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☆ 日本のタンパク源が危ない(Ⅴ)

2014-05-04 07:37:28 | インポート

 

「ぶらり車イス紀行」   その458

 

☆ 日本のタンパク源が危ない(Ⅴ)

 

日本の豚肉が駄目なら、TPP(太平洋連携協定)交渉で、

 

米国側が、日本側に関税ゼロを突き付けている豚肉がある。そ

 

れも、日本市場にとっては、豚肉が安く出回ることになるので、

 

消費者には大歓迎である。しかし、これに対し、一歩も引き下

 

がらない構えの日本側と米国側との間で交渉は難航している。

 

でも、このまま大きな問題にならずに『豚流行性下痢』が日

 

本全国に広まってからでは、米国側との交渉も日本の立場が弱

 

くなってしまう。だから、出来るだけ早く交渉を進展させる必

 

要がある。ところが、国でも昨年4月に『 豚流行性下痢』に

 

感染された豚が確認されており、 これまで400万頭が死んでい

 

ると言うことである。 このことを一言も言わずに、交渉に臨んで

 

いるとは、米国側も日本側も相当したたかである。それに加えて、

 

中国や韓国でも『 豚流行性下痢』が広がっていて、世界的な大流

 

行に発展していきそうである。

 

そして、最後に残るのは、牛肉である。牛肉は他のタンパク源に

 

比べると、値段は少し高い目ですが、国内産の牛肉には今のところ

 

問題は出ていない。ところが、米国側は、米国産の牛肉もTPP(

 

太平洋連携協定)交渉の重要品目に上げており、豚肉同様、米国

 

側が、強く関税ゼロを要求してきている。

 

しかし、米国産の牛肉は、2003年にBSE(牛海綿状脳症)

 

感染された牛が確認され、輸入禁止となった。その後、全頭検

 

査の条件が付けられるなどして、輸入再開になった。でも、米国

 

の畜産農家は、その輸入条件も守れずに、また、輸入中止となっ

 

た。それ以後、また新しい基準が設けられ、輸入再開となったが、

 

残念ながら、これまでのことが現在も完全に払拭されていない状

 

態なので、消費者には全面的に受け入れられていない。

 

だから、日本人の重要なタンパク源である鯨肉、鶏肉、豚肉、

 

牛肉の内、国内産の牛肉だけが、安全な食材として残る。

 

しかし、これだけで、日本人のタンパク源を将来的に確保する

 

ことが出来るのか、心配しているのは、私一人だけなのか?

 

                たかし  でした。

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☆ 日本のタンパク源が危ない(Ⅳ)

2014-05-01 07:35:17 | インポート

 

「ぶらり車イス紀行」   その457

 

☆ 日本のタンパク源が危ない(Ⅳ)

 

鯨肉、鶏肉に続いて、豚肉に危険が生じてきている。

 

豚肉は、牛肉に比べて安く、そして、和食・洋食・中華料理

 

などの色んな料理に使えるし、メインディッシュの働きもする

 

食材なので、家庭の食卓に欠かせない食材になっている。その

 

上、何より嬉しいのは、家庭のタンパク源として、重宝されて

 

いる。ところが、その豚肉に異変が起こっている。

 

 それは、2014年4月16日現在、日本全国1道32県で、

 

豚の間で流行している『豚流行性下痢(PED』 (届出伝染病)

 

で8万頭が死んでいると言われる。この『豚流行性下痢 』は、

 

感染した豚が排せつした糞から豚に感染して広がる。だから、今

 

この広がりが懸念されている。

 

生後間もない豚が感染すると、下痢を起こして脱水状態となり、

 

多くは3~4日で死んでしまう。

 

成長中の若年の豚が感染すると下痢が続き、やせ細ってしまう

 

ので、売り物にならない。

 

成長した豚でも感染すると食欲が減退し、元気を消失して、な

 

おかつ、下痢などが見られるが、1週間程度で回復する。そして、

 

これによって、死ぬことはないが、痩せたままでは商品にならな

 

いと言われる。でも救いは、感染した豚肉が市場に出回ることは

 

