返される力が弱くなっています。
それでも、心臓に近い血液であれば、問題なく心臓に戻ってきます。
また、心臓より上方の血液は、重力により心臓に戻ってくることが
できますが、下半身の血液は、心臓から遠いうえに心臓よりも下方を
流れていますので、心臓に戻る力が弱くなっています。戻る力が弱く
なった血液のアシストをするのが、ふくらはぎです。ふくらはぎは、
静脈の逆流を防ぐ弁と、ポンプ機能を持っています。このふくらはぎ
の働きのおかげで、血液のスムーズな循環が保たれています。

 そこで、ふくらはぎのポンプ機能が低下すると
●血液を心臓に戻す力が弱まり、血液が下肢の静脈にとどまり、静脈
内部の圧力(静脈圧)が高まって、拡張する。
●結果、弁の機能は低下し、血液が逆流する。
●血液が逆流すると、血液内の水分が細胞にたまり、むくみの症状が
でる。
●むくみを放置すると、静脈瘤(静脈が伸びたり、曲がったりして膨
れてしまう)や、皮膚の色素沈着、皮膚潰瘍(静脈瘤が悪化して皮膚
に穴が開いてしまう)などの病気(静脈還流障害)に至る可能性が出
てくる。

 ところが、ふくらはぎが活性化をすると
〇全身への血液循環が良くなる。
〇血液循環が良くなると、全身に送られる血液量が増え、全身の細胞
に十分な栄養や酸素を送ることができる。
〇病変部がある場合、血液がたくさん流れて回復が促されると同時に、
自己治療の作用を高める。
〇免疫力を高める。
〇ホルモンが筋肉や毛細血管に流入するのをサポートする。
〇自律神経の働きを良くする。
〇基礎代謝を高め、新陳代謝を良くし、体温を上げる。
〇細胞を若返らせる。
〇脳細胞を活性化する。
〇乳児の免疫力を高め、アトピー性皮膚炎、ぜんそく、風邪などを改
善する。

 そこで、ふくらはぎのポンプ機能を活性化させる方法として
☆長時間同じ姿勢でいない
・長時間の同じ姿勢は、血液の循環を悪化させる。
・デスクワークや立ち仕事など、仕事柄、長時間同じ姿勢という人は、
休憩時間にストレッチなどをして、意識的に血流を良くする。
☆「肥満」に注意する
・健康診断などで「肥満」を指摘されている人は、普段の食生活を見直
す。
☆ふくらはぎの運動を行う
・時々、ふくらはぎの筋肉を使うつま先立ちをする。
・つま先立ちをした状態で、かかとを上下する。
・椅子に座ったままで、かかとを上下させても良い。
などして、『第2の心臓』を活用する。

 そして、前回のブログで紹介した
・会社や地方自治体などの定期健康診断は必ず受診する。
・年に数回は血圧測定をする(特に30歳以上の人)。
・塩分はできるだけ少なくする。
・肥満を防ぐ。
・何か症状が出たら医療機関に受診する。
・禁煙する。
・ストレスをさける(特に競争心が強い努力家、性急、短気な人)。
・スポーツなどの趣味を適度に生活の中に取り入れ、睡眠を十分に取る。
など、突然死のリスクを減らしてください。
                    たかし  でした。

☆ 急性心不全は結果で原因ではない

2018-03-01 07:34:27 | 日記
「ぶらり車イス紀行」   その877
   ☆ 急性心不全は結果で原因ではない

 2018年2月22日、俳優の大杉漣(66)さんが、急性心不全
で亡くなった。大杉漣さんと言えば、ドラマを見ていれば、必ず見か
ける顔である。それも悪役であったり、マイホームパパであったり、
その時々で違う役に出ていても、違和感を感じさせないほどドラマに
溶け込んでいる。そんな大杉さんには、亡くなるような要因はどこに
も見られず、また、持病や健康に問題がありそうな事柄もこれといっ
たことも特になく、その彼のあまりにも突然すぎる訃報に、芸能界や
ファンだけでなく、一般人にも動揺と悲しみが広がっている。

 ちなみに、心疾患の三大危険因子は『高血圧』『糖尿病』『脂質代謝
異常』の3つである。これは、下水管に油やごみを流すと詰まりやす
くなるのと同じで、コレステロールの塊が血管内に固まっていき心臓
を動かすための血管が詰まる原因の一つである。

 そこで、急性心不全を調べてみると、心臓が何らかの理由で突如と
して動かなくなると、全身に血液を送るポンプの役割が果たせなくな
ってしまう。したがって、血液に含まれる酸素や栄養素を、全身に送
り出せなくなって、そのため、体の機能が維持出来なくなって、死を
宣告された状態になる。
 
 急性心不全は、突然死の中でも最も多く、安静時や労働時などを問
わず、突然意識をなくし倒れ、症状が現れて1分以内に命を落とすと
言われている。このことから心肺停止に陥った場合、直ちに救急搬送
しても蘇生することは極めて困難と言われている。しかし、何が原因
か分からなくても、とりあえずAEDを使用することで、助かる命が
増えることは間違いない。

 ところが、AEDを使用したことがないと躊躇する必要はない。最
近のAEDは動作が自動化されているので、AEDをつけることで機
械が適切に判断し、必要な場合のみ電気ショックを流す仕組みになっ
ているので、誰でも簡単に出来る。だけど、AEDを使用したからと
言って、必ず救命できるとは限らないので、救命できなくても落ち込
む必要はない。

 しかし、完全に予防するのは難しいと言われる急性心不全も、次を
守ることでリスクを減らすことが出来る。

・会社や地方自治体などの定期健康診断は必ず受診する。
・年に数回は血圧測定をする(特に30歳以上の人)。
・塩分はできるだけ少なくする。
・肥満を防ぐ。
・何か症状が出たら医療機関に受診する。
・禁煙する。
・ストレスをさける(特に競争心が強い努力家、性急、短気な人)。
・スポーツなどの趣味を適度に生活の中に取り入れ、睡眠を十分に
 取る。

など、上記の健康的な生活を心がけて、少しでも突然死のリスクを
減らすことが重要となる。

 そして、厚生労働省の報告には、急性心不全という病気の分類は
なく、急性心不全は結果と言うことである。
                   たかし  でした。