マイペースで行こう

東村山市内のキリスト教会の牧師のブログです。更新も内容もマイペースですが、18年目に入りました。

主の導きって?

2007-05-28 10:31:52 | 教会の風景
昨日の礼拝説教のダイジェスト

■聖書箇所 創世記24章

イサクの花嫁探しの記録。
アブラハムは、自分の最年長の僕に花嫁探しを託す。
その僕の行動とその背後にある神様の導き。

「結婚における主の導き」

□原則
①信仰・霊性・人間性のウエイト。
 「カナン人の中から私の息子の妻をめとってはならない。
  私の生まれ故郷に行き、妻を迎えなさい。」(3,4節)
 
 カナンの地域の道徳性・品性にアブラハムは不安を感じていたのだろう。
 ロトの家族の一件(ソドムとゴモラの町)が思い出される。

 家庭を築くということには、夫婦双方の人格の成熟が期待される。
 信仰が違えば、価値観が違う。
 そこには非常に大きなリスクが伴う。
 信仰さえ表明していればそれでいいのか?というと、それもまた不十分。
 健全な信仰とともに、その結果としての人格的成熟が、大切な要素。


②神様の約束への信頼。
 「私を生まれ故郷から連れ出し、『子孫にこの地を与える』と誓われた主。」(7節)
 神様の約束へのこだわり。
 優先順位を大切にしているか?
 
 「もし、その女がついて来ないならば・・・」(8節)
 一方で、プロセスには柔軟性を持っていた。
 今回の嫁探しの旅で仮にうまくいかなかったとしても・・・というゆとり。
 根底には、それでも神様は何らかのプロセスで事をなされるという確信。


□プロセス
①祈り 「主よ。今日、私のためにどうか取り計らってください。」(12節)
②兆候 「彼がまだ言い終わらないうちに・・・」(15節)
③行動 「彼女に会いに走って行き・・・」(17節)
④確認 「主が自分の旅を成功させてくださったかどうか知ろうと黙って彼女を見つめていた。」(21節)
⑤礼拝 「ひざまずき、主を礼拝して・・・『主は途中つつがなく導かれた。』」(27節)
⑥証し 「主は私を正しい道に導いてくださったのです。」(48節)
⑦周囲の同意・祝福「このことは主から出たことですから・・・」(50節)
             「彼らは・・・リベカを送り出した。彼らはリベカを祝福して・・・」(59,60節)


ここでは結婚に関することとして取り上げているが、大切な決断、進学や就職、教会の運営などにも原則やプロセスは適用されうる。
主の導きを確かめながら、祝福の内を歩んでいきたい。
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