ないし、例え、感染した豚肉を食べても、人間には感染しないと

 

言う。

 

しかし、問題にしたいのは、こんな情報を世間一般に知らされ

 

ていないことである。それは、こんな重大な情報を、マスコミは

 

相手にしなかったのか、それとも、どこかから圧力が掛かったか、

 

どちらかであろう。

 

それならば、米国の養豚業者からの強い圧力と関税ばかりが

 

表面化している米国とのTPP(Trans-Pacific

 

Partnership=太平洋連携協定)交渉の焦点になって

 

いる豚肉がある。それも米国側は、日本側に関税ゼロを突き付

 

けている。関税ゼロと言うことは、豚肉が日本の市場に安く出

 

回って、消費者には大歓迎である。しかし、これにも……。

 

                たかし  でした。

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☆ 日本のタンパク源が危ない(Ⅲ)

2014-04-28 06:43:35 | インポート

 

「ぶらり車イス紀行」   その456

 

☆ 日本のタンパク源が危ない(Ⅲ)

 

今年も、すでに熊本で、鳥インフルエンザウイルスが発生し

 

て、11万羽が殺処分されている。でも、鳥インフルエンザウ

 

イルスは、鳥から鳥への感染力は強いが、鳥から人間への感染

 

は、一般の人に感染する危険性は極めて低いと言われています

 

が、稀に鳥から人間へ感染すれば、人間から人間へ感染するウ

 

イルスに変異することもあると言われる。だから、鳥から人間

 

への感染を防ぐためにも、鶏肉を調理する時には70度以上に

 

加熱するとか、鶏肉の生産地を確認するとか、生産地が分から

 

なければ口にしないとか、色々と工夫が必要である。

 

 ちなみに、鳥インフルエンザの心配がないとして、

 

「鶏肉を食べるとしたら、ササミ肉、モモ肉、ムネ肉のどこの

 

部位を食べますか」

 

と問われると、

 

一番多いのは、鶏肉の中では少し値段は高いが、タンパク質

 

を多く含み脂肪分の少ない『ササミ肉』と答える人が多い。

 

二番目は、『ササミ肉』より値段が安く、鉄分が多く含まれ、

 

そして、脂肪分が旨味を出す『モモ肉』が上げられる。しかし、

 

『モモ肉』は脂肪分の旨味もあるが、カロリーも高いという短

 

所も持っている。でも、皮を取れば低カロリーになると言う。

 

そして、一番人気が少ない三番目は、すべての食材の中でも

 

低価格の優等生であり、脂肪分が少なくてタンパク質が多い、

 

その上、肉に厚みがある『ムネ肉』である。しかし、人気がな

 

いのは、安さがネックになって、見栄が邪魔していている上に、

 

本来の良さを知らないと思われる。その本来の良さとは、渡り

 

鳥が遠くへ飛べるのは、ムネで羽ばたいて飛んでいるのでムネ

 

に筋肉がついて、多くのタンパク質が集中していると言われる。

 

だから、マラソン選手など持久力の必要なスポーツ選手などは、

 

鶏肉の『ムネ肉』の部位を好んで摂取していると言われている。

 

こんな安くて手軽に手に入る『ムネ肉』を、鳥インフルエンザ

 

ウイルスから守るため、万全の対応が続けられる。

 

 そして、日本のタンパク源を危惧する食材は、まだまだある。

 

                 たかし  でした。

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☆ 日本のタンパク源が危ない(Ⅱ)

2014-04-25 09:05:00 | インポート

 

「ぶらり車イス紀行」   その455

 

☆ 日本のタンパク源が危ない(Ⅱ)

 

日本人の重要なタンパク源と言われた鯨肉は、鯨カツ、鯨ス

 

テーキ、鯨カレーなどとして食卓を賑やかし、戦後を生き抜い

 

た人間として懐かしい食材である一方、鯨肉が毎日のように食

 

卓に上るので『鯨肉=牛肉・豚肉の代わり=安い』という先入

 

観が生れ、『また、鯨の肉か』と言ったことを覚えている。

 

 ところが、1987年に、南極海での商業捕鯨が中止に追い

 

