マイペースで行こう

東村山市内のキリスト教会の牧師のブログです。更新も内容もマイペースですが、18年目に入りました。

彼はためらっていた・・・

2007-03-12 22:40:05 | 教会の風景
3月11日の礼拝説教の一部

礼拝説教の箇所: 創世記19:1-29


■ ロトの救出とソドムの町への裁き


ソドムの町の道徳的退廃の様子が伝わる。
公然と同性愛が認められているほど。
すっかり影響を受けているロトも、その道徳的感覚は???


御使いがロトに告知。
「さぁ、立って、妻と娘を連れて行きなさい。さもないと、あなたはこの町の咎のために滅ぼし尽くされてしまう。」


しかし!!!
ロトは、自分の財産や社会的地位を捨てるのを惜しむ。
「しかし、彼はためらっていた。」


ロトを訪ねた御使いは、彼と彼の家族の手の取り、町の外へ連れ出す。
「主の彼に対するあわれみによる。」
「いのちがけで逃げなさい。うしろを振り返ってはいけない。山へ逃げなさい。」


■ 聖書の示す神の裁きと救い

聖書は、悪と罪に対する神の裁きがあることを警告している。
それがいつ起こるのかは分からないが、確実に来ると約束している。
聖なる神様の裁きが訪れる時、自らの力で逃げることは誰にもできない。
罪ある人として、自らの善良さで裁きを免れる人はひとりもいない。


しかし、神様は私たちが滅びることを望んではおられない。
罪を悔いて、神様に帰ることを待っておられる。
それどころか、何とかして救い出そうと苦心しておられる。
上記の創世記の箇所は、そんな神様の姿を描写している。


神様は同じ想いで私たちの救いを願っている。
今、救いは私たちに差し出されている。
罪と欲望を満たすことから得られるはかない満足を捨てて、ためらわず、その救いを受け取ろう!



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