「ぶらり車イス紀行」 その1007
☆ 天気の精度アップで逆に怖い
何事も精度が上がることは良いことである。でも、知らなかっ
たことで心の中に少々の不安があっても、『まぁ、何んとかなる
さぁ』と淡い期待も手伝って平静を装うこともできた。
なぜなら、天気図を見せられて、天気予報士の解説を聞いてい
ても、天気予報士によって少しずつ違うので、『まぁ、何んとか
なるさぁ』という大船に乗った気持になる。
しかし、雨雲の進路図を見せられて、進んできた道筋を説明さ
れても、過去のことなので、今更どうすることもできないので、
納得するしかない。とは言っても、天気予報士は、進路などから
これから進んでゆく進路予想も余儀なくされる。ところが、この
段階で、天気予報士の当たった確率(信頼度)や好き嫌いなどに
よって、自分なりの判断を下していた。
ところが、最新の天気予報は、新しいお天気衛星のお陰もあっ
て、格段に精度アップしている。それは、進んできた道筋に留ま
らず、これから進んでゆく道筋や被害なども的確に予想している。
そして、これを立証するかのように、6月28日から避難指示
が出るくらいの激しい雨が降り続いている九州南部に、各テレビ
局のスタッフや撮影機材が集結し、フォローしている。それに、
直接、影響のない地域のテレビ各局でも、朝から夜まで現地の状
況を流している。
しかし、以前は、知ることのなかった進路予想図の中に、自分
の地元が含まれていたとなれば、逆に怖い話である。だから、こ
れだけコンピューターが発達してくれば、天気予報士が、テレビ
を観ている視聴者に、如何に、分かりやすく・正確に伝えるかが
勝負になってくるだろう。
結論として、昔は、天気予報はあくまで予報であって、当たら
なくても当たり前であった。ところが、これだけ予報が当たれば、
すなわち、精度が上がれば、逆に怖くなってくる。
たかし でした。
☆ 天気の精度アップで逆に怖い
何事も精度が上がることは良いことである。でも、知らなかっ
たことで心の中に少々の不安があっても、『まぁ、何んとかなる
さぁ』と淡い期待も手伝って平静を装うこともできた。
なぜなら、天気図を見せられて、天気予報士の解説を聞いてい
ても、天気予報士によって少しずつ違うので、『まぁ、何んとか
なるさぁ』という大船に乗った気持になる。
しかし、雨雲の進路図を見せられて、進んできた道筋を説明さ
れても、過去のことなので、今更どうすることもできないので、
納得するしかない。とは言っても、天気予報士は、進路などから
これから進んでゆく進路予想も余儀なくされる。ところが、この
段階で、天気予報士の当たった確率(信頼度)や好き嫌いなどに
よって、自分なりの判断を下していた。
ところが、最新の天気予報は、新しいお天気衛星のお陰もあっ
て、格段に精度アップしている。それは、進んできた道筋に留ま
らず、これから進んでゆく道筋や被害なども的確に予想している。
そして、これを立証するかのように、6月28日から避難指示
が出るくらいの激しい雨が降り続いている九州南部に、各テレビ
局のスタッフや撮影機材が集結し、フォローしている。それに、
直接、影響のない地域のテレビ各局でも、朝から夜まで現地の状
況を流している。
しかし、以前は、知ることのなかった進路予想図の中に、自分
の地元が含まれていたとなれば、逆に怖い話である。だから、こ
れだけコンピューターが発達してくれば、天気予報士が、テレビ
を観ている視聴者に、如何に、分かりやすく・正確に伝えるかが
勝負になってくるだろう。
結論として、昔は、天気予報はあくまで予報であって、当たら
なくても当たり前であった。ところが、これだけ予報が当たれば、
すなわち、精度が上がれば、逆に怖くなってくる。
たかし でした。