マイペースで行こう

東村山市内のキリスト教会の牧師のブログです。更新も内容もマイペースですが、18年目に入りました。

いっしょに喜び祝う

2011-01-25 12:32:33 | 教会の風景
昨日は丸一日フリーのため、昼過ぎまで家でのんびり。
昼食はミートボール入りトマトソースのパスタ。



その後、数時間、教会での雑用を済ませて帰宅。
ゆったりとした一日でした。

さて、月報に掲載した、礼拝説教のあらすじをアップしておきます。
旧約聖書のレビ記のいけにえの規定から学びました。
神の救いを共に喜び祝うということです。

 3つ目のいけにえの規定、「和解のいけにえ」について。レビ記では、3章と7:11-34と22:18-30で言及される。
 そのような「和解のいけにえ」の様式には、「全焼のいけにえ」との共通点がある。ささげものをする人が犠牲となる動物の頭の上に手を置くという手順(3:2,8,13)。神との和解は、身代わり、つまり贖いの死によって達成される。また、ささげものをする本人と祭司の共同作業でささげられるのも共通点であり、神への礼拝のあり方を考えさせられる。

 次に相違点。血と汚物以外の全部を焼いてしまう「全焼のいけにえ」に対して、この「和解のいけにえ」は部位ごとに扱いが指定される。まず、動物の脂肪は神にささげる部分として焼き尽くされる(3:3-5,9-11,14-16)。「脂肪は全部、主のものである。」(3:16) 脂肪を焼いた煙を「主へのなだめのかおり」(3:5)と読んでいる。そして、「あなたがたは、あなたがたの和解のいけにえのうちから右のももを、奉納物として祭司に与えなければならない。」(7:32)とされており、幕屋で奉仕している祭司の「分け前」(7:34)となる。その他の部分は、いけにえをささげた者が食べるようにと定められている(7:15-21)。申命記を読むと、その情景がさらに具体的にイメージできる(申命記12:6,7,12)。それは、自分の家族や奴隷、地元のレビ人といっしょに食事をとり、共に神の御前で喜び祝うというものである。

  『真の平和の実現』は贖いの死によるものであり、神との和解と平和を共に喜び祝う神の民、神の共同体のあり方をここに見る。それは、新しい契約における聖餐でますます明らかになり、今日の私たちも受け継いでいる。主にある兄弟姉妹と共に聖餐に参与できる幸いを心に留めたい。そして、贖い主であるイエスの御名を共に崇め、神を賛美しよう。

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オールスター

2011-01-22 19:13:29 | ちょっと息抜き
一日のスケジュールを終えて、ちょっと一息。
明日は、大阪でbjリーグのオールスターが開催されます。

くわしくは・・・オールスター専用サイトをご覧ください。
そして、みどころも紹介されています。
Oさんも3Pコンテストに出場なので、陰ながら応援しています。



浜松・東三河フェニックス、今シーズン前半戦の快進撃はお見事です。
コンディションを保つのは素人の想像以上に大変なことでしょうが、後半戦も前半の勢いで連勝を!

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三角形

2011-01-18 22:50:21 | 最近の読書
今日は、免許更新のため府中試験場に行って来ました。
心配していた視力もクリアできて、ホッとしました。
ここ数年、以前と比べると視力が落ちてます。

事務上の手続きを終えて、講習まで随分待ち時間がありました。
ちょうど、昨日お茶の水のCLCで買った本を持ってたので、読書の時間に。
「牧会者の神学」です。
以前、牧会学の講義で紹介された本で、最近友人の牧師と話題にもなりました。
その序文で、牧会上の重要な3つの働きを三角形の角に見立てるイメージが紹介されています。
その3つの角は、祈りと聖書と霊的導きということです。
3つの線は、説教、教育、事務的働きとのこと。
3本の線が三角形として成り立つためには、相互に適切な角度が必要です。
・・・というようなところが導入です。
これから味わいながら、ゆっくり読んでいきます。

夕方は、ベストライフを訪問。
M先生にお届けものをして、しばらくお話をしました。
最後に二人で心を合わせて祈りをささげ、退出。
施設長さんからのお話も伺って、施設を後にしました。
最近、老いと牧会について考える機会が多いです。

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凍ってる

2011-01-17 21:22:06 | 教会の風景
昨日の朝、いつも通り教会に来るみなさんを迎える準備。
掃除道具を取りに建物の裏手に行くと・・・
水道がご覧のとおり。

凍ってました。
これから本格的な寒さを迎えます。
みなさんもお身体に気をつけてくださいね。

さて、そんな寒い時期でもあるので、ユースの夕食は温まるものを。
ラーメンセットにしました。
ホットプレートを使って焼きたての餃子。
おいしく頂きました。

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計画

2011-01-14 22:04:58 | 教会の風景
新年度にむけての準備の時期を迎えています。
今年も実り豊かな一年となることを願いつつ、様々な計画を立てて取り組んでいくことになります。

ちなみに、旧約聖書の箴言の中には、人の「計画」についての知恵や教えが見られます。
「密議をこらさなければ、計画は破れ、多くの助言者によって、成功する。」(15:22)
「悪人の計画は主に忌みきらわれる。」(15:26)
「人は心に計画を持つ。主はその舌に答えを下さる。」(16:1)
「あなたのしようとすることを主にゆだねよ。そうすれば、あなたの計画はゆるがない。」(16:3)
「人の心には多くの計画がある。しかし主のはかりごとだけが成る。」(19:21)
「相談して計画を整え、すぐれた指揮のもとに戦いを交えよ。」(20:18)
「勤勉な人の計画は利益をもたらし、すべてあわてる者は欠損を招くだけだ。」(21:5)・・・など。

人の計画と営み、神の御業は不思議な関係です。
私たちは自らの限界を覚えて、主の御前に「みこころが成りますように」と謙虚に祈ります。
それと同時に、私たちは丁寧な協議と計画の実行を心がけます。

ちょうど、今日のキリスト教教育学のクラスで教えて頂いたことの一つともつながります。
経過した一年を振り返ることで、教会の現在の必要を知ることができるということです。
ただしその場合、視点が本来の聖書的なものであることに注意が必要です。
単にマーケティング的な視点で人々のニーズを扱うのなら、結果的に教会が変質してしまうでしょう。



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