込まれ、クジラの生態や資源量などの科学的調査を目的とした

 

調査捕鯨だけが辛うじて認められた。それ以後は、家庭の食卓

 

から鯨肉が消え、どうしても食べたいと言うファンは、鯨肉専

 

門店に出向き、数少ない鯨肉に舌鼓を打った。

 

だが、反捕鯨団体シーシェパードによって、調査捕鯨も妨害

 

され、危険な目を負いながらの調査捕鯨であったが、結局は、

 

2014年、国際司法裁判所の裁決で、南極海での調査捕鯨も、

 

ついに中止に追い込まれた。これで、日本人の重要なタンパク

 

源として一世を風靡した鯨肉も、口にすることも手にすること

 

も難しくなった。

 

 そして、日本のタンパク源を危惧する二つ目は、鶏肉である。

 

鶏肉は、例年この時期になると、南の国から渡ってくる野鳥が

 

運んでくる鳥インフルエンザウイルスで悩まされる。渡り鳥は、

 

GW明けまで続くと言われ、GWが過ぎるまで安心できない状

 

態が続く。

 

鳥インフルエンザウイルスは、野生のアヒルやカモの糞を媒

 

介にして持ち込まれ、ニワトリに感染する。ニワトリ、鳥イ

 

ンフルエンザウイルスに感染すると、非常に高い病原性を持つ

 

ものがあり、養鶏業者にとっては、鶏舎に金網の破れがないか、

 

渡り鳥と接触しないかなど、十分に目配り・気配りをしている。

 

それほど、大きな脅威になっている。

 

しかし、こんなに注意をしていても、今年も、すでに鳥イン

 

フルエンザウイルスが発生していて、いくら注意をしても完璧

 

と言うものは無いようである。これ以上に心配なのは、人への

 

感染である。この続きは、次回ブログをお楽しみに……。

 

                   たかし  でした。

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☆ 日本のタンパク源が危ない(Ⅰ)

2014-04-22 08:26:20 | インポート

 

「ぶらり車イス紀行」   その454

 

☆ 日本のタンパク源が危ない(Ⅰ)

 

まず初めに、三大栄養素と問われれば、

 

 ○脳や体を動かす時に、他の栄養素よりも先に主なエネル

 

ギー源となる炭水化物(糖質)

 

炭水化物からできるブドウ糖だけが脳のエネルギー源

 

となる。

 

   ・コメ、麺類、イモ類、砂糖、果物、菓子類に多く含ま

 

れる。

 

 ○体を動かす時に、他の栄養素よりエネルギー量が大きい

 

脂質。

 

体に蓄えていた脂質を分解・燃焼して使う。

 

・脂質を使っても、新たに脂質を貯蔵する。

 

・脂質を貯蔵しすぎないように、時には、分解・燃焼し

 

ないと、肥満のもとになる。

 

   ・油、バター、ラード、肉の脂身などに多く含まれる。

 

体の血や肉を作るタンパク質

 

・他にも、抵抗力をつけたり、傷を治したりする。

 

   ・牛肉、豚肉、鶏肉、魚、大豆、納豆などの大豆商品、

 

卵などに多く含まれる。

 

 以上の三つと答える。そして、これらのすべて食品は、すで

 

に、私たちにとって無くてはならないものになって、毎日の食

 

事によって補っている。

 

ところが、この中の三大栄養素のタンパク質に、今後、危機

 

に発展していくものが現れた。それは、このままの状態が続け

 

ば、私たちの食卓から姿を消していくか、もしくは、高価にな

 

って手が出せなくなる恐れが出てきた。それも、一品だけでは

 

なくて、主なタンパク源の食品が目白押しである。

 

 まず思い当たるには、第二次世界大戦後の食糧難時代、牛肉

 

や豚肉が手に入りにくい時に、安価が好まれ、何時しかどこの

 

家庭でも食卓に上がり、なおかつ、日本人の重要なタンパク源

 

として、大きな役割を果たした鯨肉である。ところが、……。

 

 この続きは、次回ブログをお楽しみに。

 

                   たかし  でした。

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